さかいゆう、ニューアルバムで「一番大きな夢を達成しちゃった感じ」

2018年12月30日

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。12月26日(水)のオンエアでは、シンガーソングライターのさかいゆうさんが登場。ピアノ弾き語りによるスタジオライブを披露してくれました。

10月7日にデビュー10年目を迎えたさかいさん。10年目を記念して、10月から3ヶ月連続で新曲をサブスクリプション限定で配信、さらに2019年1月23日(水)には3年ぶりのアルバム『Yu Are Something』もリリースします。

オンエアでは早速、アルバム『Yu Are Something』から、『Magic Waltz』と『You're Something』を、スタジオライブで披露してくれました。

■「負け犬の大いなる遠吠え」をイメージ

『You're Something』の演奏後、「何回歌っても上手に歌えないんです(笑)」とさかいさん。

さかい:(最後の部分)「こうやって歌おうかな」とイメージして臨むんですけど、もう一人の自分が「そうやって歌うな」って言うんです。
クリス:アラスカとかカナダにいる、オオカミのあたたかい鳴き声に聴こえました。
さかい:お、いいかも。これは「負け犬の大いなる遠吠え」を、歌うときにイメージしてるんです。綺麗に聴こえるんじゃなくて、僕の一番カッコ悪いところが出ているとカッコいいなと思って。
クリス:「野性味を消されかかってるんだけど、本能は違うんだよ」っていうオオカミ達の……(笑)。
さかい:めちゃめちゃ繊細ですね(笑)。そういうオオカミ、5匹くらいしかいなさそうですね(笑)。


■「世界で一番好き」なギタリストが参加

『Magic Waltz』には、さかいさんが「世界で一番好き」というギタリストのジョン・スコフィールドが参加しています。さかいさんは、そのジョン・スコフィールドが演奏している部分を聴くと、「毎回泣く」と言います。

さかい:何の涙なのか分からないんですけど。 ジョンスコが一生懸命、自分のキャンバスで音楽をしてくれているっていう嬉しさもあるのかもしれないです。

さらにジョン・スコフィールドだけでなく、「ジョン・スコフィールド・トリオ」のメンバー、スティーヴ・スワロウとビル・スチュワートも揃って参加しています。

さかい:僕、これで一番大きな夢を達成しちゃった感じがあって(笑)。
クリス:さかいさんって「この人いいな」とか「この人とやってみたいな」って思うと、割とストレートに話をするイメージがあります。
さかい:メールで直接交渉でしたからね。音楽も聴いてもらって「いいじゃん!」って言ってくれて。人選まで色々相談に乗ってくれて。それで、実現したのが本当のトリオだったから、その後の人生が不安になりました。「ツキ全部使ったんじゃないか?」と思って(笑)。
クリス:(笑)。

「お土産で持って行った最中を、みんなで食べました」とレコーディング時の思い出も明かしてくれました。

他にもレイ・パーカーJr.やジェームス・ギャドソンなど、豪華なアーティストとコラボレーションした楽曲がたくさん詰まっているアルバム『Yu Are Something』。ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

災害時、報道はどうあるべきか? 次の災害が起きて、忘れられてしまわないように…

2018年12月30日

台風21号の風は樹齢数十年の大木を根こそぎ倒した。

J-WAVEがいま注目するさまざまなトピックをお届けする日曜夜の番組『J-WAVE SELECTION』。毎月第3日曜は、震災復興プログラム『Hitachi Systems HEART TO HEART』(ナビゲーター:重松 清)をお届けしています。12月16日(日)のオンエアでは、ジャーナリストの鎌田 靖さんを迎え、災害報道のあり方や、被災地、被災者に寄り添った報道について考えました。


■災害は伝え続けることに意味がある

鎌田さんはNHKの解説委員として東日本大震災の報道に長年関わり、フリーとなった今も震災被災地のその後を追い続けています。また、鎌田さんはNHK神戸放送局にいた際には、阪神大震災に遭遇しました。

