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人気のサバ缶も! 被災地への支援にもなる、岩手・宮城・福島のアンテナショップのおすすめ商品

人気のサバ缶も! 被災地への支援にもなる、岩手・宮城・福島のアンテナショップのおすすめ商品

J-WAVEでオンエア中の『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。3月8日(金)のオンエアでは、カビラが都内にある岩手県、宮城県、福島県のアンテナショップを取材した様子をお届けしました。


■復活した商品を見ると感無量

『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』

まず、池袋にあるアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」を訪れたカビラ。店のスタッフ・中野尚史さんに、ここ1年の近況を訊くと、「新しい商品や復活した商品が少しずつ入っている」と答えます。

中野:若い方が積極的に商品のアイデアを出し、伝統の商品も合わせて、新しい商品を作るような動きが少しずつ出ているので、期待しています。
カビラ:いま、どの地域が活性化しているのでしょうか。
中野:石巻や女川、気仙沼など、海沿いのほうで新しい試みがあるように感じます。

2階には仙台名物の牛タンが楽しめる飲食コーナーや、観光情報コーナーがあります。さらに、中野さんが宮城の桜の名所である「白石川堤一目千本桜」(宮城県宮城県)を紹介してくれました。ここは、日本さくらの会「さくら名所100選の地」に認定された場所です。

カビラは、「震災から8年。中野さんはこの期間で、どのような変化を感じていますか」と問います。

中野:震災当初は店に商品が全く入ってこなかったり、なくなったりしたので、宮城はもちろん、ここもどうなるかと思っていました。そこから少しずつ商品が増えていき、いま商品的には震災前くらいまで戻っていますね。復活した商品もあるので、それらを見ると感無量です。
カビラ:みなさんにどんなメッセージを送りたいですか。
中野:被災地では苦しむ方もいれば、もっと頑張りたいという方もいるので、現地でその思いを感じていただけたらと思います。
カビラ:現地まで足をのばせない人は「宮城ふるさとプラザ」に来てほしいですね。
中野:宮城のおいしいものや珍しいものがありますので、ぜひいらしてください。

続いて、1階に移動したカビラは、特産品販売コーナーで牛タンのラー油漬けやカキの燻製、ホヤのアヒージョ、宮城のソウルフードである油麩など、宮城のおいしい商品に興味津々の様子でした。

『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』


■支援のために商品を大量買いするお客さんも

『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』

次に、東銀座にあるアンテナショップ「いわて銀河プラザ」に向かいました。昨年リニューアルオープンした同店のスタッフ・清水吉彦さんに話を伺いました。

カビラ:お客さんは何を目当てにこちらに来られますか。
清水:若い方はお菓子を買われる方が多いですね。また、年配の方になると昆布を細く刻み乾燥させた「すき昆布」を手に取られます。油揚げやニンジンなどと合わせて煮込んで食べたりします。

「いわて銀河プラザ」は、震災から8年の期間でどのような変化があったのでしょうか。

清水:震災直後、私はこの店にいませんでしたが、話を聞く限りでは、この店を支援したいということで、棚が空っぽになるくらい商品を買ってくださる方が多くいたそうです。今も3月11日には店内で黙祷をするのですが、そのときはお客さんも立ち止まって黙祷をしてくれるので、その気持ちがすごくありがたいと感じています。
カビラ:これから岩手をどう伝えていきたいですか。
清水:岩手県は、すごく地味な県とよく言われますが、持っているものや作っている商品は、他県に負けないと思っていますので、ぜひ1度食べていただければ、そのよさがわかると思います。また、工芸品なども多く取りそろえているので、そちらも見ていただけたらと思います。

その後、おすすめ商品を伺うと、清水さんは岩手名物の「南部せんべい」を紹介。バターを挟んだり、ハチミツをつけたりして食べる、意外な楽しみ方も教えてくれました。他にも、人気のあまり品薄のサバ缶『Ça va(サヴァ)』、リンゴのジュレなど、バラエティに富んだ商品をおすすめしました。


■震災の記憶が風化しないように…

『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』

最後は、「日本橋ふくしま館-MIDETTE(ミデッテ)」を訪れました。まずは、副館長の小林 誠さんに、この店の1年を振り返ってもらいました。

小林:開館から4年を迎え、現在は1日に約1000名のお客さまにご来館いただいています。
カビラ:みなさんのお目当てはなんですか。
小林:平日は会社員を中心に、飲食コーナーを利用していただいたり、お土産を買っていただいたりしています。また、このエリアは百貨店もありますので、そちらの帰りに立ち寄っていただき、野菜など、旬なものを買っていただく人も多いです。土日は家族連れの方も多くご来館いただいています。

店内を見渡し、お酒コーナーの品ぞろえに驚くカビラ。ここでは福島のお酒を300〜400種類も取りそろえ、定番のお酒から、季節に合わせた新作のお酒まで用意しているそうです。

震災からの8年を振り返り、小林さんはこう話します。

小林:このアンテナショップで働くなか、これまで多くの方から「頑張ってください」など、声をかけていただきました。震災から8年を迎えるので、少しずつその印象が薄れていくかとは思いますが、風化しないように、いまの福島を、ここを拠点に発信していければと思います。また、この店に足を運んでくださるお客さまに、福島の魅力をアピールしながら、最終的にはお客さまに福島を訪れていただけたら、いちばんうれしいです。

『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』

続いて、おすすめ商品として、小林さんはいわき名物の漬物『長久保のしそ巻』を紹介してくれました。千切りした大根をしそで巻いた漬物で、お酒にもご飯にも合うとのこと。他にも、きざみ生姜を特製醤油に漬け込んだ人気の商品『うまくて生姜ねぇ!!』や、福島県出身でサッカー日本代表専属シェフ・西芳 照さん考案のドレッシングなども人気だと教えてくれました。数多くの魅力的な商品に囲まれ、大満足のカビラでした。

アンテナショップを訪れ、購入することが被災地への支援にもつながります。ぜひ足を運んでみてください!

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【番組情報】
番組名:『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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