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曽我部恵一 、亡くなったドラマー・丸山晴茂さんへの思い「寂しいと思いながらも…」 

曽我部恵一 、亡くなったドラマー・丸山晴茂さんへの思い「寂しいと思いながらも…」 

J-WAVEで放送中の番組『FRUIT MARKET』(ナビゲーター:横山エリカ)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO RESIDENCE PARADISE FIELD」。12月22日(土)のオンエアでは、サニーデイ・サービスの曽我部恵一さんが、下北沢の魅力や、初のクリスマスソング『Christmas of Love』を語りました。


■下北沢が「地元になってきた」と感じる瞬間

四国で育ち、大学生のときに上京した曽我部さん。いつ頃からか下北沢付近で遊ぶようになり、「もう自分が生まれ育った街より長く過ごした街になったかもしれない」といいます。

曽我部:子育ても下北沢でやってますし、買い物も下北沢のスーパーを何軒か回ったりします。本当に地元という感じです。知り合いが増えてきて、毎回犬の散歩をしてると挨拶するおじいちゃんとか、若者とか、いろんな友だちや知り合いができてきました。「地元になっていくっていうのはこういうことなのかな」と思っています。ファンの人によく「下北沢で曽我部恵一さんを見た」「また、いた」とか言われるんです(笑)。「また、いた」と言われましても、僕は住んでますので、ご了承いただきたいなと思います。

曽我部さんは、下北沢の街の変化について、こう話します。

曽我部:最近は駅が大きくなって、街がちょっとずつ変わってるんです。今までは踏切が街中にあって、それによって大渋滞が起きて大変でした。それが地下に潜り始めているので、自分としてはとても助かっています。駅が大きくなることで人の流れも変わるんだろうなと思います。自分も仲間内で、下北沢で小さなお店をやっておりますが、この先どうなるんだろうと思って、期待半分、不安半分でドキドキしております。

「僕みたいなだらだら暮らしている人間でも、のんびり受け入れてくれる街なので、そういうところは変わらずに残ってほしい」と下北沢への想いを明かしました。


■亡くなったドラマー・丸山晴茂さんへの思い

曽我部さんは12月21日(金)に、ソロ名義のアルバム『There is no place like Tokyo today!』を配信リリース。さらに、サニーデイ・サービスとしては初のクリスマスソング『Christmas of Love』も配信中です。曲への想いを訊きました。

曽我部:今年はドラマー(丸山晴茂さん)が亡くなって、メンバー3人だったのが2人になったんです。これは、「2人でやっていかなきゃいけない」っていう狭間のときに作った曲です。亡くなってしまったドラマーのことを、心の中で寂しいと思いながらも、懐かしいような気分になることがありました。彼のことを思い出すと悲しいというよりも、「これから先も頑張っていかないとな」という気分に、ちょっとずつなれてきました。そんなときにできたのがこの曲です。

さらに、「クリスマスソングを作る、ということではなかったかもしれない」と続けます。

曽我部:クリスマスが近くなって来る時期に、(丸山さんに対して)そういう気持ちになれたっていうことがすごくよかったなと思います。それで曲にまとめて、タイトルも『Christmas of Love』という、ちょっとベタではあるんですけれども、そういうタイトルにしました。クリスマスは、恋人達の時間っていうだけじゃなくて、お祭り騒ぎ。欧米だと必ずみんな実家に帰ったりするから、家族愛とか「Love」について一番みんなが考えるというか、近づこうとする日だと思います。そういう部分を歌詞に入れました。自分がこの曲を聴いてて励まされるようなところがあるので、よかったなと思っております。

なんでもない日常が愛しくなるような、優しい楽曲です。アルバム『There is no place like Tokyo today!』とあわせてチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『FRUIT MARKET』
放送日時:毎週土曜 15時-17時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/fruitmarket/

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