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「住みたい田舎ランキング」鳥取市が1位に! 観光名所やグルメなど魅力を紹介

「住みたい田舎ランキング」鳥取市が1位に! 観光名所やグルメなど魅力を紹介

鳥取と言えば、まず「砂丘」を思い浮かべる人が多いでしょう。でも、魅力はそれだけではありません。実は今、「住みたい田舎」としても大注目! 『田舎暮らしの本』(宝島社/2019年2月号)で発表された「2019年版 第7回 住みたい田舎ベストランキング」では、鳥取市が「総合部門」「若者世代が住みたい田舎部門」「自然の恵み部門」で第1位を獲得しました。

観光地としても、名所、食文化、民芸品など、楽しめるポイントがたっぷりあります。J-WAVEの番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、寺岡歩美)では2019年2月28日(木)、「MAGICAL MYSTERY TOUR in TOTTORI」と題した公開収録イベントを開催。月刊『旅の手帖』編集長・五十嵐匡一さんと、鳥取出身のシンガー・杏沙子さんをゲストに招いて、その魅力を紹介しました。

イベントは、JR新橋駅銀座口から徒歩1分のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で、25組50名のJ-WAVEリスナーを招いて行われました。


【カニ、和牛、牛乳…鳥取で食べたいご当地グルメ】

旅雑誌の編集者として全国を旅する五十嵐さんによると、鳥取の代表的な食べ物は「松葉ガニ」。鳥取はカニの水揚げ量日本一を誇り、2月末まで「蟹取県ウェルカニキャンペーン」を行いました。そのほかにも、おいしいご当地グルメがたくさんあると、五十嵐さんと杏沙子さんは熱弁。

五十嵐:和牛もすばらしいんです。昔から鳥取和牛や東伯和牛が有名ですが、最近では「鳥取和牛オレイン55」が話題ですね。
杏沙子:そういうお肉を使った専門店もありますね。
五十嵐:「鳥取和牛オレイン55」には、オレイン酸(生活習慣病の予防効果が期待されている脂肪酸の一種)が多く含まれていて、健康にもいいんですよ。

郷土色を強く感じられるおすすめのグルメは、「あごちくわ」だそうです。

五十嵐:鳥取では、トビウオを「あご」と呼びます。日本海の魚がたくさん獲れるので、練り物文化が発達しているのではないかと。ほかにも、「長いもかまぼこ」という、かまぼこの中に長いもが入っているものがあります。ちくわの真ん中に長いもが入っているイメージです。 杏沙子:練り物はけっこう有名ですね。「とうふちくわ」も有名です。

鳥取県民にとって欠かせない飲み物は、「白バラ牛乳」です。杏沙子さんは小学校の給食で6年間飲んでいて、余ったときはクラスで取り合いになるほどの人気だったとか。とっとり・おかやま新橋館では、この「白バラ牛乳」を購入して飲むことができます。アンテナショップをよく訪れるサッシャも、「味が濃くて本当においしい!」とオススメしました。

鳥取で食べたいご当地グルメ
【「星取県」の異名も!? 自然豊かな名所がたくさん】

鳥取の、場所としての魅力も伺いました。杏沙子さんは「食べ物がおいしいのはもちろん、お水や空気もおいしい」と話します。

杏沙子:そこまで高い建物がないので、空がすごく広いです。海も山も近くアクセスがいいので、いろんなところで遊べます。子どもの頃は、ラジコンを走らせたりして、ずっと外で遊んでいましたね。
サッシャ:山と海でも遊んでいましたか?
杏沙子:海水浴もしましたし、川でキャンプしたり。あとは、きのこに詳しい方と一緒に山へ行って、きのこを採って食べていましたね。その日採ったきのこを、いろんな方法で食べたり……今考えると、すごい贅沢な日々を過ごしていたなと思います。
五十嵐:鳥取は、夜の星空が本当にきれいなんです。「星取県」と名前をつけたほど、星空がきれいにみえます。僕が初めて流れ星を観たのは鳥取でした。また、県として星空保全条例を作っています。

