佐野元春、大瀧詠一に「はっぴいえんどを反面教師として見ているよね」と言われた理由

2018年11月28日

J-WAVEで放送中の番組『RADIO SWITCH』。この番組は【Listen to the Magazine, Reading Radio 雑誌を聴く、ラジオを読む。】をコンセプトに、カルチャーマガジン『SWITCH』、旅の雑誌『Coyote』、新しい文芸誌『MONKEY』の3つの雑誌とゆるやかに連動しながらお送りしています。

11月17日(土)のオンエアでは、『SWITCH』編集長 新井敏記さんによる佐野元春さんへのロングインタビューをお送りしました。ここでは佐野さんの活動に大きな影響を与えた「ビート・ジェネレーション」について語り合ったパートを紹介します。


■「ビート・ジェネレーション」とは?

「ビート・ジェネレーション」とは1950年代、詩人のギンズバーグやケルアックなどが中心となり、当時の若者に絶大な影響を与えたアメリカの文学運動です。

新井:佐野さんとビートの原体験は、高校時代に始まるんですか?
佐野:はい。僕がビート文学に初めて触れたのはジャック・ケルアックの著作でした。僕はもともと音楽は好きでしたし、10代の頃は自分でバンドも持っていましたから、やはりビートと言葉の関係というのが、いちばん興味の主体としてあった。その中で古今東西いろいろな文学があるけれども、50年代ビートの人たちの文体がすごく音楽的。英語で見てみるとすごく音楽的なんですね。そこから僕は俄然、興味を持って接しました。


■ビート的な態度の詩の朗読にチャレンジ

その後、詩人のアレン・ギンズバーグやグレゴリー・コーソ、音楽家ジョン・ケージによるビートと音楽の融合に激しくインスパイアされた佐野さんは、自身のポエトリーを朗読する表現活動を行いました。

佐野:日本語を使った、いわゆるビート的な態度の詩の朗読ができないだろうか、というのが僕の中でありました。もちろんそれまでも60年代、自分はまだ中高生でしたけど、渋谷のジァン・ジァンといった小さなベニューで、白石かずこさん、諏訪優さんとか当時の僕よりずっと年上の詩人たちが、ジャズ音楽に合わせて朗読をする、という催しをやっていました。

そして80年代、佐野さんは「ビートと言葉の融合ということについて、意識的な作品を生み出したい」という気持ちから、「スポークンワーズ」をスタートさせました。自分なりのスタイルを追求したこの「スポークンワーズ」は、昨年2017年にアメリカ・ブロンクスでも開催されました。


■はっぴいえんどを反面教師に?

そんな佐野さんの活動の中で、新井編集長が特に印象的だったのが、立教大学での「言葉とビート」をテーマにした講座。言葉とビートが織りなすアートがどのように人々の共感を得ていくのか、それを科学的に解析していくという内容でした。

佐野:近代詩から現代詩までをなぞって、生徒たちとその作品を共有しつつ、ここに新しく音楽詩というカテゴリーをセットしてみよう、という。音楽詩というのは、ビートを伴ったポエトリー、あるいはポエトリーを伴ったビート、という言い方もできると思うんですけど。こうした新しいカテゴリーで日本の詩を見ていくと、「ソングライターこそが今を映し出している詩人たち」という仮説が立てられるんじゃないか、っていうところから始まったんですね。
新井:なるほど。僕は逆に言うと「佐野さん以前と佐野さん以降」、要するに佐野さんが若い人たちと触れ合うこと。それと先達の人たち、大瀧詠一さんとか小田和正さんもそうですけど、そういう先輩たちがどういう音楽を作られてきたのか、ということを分析することで、日本の音楽の豊かさっていうのを改めて教えてくれた感じがします。

大瀧詠一さんがプロデュースした1982年の作品、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』に参加した佐野さん。その時に大瀧さんの音楽論、ソングライティング論などに触れたのですが、中でも印象に残っている言葉があります。

佐野:大瀧さんは、「音楽、ソングライティングというものを、いわゆる感性だけで捉えるものではなく、技術として捉えてもおもしろいんじゃないか」ということを教えてくれた人ですね。
新井:あるとき、大瀧さんから佐野さんに電話があって、「赤坂にいるんだけど、今から来ないか?」って話しがあって、僕もお供したんですが。そのときに印象的だった言葉があって。「佐野くんは、はっぴいえんどを反面教師として見てるよね」って。いわゆる詩に表れる叙情的なものを否定して、新しいものを作り出そうとしているって。大瀧さんはそれに、ものすごく日本の音楽の可能性を感じるっていうふうにおっしゃっていました。

