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最速!? 「新年号・令和をイメージした楽曲」を、ピアニスト・桑原あいが即興で演奏

最速!? 「新年号・令和をイメージした楽曲」を、ピアニスト・桑原あいが即興で演奏

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』。この番組は、サッシャがナビゲーターをつとめています。番組も3年目に突入し、4月1日(月)のオンエアから新アシスタントとして増井なぎさが加わりました。


■新元号で即興

番組コーナー「MUSIC+1」では、『STEP ONE』のオープニングテーマ曲も手がけている、ピアニストの桑原あいさんが登場。この日、新元号が「令和」に決まったことを受けて、新元号発表から得たインスピレーションで、即興スタジオライブを披露しました。新元号の発表が11時41分、生演奏が11時45分49秒で、発表からわずか4分49秒での即興演奏となりました。

【radikoで聴く】新元号をテーマに即興演奏

サッシャ:新元号、どうでしたか?
桑原:カッコいいなと思いました。日本の剣みたいなものを字から感じて。オリンピックもありますし、いい意味で闘っていく人々のことも字から感じることができて、そこからひとつになるイメージで演奏しました。


■10代からのヒーローふたりとのトリオ演奏

桑原さんは、ブルーノート東京でのライブ演奏を収めた『Live at Blue Note Tokyo: Ai Kuwabara with Steve Gadd and Will Lee』をリリースしました。

桑原:スティーヴ・ガッドとウィル・リーとのライブは2回目だったので、せっかくなのでと言われ録音しました。1回目のときの演奏は覚えてないんですよね。緊張しすぎて舞い上がっている部分もあって。音楽は2回目のほうが冷静に全体を俯瞰してみる力も出てきて、だからこそパッケージ化できたのもあります。
サッシャ:普段のCDやアルバムのレコーディングで一発勝負のものもありますか?
桑原:ありますね。だいたい3テイクほど録りますが、基本的にテイク1で決まります。ジャズなのでアドリブとか、最初は衝動やフレッシュさがあってすごくいいんですよね。2回目は「反省を活かしてやろう」となって、ちょっと探り探りの演奏になって、3回目は「もうちょっとはっちゃけてみよう」となるんですが、次は頑張りすぎるんですよ。だから、テイク1が多いかな。

桑原さんにとってスティーヴとウィルは、小学4年のときからの“大ヒーロー”です。番組では、「彼らの曲をいっぱい聴いてきたなかで、彼らと一緒に演奏するための曲を書こうと思い書いた曲」という『SAW』をオンエア。曲名は3人の頭文字からとったことも明かしました。


■春をテーマにビートルズを即興で

さらに今回はスペシャル企画として、桑原さんが春をテーマに、ビートルズの『Here Comes The Sun』をジャズバージョンで演奏。「春ははじまりというのもありますけど、別れの季節でもあるし、色々な思いがこもっています。ただ明るいだけじゃない季節だと思っていて。ビートルズの曲は和音の響きが独特の切なさもあります」と選んだ理由を明かしました。ちなみに、この曲を演奏するのは初めてだったそう!

桑原さんは新宿ピットインで、5月24日(金)、25日(土)、26日(日)にライブが決定しています。普段共演したことのないプレイヤーとの演奏を観ることができるそうなので、ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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