「学習する組織でありたい」デザインファームTakramが求める人材は…

2019年01月29日

J-WAVEの番組『TAKRAM RADIO』(ナビゲーター:渡邉康太郎)。東京とロンドンを拠点に、人工衛星から和菓子まで幅広くものづくりに取り組むデザインファームTakramの渡邉康太郎が、未来を切り開くインスピレーションをお伝えしています。1月24日(木)のオンエアでは、「Takramが考える理想の組織と理想の採用」をテーマに、Takramメンバーの緒方壽人さん、櫻井 稔さん、神原啓介さんと語り合いました。


■Takramが求める人材

Takramでは、どのような人を募集しているのでしょうか。グラフィックデザイナーであれば、グラフィックデザインができるなど、スキルがあるのはもちろんですが、Takramの場合は「越境に興味を持っているか?」がポイントだと神原さんは言います。

渡邉:これは、けっこう矛盾する要素というか、深い専門性を持ちながらも、その専門性にとらわれない。そこから離れていく気概を持っている、矛盾を内包している人を探しているみたいな。

これは「お互いをリスペクトしあう」というところに繋がると緒方さん。自分の領域だけで他人を見るのではなく、新しい領域をゼロから経験し、エキスパートをリスペクトすることで成長していく謙虚さが大事だと言います。

Takramは、「学習する組織でありたい」と渡邉が話すように、勉強好きで新しいスキルを身に付けたい人が集まっています。必殺技を持ちつつも、二刀流や三刀流を目指したい人に向いている組織です。メンバーの中には、イラストレーションが得意だったけれど、徐々にユーザインタフェースやWEBも得意になったという事例もあります。


■Takram流プロジェクトチームの作り方

現在Takramでは、全社員が今後の1年間どういうプロジェクトに何パーセント使うかということを入れて、グラフ化しています。たとえば、A社のプロジェクトに60パーセントの時間を使い、B社に20パーセントの時間を使うといったことが可視化されており、「この人は3月になると時間が空く」など、スケジュール調整がしやすくなると渡邉は言います。

櫻井:Takramの担う仕事の特性上、個々のスペシャリティとプロジェクトとの紐付けが強いため、誰がどのプロジェクトをするかという組み合わせを、パズルのように組み合わせていかなければなりません。そのため、誰がいつ空くかを常に考えることが、プロジェクトクリエイションにとって重要です。

Takramでは、基本的にスリーマンセル(3人1組)でプロジェクトに取り組みます。このとき、プロジェクトのプロフェッショナルが選ばれますが、その中にはそのプロジェクトを得意としない人も含まれます。これは、得意な人が不得意な人を引っ張ることで、そのプロジェクトが終わる頃には、全員がある程度できるようになる仕組みを作ることを目的としています。これを繰り返すことで、Takramの中の専門性が、さまざまな人に伝わります。

さらに、専門分野ではない初心者をプロジェクトに入れることで、初心者だからこそ言える素直な疑問や意見が得られるという利点もあると渡邉は指摘します。Takramでは、今のプロジェクトを成功させるだけではなく、今後のビジョンを見据えたチーム作りが考えられています。

番組では他にも、Takramでの採用方法について、それぞれの採用経緯とともに語られました。詳しくはradikoでチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『TAKRAM RADIO』
放送日時:毎週木曜 26時30分−27時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/takram/
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