70年代のポップ音楽をよく聴いていた佐野さんは、当時の詩に描かれている世界観が「非常に日本的というか、叙情的」と感じていました。しかし佐野さんは叙情よりも、実際に身の回りで起きている叙事的なものをスケッチするだけで詩になるのではと思い、そこから出来上がったのが、デビュー曲の『アンジェリーナ』をはじめとする初期の曲でした。

佐野さんの創作活動に大きな影響を与えた「ビート・ジェネレーション」。これを機会に触れてみてはいかがでしょうか?

【番組情報】
番組名:『RADIO SWITCH』
放送日時:土曜23時00分ー24時00時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radioswitch/about.html

尾崎世界観が歌うときのクセとは? 「不思議ですね、人間の体っていうのは」

2018年11月28日

J-WAVEで放送中の番組『SPARK』(月曜担当ナビゲーター:尾崎世界観<クリープハイプ>)。11月26日(月)のオンエアでは、クリープハイプのライブを最前列で見たというリスナーからのメールを紹介。尾崎の意外な事実が明らかになりました。


■なぜ背伸びをするの?

リスナーから届いたのは、こんな“気づき”でした。

「尾崎さんは歌うときにマイクスタンドに背伸びした状態で歌うんですね。素人の考えでは『背伸びすることで余計なところに力が入って歌いづらくないのかな?』と思うのですが、なぜそうしてるんでしょうか? いろいろ試した結果、そこに行き着いたんでしょうか?」

尾崎:背伸びして歌うんですよね、昔から。癖ですね、それは。体の重心は、人によって前だったり後ろだったり適正があるんですけど、いろいろ調べてもらったら(自分は)やっぱり「前」だったんですね。自分の力がしっかり入る体勢というのは、重心がつま先側。だから無意識のうちに、そこに力を入れるためにつま先立ちなんでしょうね。つま先立ちになると足の指の付け根あたりに力が入るから、それでやってるんだと思います。昔からそうですね。

最初は、人に言われて気づいたのだとか。

尾崎:前に人に「いつもつま先立ちで歌ってるけど歌いづらくないの?」と言われて。「そんなことないよ?」って言って、歌ってるときの映像を見て確認したら、実際つま先立ちでした。

「余計なところに力が入るのでは?」とリスナーは心配していましたが、尾崎は、足に力が入ることによって他の余計なところに力が入らないのでは……と分析していました。

尾崎:2時間ずっとできますね、つま先立ちは。「今からつま先立ちしてください」って言われたら長くできないですけど、歌ってたらできるっていう……不思議ですね、人間の体っていうのは。

ちなみに、このリスナーからのメールには他に「(最前列だったので)尾崎さんの足の爪が伸びすぎているのまで見えました」とも書いてあり……。

尾崎:足の爪ね、切ったんですよ、この間。「こんなに伸びてたんだ!」と思って。見られていたとは恥ずかしいですね。一番前のお客さんにはそりゃ見られちゃうよな。申し訳ないな……そんな足の爪が伸びてる奴なんて見たくないですよね。……いやー、本当、すごい伸びてたから。

少し反省した様子の尾崎でした。この日の放送では他にも、尾崎がファンの方から届く差し入れや手紙について語る時間もありました。

尾崎世界観

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【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時—25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/

Nulbarich・JQがイチオシ! 「どんなときに聞いてもいい感じにしてくれる」曲は?

2018年11月28日

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。11月26日(月)のオンエアでは、emmaとのコンビでお届けしました。

J-WAVEでは毎月、“WOW”と思える都市生活をデザインするキャンペーンを行っています。11月は“心も体も温かくする”キャンペーン「RELAX IN THE BATH」を合言葉に、お風呂やサウナでラジオを聴く習慣を提案しています。

この日の「MY SONAR MUSIC」のコーナーでは、NulbarichのJQさんがお風呂で聴きたい曲として、Kool & The Gangの『Summer Madness』を紹介。JQさんはお風呂が大好きだそう。お風呂では、どんなふうに過ごすのでしょうか。

JQ:僕はもちろん温泉も好きなんですけど、温泉に行けないときも、バスソルトや温泉の素みたいなのを入れたりします。お風呂は自分にとって大切な場所です。リリックやメロディがよく出てくる場所で、メロディをメモしたりします。それぐらい、僕にとっては神聖な場所です。

そんなJQさんが『Summer Madness』をおすすめする理由とは?