今回重松は、今年6月の大阪北部地震と、9月の台風21号の被災地を訪れ、大阪で現地の方がどのように災害報道を考え、報道によってどんな影響があったのかを取材しました。大阪のシンボル・大阪城と周辺の公園を管理する大阪城パークセンターの平栗 豊さんにお話を伺うと、こんな言葉が返ってきました。

『Hitachi Systems HEART TO HEART』

重松:災害を報じるマスコミに対し、災害の当事者として何か思うことはありますか?
平栗:本当に危ない状態のときに、「あそこはこういう被害が出た」「こういう状態になっている」ということをオンタイムで知らせてくれることは非常にありがたいです。危険な所も安全な所も伝えてほしいので、それらをオンタイムで伝えてもらえたら非常に助かります。

取材コメントを受けて、災害を伝える側の視点から鎌田さんは以下のように話します。

鎌田:たとえば東京に台風が接近して、東京から台風が過ぎ去ったときに、東京の人は「これくらいの被害でよかった」と思いますが、その台風は東北から北海道に行くこともあります。そのため、決して災害は終わりではありません。また、災害はどこかの時点で終わるのかもしれませんが、とりわけ大きい災害の場合は伝え続けることに意味があると思っています。どこで終わりとかはないということが結論です。

『Hitachi Systems HEART TO HEART』


■報道がなくなると災害を忘れてしまう

今年、6月の大阪北部地震のあと、すぐに西日本豪雨がありました。9月の台風21号の場合も、そのすぐあとに北海道胆振東部地震が起きました。どちらも報道の軸足があとに起きた別の災害に移ってしまい、さまざまな関心やボランディアの動きが変わってしまいました。その影響について被災地の方々は、「報道がなくなると、災害をみなさんが忘れてしまうので、ボランディアも来なくなります。被災していたことも忘れて風化が早くなってしまうことがいちばん大きなことですね」「災害時は1日に40人から50人いたボランディアが5、6人になるくらいガクンと減ってしまいました。でも(ボランティアを)引き留めることは難しいです。どちらも被災地で、どちらも困っているので」と話していました。

これを聞いた蒲田さんは……。

鎌田:ニュースは新しい情報を伝えるものなので、どうしても前の災害よりもあとの災害に関心が移ってしまいます。これはある意味で仕方のないことかもしれません。とはいえ、できるだけ忘れられないようにする必要があると常に考えています。しかし、放送の時間は限られてしまうのが現状です。最近はインターネットを使ったりツールがありますから、独自にネットで発信しているところもあります。ネットが普及する以前よりは情報が増えているとは思います。

重松:報道の受け手の僕たちも、「まだ災害が終わっているわけではない」と、いつも想像力で肝に銘じておく必要があるかもしれません。
鎌田:そうですね。それがベースにあれば、災害報道が短くそれほど深くない内容であっても、視聴者の背中をちょっと押すことができるかもしれません。


■いちばん苦しんでいる人たちが何を望んでいるのか

『Hitachi Systems HEART TO HEART』

災害報道に関して心がけていることがあると鎌田さんは言います。

鎌田:被災地で取材が終われば、次は別の取材者に行くことになります。ただ、放送で誰かを使ったときには、なるべくその人にもう一度会いに行ったり、すぐに会いに行けなかったとしても、繰り返し会うことは心がけていました。その人がどのようなかたちで変わっていくのかをフォローしていくことは意味のある内容にもなります。それはあざといと言えばそうかもしれません。しかしそうは言っても、報道を継続していくことが大事なんじゃないかなと思います。

SNSなどの情報は災害における重要な手がかりになる一方で、フェイクニュースなど混乱も招く危険性もあります。

重松:これからのマスコミは正しさを担保する役割も必要になると思います。
鎌田:それをマスコミが担っていかなくてはいけないでしょうね。少なくとも情報の選択についてマスコミは歴史があり慣れているので、ある程度は信頼してほしいという気はします。被災者に寄り添いたいとみんなが思っています。本当にいちばん苦しんでいる人たちが何を望んでいるのか。それをきちんと掌握したうえで、放送や報道内容についての批判でもいいので、どんどん言ってきてほしいです。そこから新しい放送が生まれると思います。これが本当の寄り添うという意味ではないかと考えています。

