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米バンドもカバーした、2000年以降の邦楽クリスマス・ソング

米バンドもカバーした、2000年以降の邦楽クリスマス・ソング

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。12月12日(水)のオンエアでは、Licaxxxとのコンビでお届けしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週はクリスマスまで目前! ということで、「クリスマス・ソング特集」をお送りします。

「クリスマス・ソング特集」ではこれまでに、「クラシックなクリスマススタンダード」「オリジナルのクリスマススタンダード」をテーマに紹介。3日目は、「2000年以降のクリスマス・ソング」にフォーカスします。

「毎年出るクリスマス・コンピを買うのが好き」というLicaxxx。「だいたい、ど頭に入ってるのはワム!かマライア・キャリー」と続け、毎年変わらないクリスマス・ソングの傾向を指摘。「クリスマスソングといえば?」という質問に対しては、マライア・キャリーや山下達郎さんなどリリースから時間がたっている曲が多かったとか。

Licaxxx:日本は、家族ぐるみで楽しめる曲を推していく文化なのかなと思います。だから上から下まで知ってる曲がずっと使われていて、刷り込みだから毎年使われているCMは強い。「ヤマタツみたら電車」「竹内まりや聴いたら鶏食べたい」みたいな。

とはいえ、2000年以降も人気のクリスマス・ソングは誕生しているはず……。ということで、今回は2000年以降のクリスマス・ソングを何曲か紹介しました!

■桑田佳祐『白い恋人達』(2001年)
藤田:ご本人出演のコカ・コーラのCMソングとして印象深いかもしれません。2001年のナンバーです。歌詞にクリスマスという言葉がないものの、この時期の定番。クリスマス・ソングとして定着しているのではないかと思います。

■嵐『WISH』(2005年)
Licaxxx:これは『花より男子』の主題歌にもなっていたので、ぐっとくる人も多いのではないでしょうか。これもドラマの刷り込みで、時期に合わせてクリスマスのシーンが入っているんですよ。そういうときにでてくる主題歌は本当に強いですね。あと鈴の音のアレンジも入ってますし。

■クレイジーケンバンド『クリスマスなんて大嫌い!! なんちゃって』(2002年)
藤田:タイトルから衝撃的ですが、歌詞は横山剣さんと松井五郎さんの共作です。これも聴きますよ。
Licaxxx:このオールドスクールを引き継いだリズム感ね。いけずな感じが出ています。

■BoA『メリクリ』(2004年)
Licaxxx:この時期が、鈴の音のアレンジが一番多かった気がするな。最近あんまり聴かないと思う。
藤田:この曲皆さんの記憶に残っていると思いますが、Weezerもカバーしています。ASIAN KUNG-FU GENERATIONやELLEGARDENらがリスペクトするWeezerが、2008年の『Weezer (Red Album) 』のボーナス・トラックに収録していました。「なぜアメリカのロックバンドがカバーを?」と思いますが、ボーカルのリバース・クオモはスコット&リバースで日本の歌を歌ったりしていますし、日本人の奥さんに薦められて気に入ってWeezer名義でカバーしたそうです。

コーナー後半は、洋楽のクリスマスソングを紹介。Sia『Santa's Coming For Us』(2017年)、Ariana Grande『Santa Tell Me』(2014年)、Coldplay『Christmas Lights』(2010年)など、比較的最近の曲をピックアップしました。

12月13日(木)も引き続き、クリスマスソングの歴史、トレンドやその魅力を紹介します。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic

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