JQ:僕が大好きな曲で、どんなときに聞いても僕をいい感じにしてくれます。サビのオクターブで上がっていくシンセとか、クラブでもよくかかりますし、サンプリングされてたり、本当にクラシックの名曲なので、この曲を選ばせていただきました。

11月の『SONAR MUSIC』では、リスナーのみなさんから「お風呂で聴きたい曲」を大募集しています。ぜひ、番組の公式サイトのメッセージフォームから送ってください!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

吉岡里帆も絶賛!ceroら所属「カクバリズム」が大切にしていること

2018年11月28日

J-WAVEで放送中の番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)11月18日(日)のオンエアでは、cero、在日ファンク、キセルなど、数々のアーティストを擁する音楽プロダクション「カクバリズム」代表の角張渉さんをゲストにお迎えしました。小さい規模で運営する上で大切にしていることを訊きました。


■学生ローンで借金してレーベルを…

角張さんは在学中、19歳でレーベルを立ち上げました。どんな経緯があったのでしょうか?

角張:GOING STEADYの峯田和伸くんとか安孫子真哉くんと仲良くなって、僕は学生ローンで借金して、お互い30万円くらい出して、友だちのバンドのコンピレーションアルバムを発売したんです。
吉岡:GOING STEADYとはどのように知り合ったんですか?
角張:ライブハウスでバイトしていたんですよ。もともと僕らもバンドをしていて、GOING STEADYは人気があったんですが、ローカルシーンに興味を持っていたので、そこで仲良くなりましたね。峯田くんや安孫子くんは付き合いが長いですね。20年以上になります。峯田くんは家に遊びに来ると、帰らないんですよね(笑)。
吉岡:ずっと一緒にいたいみたいな(笑)。
角張:当時、峯田くんは千葉に住んでいたから、帰るのが遠いんだろうなと(笑)。


■所属アーティストはどう決まる?

吉岡:カクバリズムに所属しているアーティストは、角張さんが見つけてくるのか、それともアーティスト側から「入りたい」と連絡があるのでしょうか?
角張:半々ですね。YOUR SONG IS GOODは一緒に立ち上げました。SAKEROCKは、YOUR SONG IS GOODのメンバーが彼らのライブを観て「めちゃくちゃかっこいいから一緒にやりたい」と言ってきたんです。ライブを一緒にしてから仲良くなり、カクバリズムからリリースするようになりました。キセルは、当時から僕が大好きなアーティストで、メジャーの契約が切れて二人でやっていたタイミングで、「カクバリズムでやらせてくれないか」と半年くらい話してきてもらって。ceroはデモテープを聴かせてもらったら最高で、「うちでやらないと一生後悔する!」と思って所属してもらいました。他から移ってきてくれるアーティストも多いので、半々くらいですね。「このバンド売れそう」というより、お互い支え合える部分が見えやすくなると、お互いにやらせてくださいっていう感じになります。


■大切にしているのは「ストレスを与えないように」

吉岡:プロダクションで大切にしていることはありますか?
角張:小さい規模なので、メジャープロダクションにはないユニークな部分は必要だと思っています。人が少ない分、バンドや事務所にもストレスはあるんですよ。ただ音楽を創る上でのストレスはゼロにしていきたいので、そこを重点にしています。純粋にいいモノを創っていくことに対しては、みんなにストレスを与えないようにしているのは自分のルールですね。
吉岡:角張さんの著書『衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには』に、「家族や仲間内で『面白いね』と感じたことをやるようにしている」という話は、愛情がたっぷりだと思いました。
角張:僕も気をつけるようにしているんですけど、外部の人や仲間と仕事をしていると慣れてくるじゃないですか。やりたいことをブレないようにすると広がりも薄くなるんですけど、純度と雑味が上手い具合に混ざりあうんですよね。最近はでも、狭くなりすぎないように、自分のエゴが固まりすぎないようにしようと思っています。反省なんですけど。
吉岡:いや、かっこいいです。エゴが削ぎ落とされる世界だから、エゴを持っていることは個性だと思います。芸能事務所は自分の理解者であり、自分がやりたいことを「面白いじゃん」と言ってくれるような家族だと思いたいんです。そういう意味では、角張さんは良きお父さんです。
角張:勇気づけられました。頑張ります!

