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1分で相手を「その気にさせる」伝え方を、コミュニケーションのプロが伝授

画像素材:PIXTA

1分で相手を「その気にさせる」伝え方を、コミュニケーションのプロが伝授

仕事において、こちらの要望をうまく伝え、相手に行動を起こしてもらいたいシーンはよくあります。1分で相手をその気にさせる伝え方を、Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一さんが解説しました。伊藤さんは、ベストセラーとなった『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』の著者でもあります。

【4月11日(木)J-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU SOUND CLINIC」】


■その気になってもらうには「ワクワクさせる」工夫を

正しいことを言うだけでは、人は動きません。「それ、いいな」と、その気になってもらうことが大事です。

伊藤:例えば僕が、感情を込めずに「1分でその気になってもらいましょう」と言っても、聞く気になれませんよね。熱く語って、ワクワクしてもらうことが大事です。そのためには、例え話を入れるなどして、聞いている人にイメージを持ってもらう必要があります。例えば、牛丼のキャッチフレーズで「うまい、やすい、はやい」というのがありますが、これだけだとイメージは湧きませんが、「牛丼を注文してから提供されるまで10秒ほどです」と言うと、どれくらい早いかイメージが湧きます。

イメージを持ってもらうために重要な方法が3つあります。

伊藤:1つ目は、話す前に相手に絵や写真や動画を見せてイメージしやすくしておくこと。2つ目は先ほどの、例え話を入れること。3つ目は、話の途中で「想像してください」と言ってしまうこと。「想像してください。お腹が空いているときにドアが開いて漂ってくる牛丼の香り!」みたいな感じです。そうすると、聞いている人が勝手に想像してくれます。これは正解があるわけではなくて、相手のイメージが湧くように、皆さんなりの想いを込めてイメージを伝えるといいです。

サッシャは、「ラジオでもSNSの画像などを通じてイメージを伝えやすくなった」としつつも「みんながSNSを見ているわけではないので、言葉で伝えて想像してもらう必要がある」と改めて語りました。


■掃除に集中できる曲

コーナーの後半は、リスナーの悩みに音楽を処方。今回は、掃除が苦手だというリスナーから届いた「掃除に集中できて楽しくなる曲を紹介して」という要望に応えました。サッシャが選んだのはCapital Citiesの『Safe And Sound』

サッシャ:サウンドが広がってて、ウキウキする感じ。どんどんテンションやテンポがあがって掃除も捗りそうです。途中から入ってくるラッパの音が気持ちいいです。

ぜひ、参考にしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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