J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』（ナビゲーター：クリス智子）。11月8日（木）のオンエアでは、俳優の上村海成さんが登場。まもなく上演される三島由紀夫原作の舞台『命売ります』について伺いました。
■朝ドラでの弟役で話題に！中2でモデルデビュー
最近ではNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で主役・楡野鈴愛の弟・草太役で中村雅俊さんや松雪泰子さんとの共演も話題に。落ち着いた弟という役柄でしたが現場では「共演者さんに圧倒されました。錚々たる方々がものすごいお芝居をされるので、緊張しましたね」と振り返りました。
そんな上村さんは1997年生まれ。中学生でモデルデビューしています。芸能界に入ったきっかけを伺いました。
上村：デビューは中学2年生ですね。最初、幼なじみがモデルをやっていて、その子のお給金に憧れて（笑）。やれるだろうと思っちゃって、事務所に入りました。
クリス：俳優になるというのはいろいろご経験されてからですか？
上村：大学に入って18歳くらいのときにお芝居をやって「お芝居って面白い」って思って。やっていきたいなと、思ったのがきっかけです。ミュージカル『テニスの王子様』という作品です。
クリス：そう聞くとスムーズにやってこられたように見えますけど。
上村：俳優をやろうとなってからは上手くやらせていただいたんですけど、それまでは目標もない状態だったので。「まだ人生を左右されるものじゃない」という感覚でしたね。
■朝ドラ出演中は…
番組では『半分、青い。』の主題歌・星野 源さんの『アイデア』をオンエアしましたが、上村さんは自宅でも毎朝オンタイムで朝ドラをみていたそうです。そのときのエピソードを語ってくれました。
上村：親が朝ドラをみていて『アイデア』が流れると「はじまったよ！ 今日出るんじゃないの？」と母に起こされる。この曲が目覚ましでしたね、この半年は（笑）。
■三島由紀夫作品の舞台に初挑戦
そんな上村さんですが、11月から舞台『命売ります』に出演します。近年になって重版を重ね、再び注目を集めている三島由紀夫原作の作品。自殺に失敗してしまった男性が「命売ります」という広告をだし、次々と買いたい人たちが現れます。生と死をユーモラスに描いていますが、主役の命を売る男を東 啓介さん、上村さんは命を買いに来る学生を演じます。お母さんが吸血鬼という不思議な役です。
上村：初期の段階の台本から「内容がすごく面白いな」と思って、今までの役とも違っていたのですごく楽しそうだなと思いました。けど、やっぱりすごいプレッシャーというか、「PARCOの舞台に出させてもらうなんて、こんなことあっていいのか」と思って、すごいドキドキはしましたね。
クリス：通し稽古がはじまったばかりということで、今の感覚はどうですか？
上村：出ている自分が言うのもなんですけど、面白いですね（笑）。みなさんが演られているのをみて「ああ面白いな」と思って。
クリス：自分の役の面白さはどうですか？
上村：役どころとしては真面目でまっすぐな役なんですけど、それが変な方向に行っちゃっているという奇妙な感じがあって。自分でも理解しがたい部分があるんですけど、深く考えると単純な理由だったりして。表向きは共感し難い役なんですけど、すごく共感できる役かなと思います。
クリス：三島由紀夫さんの作品にふれる機会は過去にはありましたか？
上村：はじめて三島作品を手にとって、「難しいんだろうな」という印象がすごくありましたが、言葉づかいは昔風ですけど読みやすくて、気にせず読めました。
クリス：ノゾエ征爾さんの演出とか現場の雰囲気はどうでしょうか？
上村：ノゾエさんは放任主義なのか、稽古2日目から「じゃあ自由にセットを使ってお芝居してください」と、何も決められずに。最初はハラハラして「台本を座って読みたい」と思いましたが、演りました。最初固かったのも、徐々に慣れてきて普段よりもお芝居がやりやすくなってきました。
舞台『命売ります』は11月24日（土）から12月9日（日） の日程で、池袋のサンシャイン劇場で開催されます。チケットは現在発売中です。
ちなみに「今後、演じてみたい役は？」という質問に、「真面目な役とかが多いので一度ぶっ飛んだ役をやってみたいです。普段そういう生活はできないから憧れがあります」と答えていた上村さん、今後の活躍にも注目です！
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【番組情報】
番組名：『GOOD NEIGHBORS』