災害報道のあり方について、興味深い内容が多く語られたオンエアとなりました。

【番組情報】
番組名:『Hitachi Systems HEART TO HEART』
放送日時:毎月第3日曜 22時−22時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/special/hearttoheart/

樹木希林の衝撃的な発言や、渡辺直美が悔しさを感じたこと…2018年にヒットした芸能記事まとめ

2018年12月30日

J-WAVEには2018年もさまざな分野のゲストが登場しました。J-WAVE NEWSで記事にした中から、とくにアクセス数が高かったトップ10をご紹介! ここでは芸能編をお届けします。平井 堅が衝撃を受けた樹木希林の発言とは? 渡辺直美が「ヤラセだと思われたら悔しい!」と語ったトピックとは? ラジオだからこそ聴けた著名人のトーク、どうぞお楽しみください。

10)元バレーボール日本代表・木村沙織の美の秘訣!「忙しいときでも必ず…」
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/08/811-2.html



9)サッカー日本代表、吉田麻也がW杯の裏側を語る! ヒゲを生やしたきっかけも
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/08/85-w.html



8)北村一輝、LiLiCoの結婚にため息「俺はどうしたらいいんだろう」
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/04/lilico-lilico.html



7)平井 堅がノックアウトされた、樹木希林の衝撃の発言とは
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/10/1024-5.html



6)布袋寅泰、BOØWYというバンド名が「泣きたくなるほどイヤ」だった理由
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/10/101-bowy.html



5)女優・佐野ひなこ、美ボディを保つために毎日欠かさないこと
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/07/728.html



4)元アリtoキリギリス・石井正則、解散の経緯と「駄カメラ」への愛を語る
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/07/723-to.html



3)大黒摩季がヌーブラで撮影したワケとは?「男の人にモテようと思ったら、この体にならない」
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/11/1126-5.html



2)東出昌大「石鹸ひとつで全身を洗っている男性を見ると…」
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/09/91-1.html



1)渡辺直美、『ゴチになります』のクビについて語る!「ヤラセでしょって言われるのが悔しい」
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2018/12/avalon813-jwave.html

谷川俊太郎×工藤直子「詩人にとって知性は邪魔」その理由は…

2018年12月30日

J-WAVEで放送中の番組『RADIO SWITCH』。この番組は【Listen to the Magazine, Reading the Radio 雑誌を聴く、ラジオを読む。】をコンセプトに、カルチャーマガジン『SWITCH』、旅の雑誌『Coyote』、新しい文芸誌『MONKEY』の3つの雑誌とゆるやかに連動しながらお送りしています。

12月29日(土)のオンエアでは、『SWITCH』編集長・新井敏記さんを進行役に、詩人の谷川俊太郎さんと詩人で童話作家の工藤直子さんのスペシャル対談の模様をお送りしました。


■ 谷川「自分の値打ちが全然わからなかった」

工藤さんが谷川さんを知ったのは大学生の頃。1952年に出版された詩集『二十億光年の孤独』がきっかけだったと振り返ります。

谷川:みんなドラマチックに思うらしいんだよね。題名が題名だから。
工藤:でも、茨木のり子さんが「詩を書いても1000部刷って、それが2、3年残ってるのよ」って言うくらいの時代で、超有名な人でも残ってたのに、谷川さんのだけは残らずに売れていたんですよ。
谷川:『二十億光年の孤独』は再販されたからびっくりした記憶がある。当時はそんなことはあまりなかったからね。
工藤:あれは、詩を好きな少年少女がみんなぶっ飛びましたね。

有名になると週刊誌で取り上げられたりしますが、当時はそういったことはなく、「自分の値打ちが全然わからなかった」と谷川さんは話します。

オンエアでは、工藤さん自身の詩から『葬式』、谷川さんの『さようなら』をそれぞれ朗読しました。ぜひradikoでお聴きください。

谷川俊太郎×工藤直子


■詩人に自由と知性は不要?

