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声も老ける! 「声帯を柔らかくするストレッチ」をボイストレーナーが伝授

声も老ける! 「声帯を柔らかくするストレッチ」をボイストレーナーが伝授

J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTÉE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。4月13日(土)のオンエアでは、音楽プロデューサーでボイストレーナーのミニー・Pさんにお話を伺いました。


■声も老ける! 声帯を柔らかくするストレッチ

ミニー・Pさんのボイストレーニングは、歌手や声優のほか、アナウンサー、俳優なども通っています。最近は、「アンチエイジングボイトレ」の指導も始めたそう。声の加齢が気になる人、声が出なくなってきた人、人前で喋る機会が多い人に、効率よく喉を閉めずに発声する方法を指導しています。

ミニー・P:30分から40分のレッスンを行うと、アゴの周りが引き締まったり、顔が上がったり、シワが減ります。発声時は肺が大きく動くため全身運動なんです。全身を楽器にするような作業です。
マリエ:なるほど。
ミニー・P:内臓が活性化して肺が丈夫になると、内臓がアンチエイジングされます。結果的に外見もアンチエイジングされます。加齢するのは喉だけではなく全体なので、少しでも活性化することで、加齢のスピードを遅くしていくことが可能なんです。
マリエ:声も老けるんですか?
ミニー・P:老けます。女性は声が低くなり、男性は高くなります。

実際にキーボードを使いながらレッスンを行いました。まずは声帯を柔らかくするための声帯のストレッチから。

ミニー・P:声を出しながら体を動かしていきます。歯と歯の間に3本ほど指が入るように、口をタテに大きくあけます。その状態で「アー、エー、イー、オー、ウー」と言ってください。次に、声を前に出すために、手を前に出して肩甲骨までグルグル回しながら発声します。
マリエ:これはすごい! 一回やっただけで、汗をかいてきました。
ミニー・P:正しい姿勢でやっていくと、声がどんどん出てきます。大きな声を出していると、自信があるように見えます。そうすると信頼を置いてもらえます。

ミニー・Pさんは、もともと作曲などの仕事をしていました。自身がディレクションをしたアーティストがどんどん歌が上手くなって売れていったことで声の重要性に気づき、“売れる声”を作ることができるのではないかと思い、ボイストレーナーを始めたそうです。


■「自分の声って、他人にはこう聞こえてるの!?」ギャップを埋めるには

声は、自分と他人とで違って聞こえます。マリエも驚いたことがあるとか。

マリエ:ラジオの収録をすると「こんな声だったっけ?」って思うんです。そこを同じ声にすることはできますか?
ミニー・P:一緒の感覚にすることはできます。自分の声を録音して聞き慣れてくると、どう修正していけばいいのかわかってきます。耳は内耳や骨伝導など、いいスピーカーを二つほど入れたような状態で聞いているんです。でも、人の声とか自分の録音した声は、外の耳からだけなので軽く聞こえてしまいます。

最後に、”明日を美しくするために心がけていること”を伺いました。

ミニー・P:感謝して今を生きる。そして、怒らず、恐れず、悲しまず、人に親切にする、ということを心がけています。人生って色々ありますし、辛いことも後で考えると笑えたり、たいしたことはなかったりします。これらを心がけると、いつもニュートラルでいろんなことに左右されなくなります。

ミニー・Pさんの著書『声を磨けば、人生が変わる』が発売中です。ぜひチェックしてみてください。

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