電気グルーヴは「ストイックでありながら、ユーモアがある」30年の軌跡を振り返る【特集】

2019年02月01日

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。1月31日(木)のオンエアは、いきものがかりの水野良樹とのコンビでお届けしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は今年結成30周年を迎えた電気グルーヴを特集。

1989年に結成された電気グルーヴ。メンバーは石野卓球さん、そして2019年の1年間限定で、電気グルーヴでの活動のみ「ウルトラの瀧」に改名しているピエール瀧さん。石野さんは日本のテクノシーンを牽引する存在であり、世界的に有名なDJ・トラックメーカー。瀧さんはタレントや俳優としても大活躍です。

特集1日目は、結成からデビュー、そして日本のテクノシーンを変えたアルバム『VITAMIN』までを紹介。2日目は企画アルバム『DRILL KING ANTHOLOGY』やアルバム『DRAGON』のリリースから50万枚を超えるセールスとなったアルバム『A』の発売、砂原良徳さんがバンドの方向性の違いから脱退したところまでを紹介しました。

3日目は石野さんと瀧さんがふたりで活動を再開したところから、スチャダラパーコラボしてJ-WAVEの2005年春のキャンペーンソングになった『Twilight』を発表したこと、アルバム『J-POP』『YELLOW』をリリースしたところまでを紹介しました。

【1回目】電気グルーヴ「日本の音楽シーンに居場所がない、作らないと」歴史を振り返る!
【2回目】電気グルーヴ、意図せず「応援ソング」と受け取られてしまった曲は?
【3回目】「電気グルーヴ、もう活動再開しないかも…」業界関係者が噂をした理由


■活動のペースを取り戻したものの…

2009年に結成20周年を迎え、アルバム『20』をリリース。その前年にリリースした『J-POP』『YELLOW』と『20』の3枚で、活動のペースを取り戻しました。しかし、2010年にこれまでの楽曲制作やライブを支えてきた、サポートのKAGAMIさんが急逝。33歳という若さでした。KAGAMIさんは、同じく電気グルーヴのサポートメンバーだったDJ TASAKAさんと、サポートをきっかけにユニット「DISCO TWINS」を結成していました。電気グルーヴの活動は、宣言はしなかったものの再びストップします。


■新たなファンの獲得

電気グルーヴは、2年以上の期間をあけて、シングル『SHAMEFUL』で動き出します。2013年にはアルバム『人間と動物』をリリース。

藤田:このアルバムは歌モノを意識して制作され、昔からのファンはもちろん、これまで電気グルーヴを「予備知識がないとちょっと難しいのでは……」と少し遠巻きに見ていた人や若い世代にも、改めて“電気グルーヴ”という扉を開く作品となりました。

ここでは『人間と動物』から『Slow Motion』をオンエア

このアルバムを経て、2014年に結成25周年を迎えます。2015年には大根 仁監督がメガホンをとった電気グルーヴのドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球とピエール瀧〜』を公開。2016年には20周年を迎えた「FUJI ROCK FESTIVAL」にスペシャルゲストとして出演し、一番大きなグリーンステージのクロージングアクトを担当しました。最終日のヘッドライナーのレッド・ホット・チリ・ペッパーズが終わってもお客さんが減ることはなく、日曜23時30分からの電気グルーヴのステージで、多くのファンが熱狂しました。

2017年には、アルバム『TROPICAL LOVE』をリリース。番組では収録曲の中から『人間大統領』をオンエアしました。

藤田:ストイックなものとニヤニヤしちゃう曲の同居。
水野:ニヤニヤしちゃう感じも、ストイックにやっている感じがするんですよね。見る側にはどれが本当かわからなくするようなスリルというか。

結成初期から何度もメンバーをチェンジして、さまざまな苦難や活動休止を経験。それでもテクノという音楽を、日本のメジャーシーンで発表し続けてきた石野さんと瀧さん。2019年、電気グループは結成30周年を迎えました。

水野:“ジャンルを代表している”という意識は、ご自身たちにあるんですかね?
藤田:自負はあると思いますよ。「WIRE」とか、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナで10年ほどレイヴイベントを続けてきていることもそうだし、海外のものすごく大きなステージに立って世界を見ているわけですから。しかも、ストイックというだけではなくて、楽曲にユーモアもあって、排他的ではないんです。
水野:開けてますよね。かといって媚びてない感じがすごい!

1月23日には結成30周年記念アルバム『30』をリリース。アルバムには過去作の人気曲や定番曲のニューバージョンとして『Shangri-La feat.Inga Humpe』『富士山(Techno Disco Fujisan)』『Flashback Disco(is Back!)』などが収録されています。

3月からは「電気グルーヴ30周年“ウルトラのツアー”」がスタートします。東京公演は3月15日(金)、16日(土)にZepp Tokyoにて開催されます。こちらもお楽しみに!

来週2月4日(月)〜2月7日(木)の「FEATURE TOPICS」は、「Lemon」が史上初の200万ダウンロードを突破し、歴代最高週間ダウンロードを記録するなど、国民的なアーティストとなった米津玄師さんを特集します。お聴き逃しなく!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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