谷川さんは最近、詩を書くことがおもしろくなってきたとも明かします。

谷川:いろいろ違う書き方で楽しんではいるんだけど、考えてみるとやっぱり中年の頃の詩が一番良いね。『旅』とか『わたし』を読み返してみるとね、これはなかなか悪くないなと思って。今は余裕がありすぎて、真剣じゃないね、詩を書くのが。
工藤:なるほどね。
新井:そのよさっていうのは、具体的になんですか?
谷川:詩人のモラルがある。

当時の谷川さんの詩には「緊張感がある」と工藤さん。谷川さんも、当時は人間関係のことを考えながら書いていたと振り返ります。それが今は、そうしたことを考えず自由に書くため、「自由は詩を書くにはよくない面がある」とも。

工藤:きっとそうだと思います。書くためには何かの力や理由が必要だもん。
谷川:だけど俺は、良寛さんとか、そういうのに憧れてるからね。なんかほわんとしたものを書きたいんです。
工藤:じゃあ、そっちに向かってるんだ?
谷川:それがなんかね、知性が邪魔をしちゃってダメなんですよ。
工藤:私にもちょっぴり持ち合わせの知性があるけど、本当にないほうがいいと思ってる。
谷川:ね。詩人にとって知性って邪魔だよね。
工藤:音楽とか絵とか、そういうのとは違って、言葉ってもとに理屈が入ってるじゃん。
谷川:言葉・言語は意味で成り立ってるからね。音も絵も意味がないじゃん。それが素晴らしいんですよね。
工藤:意味がないのを書いたら「バカか」って言われるね、きっと(笑)。
谷川:意味のないもので、なおかついいものっていうのは、「存在」ってものになるわけ。「存在」ってものは意味がなくて、「あるだけ」っていうのが一番いいんですよ。

深い言葉で溢れた今回の対談。ふたりの詩への捉え方を知った今、彼らの作品を読み返すと、新たな印象や発見があるかもしれません。

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【番組情報】
番組名:『RADIO SWITCH』
放送日時:毎週土曜23時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radioswitch/about.html

Benthamの新曲が『ウルトラマン』主題歌に!「子どもが口ずさめて、パパ世代もグッとくる歌詞」

2018年12月29日

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(木曜担当ナビゲーター:Bentham)。12月27日(木)のオンエアでは、小関竜矢(Vo./Gt.)と須田原生(Gt./Cho.)のふたりが登場。Benthamの新曲について語りました。


■『ウルトラマン』主題歌のために書き直し

Benthamの新曲『Hope the youth』が、1月5日(土)からスタートする番組『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』(テレビ東京)の主題歌に決定しました。

小関:まさか『ウルトラマン』の主題歌に選ばれるとは。決まった瞬間、すげえ震えましたね。
須田:みんなが知るヒーローですからね。
小関:『Hope the youth』が主題歌に決まってから、歌詞を書き直したんですよ。「子どもが口ずさめる曲がいいかな」と思ったんです。大人から子どもまで、『ウルトラマン』のことが好きになるように、Benthamっぽい感じで、子どもに聴いてほしいなと思ったのと、パパ世代が聴いてもグッとくるような歌詞にしました。あと、発表されたけど、2月27日(水)にリリースされるセカンドフルアルバム『MYNE』の中で『Hope the youth』が、一番歌詞を考えたかも。
須田:『ウルトラマン』があったから生まれた歌詞だけど、小関らしい歌詞というか、面白かったよ。読んでいて、「新しいな」というのもあったし、『ウルトラマン』の感じも伝わるんだよね。
小関:Benthamの曲なのに『ウルトラマン』の曲になってるんですよ。これはかなりレベルアップしたんじゃないかと思います。