星取県
豊かな自然にあふれる鳥取には、観光名所も多く存在します。なかでも、海は「フォトジェニック」と形容するほどの美しさだそう。

サッシャ:鳥取砂丘には行きたいですよね。あと、水木しげるさんの出身地ということで、「水木しげるロード」も有名ですよね。
寺岡:『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターがたくさんいますね。
サッシャ:代表的な名所と言えば、ほかに何があるのでしょうか?
五十嵐:三朝温泉をはじめとした、温泉が各地にあります。温泉成分はもちろん、温泉街もしっかりとしていて、雰囲気も素敵です。皆生温泉のような賑やかなところもあれば、三朝温泉のようにしっとりとしたところもあります。
サッシャ:温泉好きとしては回りたいですね。
五十嵐:あとは、やはり海の景色がすばらしいです。美しい地形を保存するための場所「山陰海岸ジオパーク」があるのですが、そこに浦富海岸があって、水が本当にきれいなんです。
杏沙子:フォトジェニックです!
五十嵐:下の石が透き通って見えるほどきれいですね。
杏沙子:海も地形もきれいで迫力があります。

浦富海岸
季節によって変化する海の表情。夏には「青い海と青い空がずっと広がっている」と五十嵐さん。満天の星空とあわせて訪れたい観光スポットです。


【鳥取は伝統工芸も盛ん!思わずみとれる、美しい器も】

とっとり・おかやま新橋館2階の「ビストロカフェ ももてなし家」では、ご当地グルメを味わうことができます。料理を載せる器は、鳥取の窯元の焼き物です。伝統工芸も盛んな鳥取には、今も多くの窯元があり、美しい民芸品の数々を生み出しています。鳥取で民芸が盛んになったのには、ある人物の存在がありました。

五十嵐:吉田璋也さんという方がいらっしゃって、鳥取市内のお医者さんでした。この人がいたから、鳥取は民芸の場所になりました。
サッシャ:どういうことですか?
五十嵐:柳宗悦さんという民芸の祖と呼ばれるような方がいまして、吉田さんはその方に共感し、鳥取で民芸のプロデューサーのようなことをやっていました。窯元で指導をして、見事な焼き物を作っていったことが、鳥取の窯元のすごさです。再発見した民芸品もあれば、新しく作り上げたものもあります。

会場には、鳥取の代表的な窯元のお皿とカップ&ソーサーを用意。お皿は山根窯と中井窯、カップ&ソーサーは中井窯、牛ノ戸焼という窯元のものです。色合いが美しく、現代的にアレンジされた、飽きの来ないデザインに、来場者は目を奪われていました。

鳥取は伝統工芸も盛ん!

鳥取の代表的な窯元のお皿とカップ&ソーサー

鳥取の代表的な窯元のお皿とカップ&ソーサー
そのほか、イベントでは「鳥取県あるある」や「ご当地トリビア」を紹介。東西で方言が違う、「ばんなりまして=こんばんは」「あっとろし=驚いた」といった変わったフレーズがある、鳥取のお雑煮はぜんざい、冬のお味噌汁にはカニが入っている、といったトリビアに驚きの声が挙がりました。

最後は、鳥取出身の杏沙子さんのアコースティックライブが行われ、1stフルアルバム『フェルマータ』に収録されている『とっとりのうた』を披露。故郷を思いながら歌う杏沙子さんの優しい音色が場内に響き渡りました。

杏沙子さんのアコースティックライブ
今回イベントがおこなわれた、とっとり・おかやま新橋館では、観光や移住に関する情報もチェックできます。おいしいグルメはもちろん、自然豊かな鳥取を、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

鳥取の手仕事を、旬の食材とともに楽しむイベント「CO-TORI(コトリ)」が、2019年3月9日から(土)~17日(日)の9日間にわたって開催中です。期間中、公開収録イベントでも紹介した「白バラ牛乳」を限定販売。また、中目黒のカフェレストラン5店舗で、鳥取県産の食材を使用した限定メニューを展開するほか、「白バラ牛乳」とのコラボメニューを販売します。こちらもチェックしてみてください。
公式HP:http://co-tori.jp/

【イベントの模様をradikoでチェック】 J-WAVEの番組『STEP ONE』では、今回のイベントの模様を2019年3月4日(月)~7日(木)の4日間にわけてオンエアしました。radikoでもチェックしてみてください

■特集初日をradikoで聴く:鳥取の県民性&ご当地グルメ
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190304105207
■特集2日目をradikoで聴く:地元自慢&民芸品
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190305105331
■特集3日目をradikoで聴く:ここには行っておきたい! 鳥取名所
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190306105552
■特集4日目をradikoで聴く:鳥取県のご当地トリビア
http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20190307105308

この日のお土産の中身↓

お土産の中身

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