カクバリズムの15年間を語った、角張さんの著書『衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには』が現在発売中です。ぜひチェックしてみてください!

【番組情報】
番組名:『UR LIFESTYLE COLLEGE』
放送日時: 毎週日曜 18時−18時54分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/

映画『ボヘミアン・ラプソディ』にパワー負けして号泣…ネバヤン・鈴木が語るオススメのシーンは?

2018年11月28日

J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(水曜担当ナビゲーター:never young beach)。11月21日(水)のオンエアでは、ドラムの鈴木健人がソロでお送りしました。この週もリスナーからのメッセージにたくさんお答えしました。

まずは10月にリリースされた楽曲『うつらない/歩いてみたら』でのドラムについて。メッセージを送ってくれたリスナーは、友人と「新曲のスズケン、ヒマそうだね(笑)」という話に。音数が少ない中で、こだわりなどはあるのでしょうか?

鈴木:実際、ヒマっちゃあ、ヒマなんですよね(笑)。2曲とも。音数が少ないながらのプレイでのこだわったところは、ちょっと逆説的になっちゃうんですけど、「音数が少ない」っていうのが今回の2曲のこだわりなんですね。

メンバーと話し合って音数を少なくした、と話す鈴木。ドラムは激しく叩いたり、音数が多いとテクニックやこだわりが詰まっているイメージがあるかもしれませんが、「ドラマーにとって音数を少なくすることがいかに難しいか」ということを今回のレコーディングで実感しました。

鈴木:というのも、フィルをたくさん入れたり、シンバルを“ジャンジャンジャジャン”といくのは、正直そっちのほうが簡単なんですね。音数がほぼないビートだけで、しかもテンポもゆっくりでってなると、もうライブとかは特に苦行みたいなところがあるんですよ。ちょっとでもズレたら終わりだし、それしかやってないってなると、そこを極めないと何もドラムを成り立たせられないというか。

これまでのキャリアの中で、この2曲が個人的に一番気に入っているドラミングだと語る鈴木。ぜひ改めてドラムに注目して『うつらない/歩いてみたら』を聴いてみてください!


■ 映画『ボヘミアン・ラプソディ』でネバヤン全員が号泣?

先日、札幌でのライブの前日に、映画『ボヘミアン・ラプソディ』をバンドメンバーとスタッフ全員で観に行った鈴木。映画を観るまでは、Queenについては有名な曲を数曲知っているだけで、ほとんど知識はなし。前評判も高く、周りのバンド仲間もみんな泣いたという話を聞いていたのですが、「全員が泣く映画なんておかしいだろ」と疑問を感じながら観に行ったのだとか。

そもそも鈴木は映画を観て泣くことがあまりないようで、映画を観て泣いている友人に「泣くところあった?」と聞いて、ケンカになったこともあったそう。

鈴木:そういう感じで、映画で泣くっていうのがわかんなかったんですよ。まぁ結果としては、大号泣してしまったんですけど(笑)。この映画、感動でもあるし、すごいバカだなぁと思って。

それは冒頭でいきなり流れる“ある音”。ここではネタバレも含むため伏せますが、本当に冒頭部分なので、観に行こうと思っている方は、ぜひ時間通りに行くことをオススメします。

鈴木:たっさん(ベースの巽)が「フレディが死ぬとこで泣くんじゃなくて、途中途中のフレディの寂しそうな顔とか、そういうところがすごい凝ってる」って言ってて。細かいフレディの心の感じとかも演技されてて、最後に感動的なライブのシーンがあるんですけど、そこで1曲目に『ボヘミアン・ラプソディ』っていう曲を歌った瞬間のパワーがスゴすぎて、そのパワー負けして泣いた映画でしたね。

「自分は絶対に泣かない」と自負していた鈴木を号泣させた映画『ボヘミアン・ラプソディ』。気になる方はぜひチェックしてください!

その他、ギターの阿南と一緒に仙台で見た、紅葉の思い出について語りました。

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【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時−26時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/

YMOは、いかにして「社会現象」となったか? コントとコラボする斬新な試みも【特集】

2018年11月28日

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。11月27日(火)のオンエアでは、DAOKOとのコンビでお届けしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、今年で結成40周年を迎えるYMOこと、イエロー・マジック・オーケストラを特集。

【1回目】伝説の音楽グループ・YMOを大特集! 「イエロー・マジック」の意味とは?