■アルバムジャケットの美女は…



さらに、『MYNE』の制作裏側を明かしました。

小関:この前、ジャケットやら諸々の情報が解禁されました。楽しみですね。今回はレコーディングが長かったよね。最長じゃないですか?
須田:どうだろう。僕的には一番身が詰まってた。「長い」というより「もうこんなに経ったか」というくらい、あっという間だった。
小関:俺的には「まだ作るのか」って(笑)。厳密には、まだできていませんからね。
須田:集中していたからか、今までで一番早い数カ月という感じでしたね。
小関:全10曲で、メンバー全員の曲が入っています。ジャケットに女性を起用していて、「あの美女は誰なんだ?」とね。あの美女は、僕のタイプです。
須田:誰のタイプかというと、小関のタイプです。
小関:人選に関しては、完全に僕が決めました。本当にプロになってよかったなと思います。
須田:小関が選んだじゃん。でもそのあとに気になるようになっちゃうというか……。結果として、よかったなと思う。
小関:これから解禁されていくんですけど、すごいんですよ。あの方になってよかったなと思うことが連続でありました。
須田:すごく思い入れがある作品になりましたね。

ますます楽しみなBenthamの2019年。今後の解禁情報にも注目です。

オンエアでは他にも、小関が電話でリスナーの悩みに答えるコーナーが好評ということで、年明けまでの延長が決定し、今回も小関が真剣に答えました。

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番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時−26時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

マイノリティは不幸ではない。不幸にさせる「環境」に問題がある…2018年の重大ニュースを安田菜津紀が総括

2018年12月29日

J-WAVEで放送中の番組『JAM THE WORLD』(ナビゲーター:グローバー)のワンコーナー「UP CLOSE」。12月26日(水)のオンエアでは、グローバーがお休みのため津田大介がナビゲーターを務めました。「UP CLOSE」のコーナーでは水曜日のニュース・スーパーバイザーを務めるフォトジャーナリスト・安田菜津紀が登場。「安田が選ぶ2018年の重大ニュース・トップ5」をお届けしました。


5位:福田次官による記者へのセクハラ・入試差別などのジェンダー問題

今年はジェンダー問題やセクシュアルマイノリティの問題が目立ちました。

安田:入試差別を見てみると「女性はこれ以上は採れない。なぜなら子どもを産んで仕事を辞めるかもしれないから」という視点がありました。子どもを産まないと生産性がないと言われ、子どもを産んだら仕事を辞めてしまうから大学に入れられないとなると、女性はどうしたらいいのだろうとなります。

子どもを産むから大学に入れないのではなく、子どもを産んでも働けるような環境にすることに議論を向けることが重要だと話します。

安田:福田次官による記者へのセクハラ問題の際に、被害記者が会話を録音すると「なんで録音するんだ」という声があがりました。これで「録音はダメなんだ」「責められてしまうんだ」と躊躇してしまう人がいないように、身を守るための録音が必要だと何度も伝えないといけないと思います。また、被害女性に対して加害者側の弁護士に「名乗り出られないの?」と声が上がりました。でも被害者が名乗り出ることは非常にハードルが高いので、それによって「名乗り出られない私がダメなんだ」と被害者が自分を責めないような発信が不可欠だと思います。


4位:杉田水脈議員の『新潮45』への寄稿文をめぐる問題

性被害は「魂の殺人」と言われます。それに近い問題だと安田が指摘したのが、『新潮45』に杉田水脈議員が寄せた寄稿文です。 津田:安田さんがこの問題でいちばん注目したのはどの点ですか。
安田:たとえば、この寄稿文の「生産性」という言葉が注目を浴びていますが、それ以上に気になったのが「不幸」という言葉でした。寄稿文には「同性愛であることをもって不幸な人を増やしてしまう」という内容がありました。ここには「何かのマイノリティであることが不幸なのではなくて、それであることで不幸になってしまう環境に問題がある」という視点が欠落しているように感じます。

加えて、杉田議員も自民党もほぼレスポンスがなく『新潮45』も休刊して幕引きした状況に対して、「沈黙は無害なだけではなく、それ自体が暴力的な構造に加担してしまうんだと改めて突きつけられた」と語りました。

