「香りのプロ」は、嗅覚をどう鍛えるのか?

2019年02月06日

J-WAVEで放送中の番組『RINREI CLASSY LIVING』(ナビゲーター:村治佳織)。2月2日(土)のオンエアでは、株式会社アロナチュラ代表でスペースアロマスタイリストの山内みよさんが登場。その仕事内容や嗅覚のトレーニング方法などを訊きました。


■スペースアロマスタイリストってどんな仕事?

山内さんはイベントでの香りの演出をはじめ、化粧品やアロマプロダクトのプロデュースなどを手がけ、香りによる豊かな時間と空間をスタイリングしている香りのスペシャリストです。

スペースアロマスタイリストとは、香りを空間で楽しんでもらうことを中心におこなう仕事で、山内さんが作った肩書きです。

山内:アロマのエッセンシャルオイルである天然の抽出オイルはそれぞれの特性があり、それをアロマセラピーのメソッドに基づいて、さらに奥深い香水のようなブレンドにしています。そういったオイルを企業の空間やプロダクトに落とし込んで、コーポレートアロマとしてお客さまを迎えたり、PRのひとつとして活用してもらったりしています。

たとえば、病院では患者が待合室でリラックスできるような香りを、弁護士事務所では依頼者が弁護士との会話の中で緊張を和らげられるように、香りを使った空間作りをしています。


■香りのスペシャリスト、嗅覚はどのようにして鍛えた?

村治は、香りについてのある悩みがあるそうです。

村治:アロマのお店に行くと何十種類も香りがあるじゃないですか。
山内:香りをチェックしていくうちに、鼻が効かなくなりますよね。
村治:その解消法ってあるんですか?
山内:コーヒーの香りは嗅覚をリセットする即効力があります。私はプレゼンテーションのときとかに、コーヒーを淹れてもらったり、コーヒー豆を持っていったりして活用しています。

アロマや香水を選んでいると、「どれもいい香り……」と思いつつ、違いが覚えられない人もいるでしょう。嗅覚は、どのように鍛えればいいのでしょうか。

山内:基本的に、いろいろな香りを嗅いでいくトレーニングあるのみだと思います。私の場合、調香に使ういろいろなオイルを仕入れて、たとえば同じラベンダーでも収穫した場所や季節などで香りが微妙に違うので、そのちょっとした香りの違いを嗅いでトレーニングしていました。
村治:そのトレーニングを経た今、香りと向き合うときにどんなことを大切にしていますか?
山内:自分のイメージを持ち、そこに向かって香りを作ることが多いため、自分の心とか気持ちが安定していると、ちょっとした変化や「この人は何に幸せを感じるのかな」とか「このタイプの人はどう思うかな」など、妄想が膨らみやすくなります。心が乱れると雑念に左右されてしまったりするので、そういったことがないように、なるべく穏やかでいたいなと思いながらトレーニングをしています。

最後に山内さんは、「世の中はAIとかテクノロジーの発展でどんどん合理的で便利になっていくと思う」としながらも「人間の五感は変わらないし、いつだって心地よくしたいはずなので、その時々に合わせた香りを提供したい」とこれからの抱負を語りました。

番組では、山内さんがリラックスできる曲として、Keith Jarrett『Something To Remember You By』を選曲。「調香している間は脳がフル回転しているので、そのあとでゆったりしたいときなどにこの曲を聴いています」と紹介しました。

次週、2月9日(土)の『RINREI CLASSY LIVING』はバレンタインデー目前ということで、あらゆるチョコレートを知り尽くすショコラコーディネーター・市川歩美さんを迎え、「必食チョコ」「2019年日本上陸の注目チョコ」などを教えていただきます。どうぞお楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『RINREI CLASSY LIVING』
放送日時:土曜 20時−20時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/
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