細野晴臣さん、高橋幸宏さん、坂本龍一さんの3人で結成された、テクノ音楽の元祖とも称される、日本が世界に誇る音楽グループ、イエロー・マジック・オーケストラ(以下、YMO)は、1978年のグループ結成から今年で40周年を迎えました。

DAOKOは世代は違うものの、父の影響やテクノ好きということもあり、今でもレコードで聴いているそう。その魅力について「あの時代、こういうのあったよね」みたいな古さは感じられず、時代を超えた新しさ、ユニークさがあると言います。

そんなYMOの歴史について、1日目は1978年のデビューから1979年の2ndアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』がリリースされたところまでを紹介。2日目はその続きから。


■先に海外で話題に

『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』をリリース後、YMOはすぐに初のワールドツアーを行います。この時、ツアーを一緒に回っていたメンバーは、矢野顕子さん、渡辺香津美さん、そして「4人目のYMO」といわれた松武秀樹さん。このツアー中に同作が国内で大ヒットし、帰国したときに彼らはスターになっていました。

ほとんどのアーティストは、国内でヒットを出し、人気を得てから海外ツアーを行うことが多かったのですが、当時のスタッフが「YMOの音楽は国内よりも海外で人気が出る!」と見越してのことだったそう。その戦略は結果的に大成功となりました。

海外ではテレビやラジオなど多くのライブ番組が組まれ、東洋の未知なる国からやってきた若者たちは、オーディエンスの反応に媚を売ることなく黙々と演奏。そのパフォーマンスに加え、当時「人民服風」と表現された赤いコスチュームなどそのビジュアルも話題に。ロンドン、パリ、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンD.C.、ボストン、そして凱旋公演となった中野サンプラザと、追加公演を含めた計11公演は大成功をおさめました。


■ヘアスタイル「テクノカット」も大流行

YMOはツアーの終了とともに、海外でヒットした日本人アーティストとして、逆輸入的に日本での人気が爆発。80年代当時、原宿を中心に若者の間で流行っていた竹の子族が、こぞってYMOの『ライディーン』で踊っていたそうです。さらにYMOメンバーがしていた、モミアゲを剃って襟足を刈り上げた「テクノカット」が大流行。音楽だけでなく、そのスタイルも当時の小学生から大人まで、まさに社会現象として受け入れられるほどになりました。


■伝説のラジオ番組とタッグ、さらにヒット!

そして1980年3月から初の国内ツアーをスタート。確固たる人気を確立したYMOはこの年の6月に3枚目のアルバム『増殖』をリリースします。このアルバムは当時、人気を博していた伝説のラジオ番組『スネークマンショー』とタッグを組んだ作品です。

『スネークマンショー』はラジオDJの小林克也さん、音楽プロデューサー・放送作家の桑原茂一さん、俳優の伊武雅刀さんを中心に、音楽とショートコントを織り交ぜた人気番組でした。この番組の大ファンだった高橋幸宏さんが細野晴臣さんに聴かせたところ、とても気に入り「じゃあアルバムでやるか」とこのコラボが決まりました。アルバムでは番組と同じスタイルで、曲の間にショートコントが挟み込まれるという演出になっています。

藤田:そもそもは実験的なニュアンスを込めたユニットととしてスタートしていた、という歴史を1日目に紹介したんですけども、まさにその面白いと思ったものを自分たちの中に取り入れるという、イエロー・マジック・オーケストラらしい挑戦的なアルバムでした。

このアルバムはオリコン・アルバムチャートで1位を獲得。前作に続き2作連続1位となる大ヒットとなりました。『増殖』をリリース後、YMOは再び海外ツアーへと向かいます。最初の海外ツアーよりさらに大規模となり、全8カ国19公演を周りました。

その間には1971年から2006年まで放送されていた、アメリカの超人気ダンス音楽番組『ソウル・トレイン』に日本人アーティストとして初めて出演。その映像はネットでも見ることができます。若かりし頃のメンバーを見てみたいという方はぜひ探してみてください。

このワールドツアーのファイナルは、日本に凱旋しての日本武道館公演。こちらはなんと4日間連続公演! 時代の寵児となったYMOは、その翌年1981年に4枚目のスタジオ・アルバム『BGM』で大きな転換期を迎えます。これには「音を出す機材の変化」が大きく関わっています。