3位:西日本豪雨

今年は災害の多い1年でした。安田は、西日本豪雨で広島や岡山に訪れ、言葉のマイノリティを持つシリア人のコミュニティを取材しました。

安田:来日して間もない人や、日本語がうまく話せない人から、防災無線が聞き取りづらいと声があがりました。外国人技能実習生の人たちはそもそも日本語がわからないので、防災無線を理解できなかったと話していました。また、災害で命が助かった場合でも、社宅が土砂に流され大けがをしてしまったという声もありました。入管法改正の成立により今後さらに外国人が増えることが予想されるなか、災害が発生したときに彼らにどう情報を届けていくのかが近々の課題だと思います。


2位:シリアからアメリカ軍が撤退

2011年の3月に起きた中東の民主化デモが起点となり、いまだに人口の半数以上とも言われる1,000万人以上のシリア人が国内外で避難生活を送っています。これについて安田は……。

安田:今年、アメリカ軍がシリアから撤退したことも大きなニュースとなりましたが、4月にシリアでまた化学兵器が使われたのではないかという疑惑が持たれ、それに対してアメリカが空爆を行ったことも忘れてはいけません。

「空爆は誤ったメッセージを送ってしまった」と安田は見解を述べます。

安田:それまでもシリアでは病院や学校が空爆されるなど、いろんなかたちで虐殺が行われてきました。
津田:アサド政権がとにかくひどい虐殺をしていた状況がありますからね。
安田:そうですね。ただ、化学兵器だけに反応することによって、「化学兵器は見過ごさないけど、それ以外の虐殺は見過ごす」というメッセージにもなりかねません。

この状況のなか、アメリカ軍が撤退すると、ある問題が起こる可能性がある……と安田は言います。

安田:シリアの北部ではクルド人たちがアメリカ軍と手を組んでISの掃討作戦を続けていた。それによって力をつけてきたクルド人の勢力を、シリアの隣国であるトルコはよく思わず脅威に感じていました。アメリカ軍が中途半端に関わって撤退することによって、おそらくクルド人の勢力をトルコが越境して攻めてくるだろうと言われています。シリアのクルド人たちは「トルコが攻めてくるのであれば、そこに力を注がなくてはいけない」となり、ISに対しての優先度が低くなっていきます。
津田:そうなるとISが息を吹き返すこともありますよね。
安田:その通りです。可能性レベルですが、クルド側が今拘束している1,000人以上のISの兵士たちを釈放するかもしれないと言われています。
津田: ISの兵士の捕虜を維持するだけでも大変なんでしょうね。
安田:そうですね。イラクではアメリカ軍が撤退したあとの空白地帯で虐殺が起きてしまい、それが結局、ISを生み出すバックグラウンドになってしまった事例もあります。それと同じようなことがシリア国内で繰り返されようとしているのではないかと問題提起する必要があると感じています。


1位:入管難民法改正案の成立

入管難民法について、「いろいろな外国人の権利の問題を提起してきた」と安田。

安田:外国人技能実習生の問題であったり、入管での長期収容の問題であったり。
津田:どんどん問題になっているけど、なかなか改善されない状況にありますよね。
安田:その締め付けがさらに厳しくなっていると感じます。先日、日本人と結婚をしている外国人男性を取材しました。奥さんは妊娠中だけど、それでも彼は入管施設に収容されている状況にありました。入管の仕組みでは奥さんから入管の施設にいる彼に対して自由に電話はできず、彼から電話をする手段しかありません。お互いが自由に意思疎通をすることができないことがありました。