放送日時：月・火・水・木曜 13時－16時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
■朝ドラでの弟役で話題に！中2でモデルデビュー
最近ではNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で主役・楡野鈴愛の弟・草太役で中村雅俊さんや松雪泰子さんとの共演も話題に。落ち着いた弟という役柄でしたが現場では「共演者さんに圧倒されました。錚々たる方々がものすごいお芝居をされるので、緊張しましたね」と振り返りました。
そんな上村さんは1997年生まれ。中学生でモデルデビューしています。芸能界に入ったきっかけを伺いました。
上村：デビューは中学2年生ですね。最初、幼なじみがモデルをやっていて、その子のお給金に憧れて（笑）。やれるだろうと思っちゃって、事務所に入りました。
クリス：俳優になるというのはいろいろご経験されてからですか？
上村：大学に入って18歳くらいのときにお芝居をやって「お芝居って面白い」って思って。やっていきたいなと、思ったのがきっかけです。ミュージカル『テニスの王子様』という作品です。
クリス：そう聞くとスムーズにやってこられたように見えますけど。
上村：俳優をやろうとなってからは上手くやらせていただいたんですけど、それまでは目標もない状態だったので。「まだ人生を左右されるものじゃない」という感覚でしたね。
■朝ドラ出演中は…
番組では『半分、青い。』の主題歌・星野 源さんの『アイデア』をオンエアしましたが、上村さんは自宅でも毎朝オンタイムで朝ドラをみていたそうです。そのときのエピソードを語ってくれました。
上村：親が朝ドラをみていて『アイデア』が流れると「はじまったよ！ 今日出るんじゃないの？」と母に起こされる。この曲が目覚ましでしたね、この半年は（笑）。
■三島由紀夫作品の舞台に初挑戦
そんな上村さんですが、11月から舞台『命売ります』に出演します。近年になって重版を重ね、再び注目を集めている三島由紀夫原作の作品。自殺に失敗してしまった男性が「命売ります」という広告をだし、次々と買いたい人たちが現れます。生と死をユーモラスに描いていますが、主役の命を売る男を東 啓介さん、上村さんは命を買いに来る学生を演じます。お母さんが吸血鬼という不思議な役です。
上村：初期の段階の台本から「内容がすごく面白いな」と思って、今までの役とも違っていたのですごく楽しそうだなと思いました。けど、やっぱりすごいプレッシャーというか、「PARCOの舞台に出させてもらうなんて、こんなことあっていいのか」と思って、すごいドキドキはしましたね。
クリス：通し稽古がはじまったばかりということで、今の感覚はどうですか？
上村：出ている自分が言うのもなんですけど、面白いですね（笑）。みなさんが演られているのをみて「ああ面白いな」と思って。
クリス：自分の役の面白さはどうですか？
上村：役どころとしては真面目でまっすぐな役なんですけど、それが変な方向に行っちゃっているという奇妙な感じがあって。自分でも理解しがたい部分があるんですけど、深く考えると単純な理由だったりして。表向きは共感し難い役なんですけど、すごく共感できる役かなと思います。
クリス：三島由紀夫さんの作品にふれる機会は過去にはありましたか？
上村：はじめて三島作品を手にとって、「難しいんだろうな」という印象がすごくありましたが、言葉づかいは昔風ですけど読みやすくて、気にせず読めました。
クリス：ノゾエ征爾さんの演出とか現場の雰囲気はどうでしょうか？
上村：ノゾエさんは放任主義なのか、稽古2日目から「じゃあ自由にセットを使ってお芝居してください」と、何も決められずに。最初はハラハラして「台本を座って読みたい」と思いましたが、演りました。最初固かったのも、徐々に慣れてきて普段よりもお芝居がやりやすくなってきました。
舞台『命売ります』は11月24日（土）から12月9日（日） の日程で、池袋のサンシャイン劇場で開催されます。チケットは現在発売中です。
ちなみに「今後、演じてみたい役は？」という質問に、「真面目な役とかが多いので一度ぶっ飛んだ役をやってみたいです。普段そういう生活はできないから憧れがあります」と答えていた上村さん、今後の活躍にも注目です！
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【番組情報】
番組名：『GOOD NEIGHBORS』
放送日時：月・火・水・木曜 13時－16時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
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