【3回目】YMOはヒップホップシーンにも影響? 世界の音楽に与えた影響

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番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
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料理大好き芸人、ロバート・馬場が伝授! ほかほか「鶏団子鍋」&「ヤムウンセン」レシピ

2018年11月28日

J-WAVEでは11月23日(金・祝)に特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL NITTOCHI presents CITY FOR THE FUTURE』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)を、9時間に渡ってオンエア! 番組では、料理が得意なお笑い芸人の馬場裕之さん(ロバート)が登場。おすすめの料理を2品作っていただきました。

「クックパッド」に、49ものレシピを趣味として公開している馬場さん。今回作ってくれた料理はこちらです。


■「芯までぽっかぽかしょうが鶏団子鍋」

【材料(4人分)】

手羽元:10本
しょうが(すりおろし): 60グラム
にんにく:2個
塩:小さじ1
料理酒:100ml
水:1000ml
<団子材料>
鶏むねミンチ:250g
鳥ももミンチ:200g
にら:1束
しょうが(すりおろし):20g
長芋(すりおろし):50g
塩、胡椒:少々
ごま油:小さじ1
醤油:小さじ1
料理酒:小さじ1
片栗粉:大さじ2

【作り方】

1.深めの鍋に水を入れて、にんにく、すりおろしたしょうが、手羽元、長ネギの青い部分をいれる。
2.塩、酒を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火でじっくり30〜60分ほど煮る。
3.鳥むね、もものミンチにしょうがすりおろし、にら1束を5ミリ幅に切って入れる。
4.長芋すりおろし、片栗粉、塩胡椒、ごま油、醤油、酒を入れてよく混ぜる。

しょうが鶏団子鍋

5.火を止め、長ネギを取り出し、浮いている油をお玉で捨てる。
6.鶏団子をスプーンで適度な大きさにして、沸騰した鍋に入れる。
8.鶏団子が浮いてきたら完成。

しょうが鶏団子鍋

あとはお好みの野菜を入れてどうぞ。鍋にはんぺんを加えると、ふわふわに仕上がるので、お好みで入れてみてください。


■「カニカマで作るヤムウンセン」

【材料(4人分)】

春雨(乾燥):120g
カニカマ:100g
ミニトマト:10個
赤タマネギ:小1個
キクラゲ:適量
ナンプラー :大さじ1
レモン:1/4
一味唐辛子:適量
パクチー:お好みで

【作り方】

1.赤タマネギを切ってボウルに入れる。
2.ミニトマトは半分に切ってボウルにいれる。
3.赤タマネギ、カニカマ、キクラゲを入れる。
4.戻して冷水で洗って水を切った春雨を入れる。
5.ナンプラー、レモン汁はお好みで。一味唐辛子、パクチーを入れて、混ぜたら完成。

ヤムウンセン

ミントや砕いたカシューナッツを入れても◎。


■頭の中は料理のことばかり

素敵なレシピを紹介してくれた馬場さん。移動中も常に料理のことを考えていると言います。

馬場:芸人さんは、普通はネタを考えていますが、その時間を常に料理に費やしています。お笑いにどんどんついていけなくなってます。相方に「今年ひとボケもしてないな」って言われました(笑)。
山田:仙台郊外にある「ロバート馬場農園」で、お米や野菜も育ててるんですよね。
馬場:坪沼というのどかなところで、水が綺麗なのでおいしいお米が育ちます。米粉にして麺にして販売しています。

馬場さんは移住を考えており、「沖縄で亜熱帯の植物を育てたい」と明かします。

馬場:エスニック料理が好きなので、タイ料理に欠かせないコブミカンの葉とかを作ってみたいと計画しています。

お笑い芸人・ロバートとしては、5年ぶりの単独ライブ「ロバート20周年爆笑コントLIVE『怒涛の無理フェス』」が控えています。東京公演は12月25日(火)〜27日(木)に有楽町朝日ホールで行われます。また、「ロバート激ヤバ祭 〜トゥトゥトゥ・版画・邪念0・ナイロンDJ・接しやすいサークル・大集合SP〜」が、12月8日(土)〜27日(木)、池袋PARCO 本館7F PARCO MUSEUMにて開催されます。ぜひ足を運んでみてください。

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番組名:特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL NITTOCHI presents CITY FOR THE FUTURE』
放送日時:11月23日(金・祝)9時−17時55分
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/holiday/20181123/

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