また、難民についての問題について、こう言及します。

安田:難民認定を受けられずに長期収容されている外国人もいます。難民の人たちは「あなたはなぜこの国に逃れてきたのですか?」と問われますが、そのときに通訳が必要になります。そういった密室では緊迫して誤訳が起こりやすくなるのですが、録音や録画の仕組みがありません。すると、実際に難民認定の裁判になったときに、「ここではこう言っているじゃないか」と書類と裁判の証言で齟齬が出てきてしまいます。
津田:そんなこともあるわけですね。
安田:入管難民法改正案の議論は、外国の人たちが安心して来られる仕組み自体がまだまだ穴だらけの状況だということを浮き彫りにしたと思います。
津田:外国人の受け入れ体制がほとんど白紙状態で入管難民法改正案を進めているので、日本人と外国人労働者との分断が深刻化してしまい、それが社会不安を招いてしまうのではないかと感じます。
安田:私たちは働く機械を導入する議論をしているわけではなく、血の通った人間に来ていただく議論をしているので、そこが根本的に違えてしまっていると思います。

多くの問題が浮き彫りとなった2018年。果たして2019年にはどのような動きがあるのでしょうか。

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番組名:『JAM THE WORLD』
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この冬に食べたいチョコケーキ、3位はあのコンビニの…甘党プロレスラー・本間朋晃が厳選!

2018年12月29日

J-WAVEで放送中の『GOLD RUSH』(ナビゲーター:渡部 建)のワンコーナー「haletto GIRL'S INFO COUNTER」。12月21日(金)のオンエアでは「この冬、食べたいチョコレートケーキ」を、スイーツ大好きプロレスラー、新日本プロレス・本間朋晃さんに選んでいただきました。


仕事終わりに食べたくなる甘いスイーツ。本間さんは、普段から甘いものをよく食べるため、「食べる日」と「食べない日」を決めていると言います。そんな本間さんに、さっそくランキングを発表していただきました。試食した渡部と本間さんのコメントも、ぜひ参考にしてみてください。


第3位:ローソン「プレミアムチョコロールケーキ」



本間:コンビニはどこもスイーツに力をいれていますが、ローソンは特にすごい! 165円(税込)でこのクオリティの高さ。大人っぽい感じだけど、その中に甘さもあります。最高においしいです。見た目もかわいくて、女子ウケしそうですよね。
渡部:けっこうクリームがたっぷりですね。甘すぎなくておいしいですね〜。


第2位:ブルボン「シルベーヌ」

本間:お菓子とケーキ、きわどいところなんですけど、小さい頃から食べていて、ケーキといえばコレでした。小さいケーキのまわりにチョコレートがコーティングされています。上の干しブドウがいいアクセントになるんですよ。
渡部:1982年に発売された商品ですね。お酒がけっこう効いてますね。たしかに、これは子ども時代の贅沢ですね。
本間:今でこそどこでもスイーツが買えますが、これはスーパーで売ってる手頃なケーキでした。
渡部:本間さんはどんな子どもでしたか?
本間:食べてばかりでしたね。運動をしてなかったから、すごく太ってたんです。食べて寝て、食べて寝ての生活でした。


第1位:ピエールマルコリーニ「マルコリーニ チョコレートケーキ」



渡部:チョコレート好きなら誰もが知る、ベルギー王室御用達、ベルギーを代表するショコラティエ「ピエール マルコリーニ」のチョコレートケーキとのことですね。このケーキはしっとりしていますね。おいしい。
本間:濃い。ケーキなのかチョコレートなのかわからないですね。
渡部:ちょうど中間ぐらいですね。
本間:これは東京駅で買うことができます。スイーツ真壁さん(真壁刀義さん)に「これは食っておいたほうがいいぞ」と言われました。お値段は1836円(税込)です。
渡部:真壁さんから、おいしいスイーツの情報がくるんですか?
本間:きますね。真壁さんからおすそわけしてもらうこともあります。
渡部:逆に、本間さんから真壁さんに教えることは?
本間:教えてもらうばかりで、ないです(笑)。

本間さんは、1月4日(金)開催「バンドリ! ガールズバンドパーティ! presents WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム」に参加します。ぜひチェックしてみてください。

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番組名:『GOLD RUSH』
放送日時:毎週金曜 16時30分−20時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/goldrush

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