Spotifyで3500万再生を記録! 覆面ユニット・AmPmの“人対人”の売り込み方法

2019年01月30日

J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)。1月25日(金)のオンエアでは、話題の覆面ユニット・AmPm(アムパム)が登場。楽曲制作や意外な売り込み方法について教えてくれました。


■限られた予算と限られた手数の中でどうすべきか

AmPmはデビュー曲『Best Part of Us』が世界中で話題となり、音楽配信サービス・Spotifyでは、これまでに全楽曲のトータル再生数が3500万を記録しています。2人で活動しているものの、それぞれに名前はなく、ここでは便宜上AmPm(右)さん、AmPm(左)さんと表記します。ちなみに、AmPm(右)さんは「企画を考えるタイプ」で、AmPm(左)さんは「突っ走るタイプ」とのこと。

川田は「企画性やたくらみを持って世界に挑んでいる」とAmPmを絶賛。

川田:最初から「Spotifyで再生回数をあげてやろう」と考えていたんですか?
AmPm(右):当時、リリースした楽曲は他のストアでも流通していました。そのなかで「限られた予算と手数の中でどうすべきか」を考えたときに、Spotifyは何かできる可能性があると考えました。
川田:とはいえ、Spotifyには膨大なアーティストがいるから、そこで聴かれても埋もれないようにする必要がありますよね。
AmPm(右):他のアーティストのことは特に気にしてないですね。それより、自分たちが「どうすればみなさんに聴いていただけるか」だけを考えた結果ですね。


■AmPmは自分たちで曲を作らない?

AmPmのインタビューを読んだ川田は「曲ごとに企画書を作っているのが面白い」と、その楽曲制作について興味津々です。

AmPm(右):全曲に企画書が存在するわけではないけど、企画書があったほうが楽曲を作りやすいこともあるんです。ただ、企画書ありきだとクリエイティビティが損なわれてしまうので、どちらかというと後付けで企画書を作ることもあります。
川田:AmPmは自分たちで曲を作らないんでしょ?
AmPm(左):その方法のひとつとして企画書があると思います。まわりにミュージシャンやトラックメイカーがいたので、その人たちをなるべくフィーチャーできるような仕組みにしていきたいという気持ちが、活動の根っこにあります。
川田:じゃあ、一体AmPmは何をやっているんですか?
AmPm(右):プロデュース業って言ったらいいんですかね。
川田:僕もいろんな職業の人と会話するけど、音楽の人は音楽の人だけで考えがちですよね。建築の人は建築の人だけで考えがちだし。でも、業界の行き来がないと空気とかが新しくならないですよね。AmPmからはその抜けのいい感じがします。
AmPm(右):AmPmの根底には「マスクを取ったときの姿が必ずしも音楽業界だけではない仕事をしているから」ということがあるからかもしれないですね。


■最後は“人対人”

「Spotifyで世界に進出する日本人が少ない」と話す川田。上手な活用方法についてAmPmに訊きました。

AmPm(右):「いい曲じゃないといけない」とか「言葉の問題がある」とかを懸念する人もたくさんいると思うけど、そこは全く関係ありません。どの業界でも言えることだと思うんですけど、結局最後は“人対人”です。「きちんと足を使って営業できているのか」など、ほとんど人は手数が足りてないと思います。

AmPmが新曲を発表した場合、リリースごとに数千件に及ぶメールを個別に送ります。それは、アメリカやカナダを含む全大学のコミュニティラジオにまで及ぶと言います。

AmPm(左):普通はそこまでやらないですよね。
川田:本人から楽曲をもらえるとうれしいし、ラジオも大事ですからね。
AmPm(右):日本でもラジオを聴く人はいますけど、特にアメリカやヨーロッパはラジオの影響力ってすごく大きいですから。だから、メールでどんどん音源を送ったほうがいいですね。
AmPm(左):可能性があるので。

これまで楽曲のリリースを中心に、海外のフェスに出演するなどの活動をしてきたAmPm。「今後はライブなどの現場の数を増やしたい」とコメントし、「これからはより人と人が大切になるので、これまで以上に難しいことが多いだろうと思いつつも、そこにやりがいを感じている」と話しました。

最後に、「モチベーションがあがる曲」として、AmPm『Best Part of Us』をオンエア。「最初にリリースした曲でもあり、一番聴かれている曲でもあるので、聴き返すと原点に帰れる曲」と、思いを語りました。

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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜日22時−22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/
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