Queen、絶頂期から休止状態へ…日本武道館公演のバックステージで語った言葉とは?【特集】

2018年11月08日

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。11月7日(水)のオンエアでは、Licaxxxとのコンビでお届けしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は11月9日(金)に映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開される、伝説のロックバンド・Queenを特集しています。

1日目:伝説のバンド・Queen、「時代遅れ」と酷評されていた!? デビューからターニングポイントまでの軌跡
2日目:Queenの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』はシングル化を反対されていた! その理由は…
3日目:Queen、絶頂期から休止状態へ…日本武道館公演のバックステージで語った言葉とは?【特集】
4日目:Queen、復活の瞬間に「19億人」が熱狂! フレディは自身のコンプレックスを乗り越えて…【特集】


■全世界で3億枚以上のセールスを誇るレジェンドバンド

1973年にデビュー。全世界で3億枚以上のセールスを誇るイギリスのレジェンドバンド・Queen。メンバーはボーカルのフレディ・マーキュリー、ギターのブライアン・メイ、ベースのジョン・ディーコン、そしてドラムのロジャー・テイラー。1991年にフレディ・マーキュリーが亡くなったあとも、現在まで断続的に活動を続け、彼らが残した楽曲は今もなお世界中の人たちから愛されています。

1973年にアルバム『Queen』(邦題:戦慄の王女)でデビュー。イギリス国内では作品そのものは時代遅れだと初めは酷評を受けたものの、アルバム『Sheer Heart Attack』や『A Night at the Opera』(邦題:オペラ座の夜)の大ヒットにより世間の評価を逆転させます。

ロックにクラシックやオペラを取り入れた楽曲『Bohemian Rhapsody』は6分近い長さにも関わらず、イギリスのチャートで9週連続1位の大ヒット。その後も『We Will Rock You』や『We Are the Champions』などヒットを連発。世界中から注目される存在となりました。


■実験的なアプローチで存在感を発揮

1978年にはアルバム『Jazz』をリリース。クラシックやオペラを取り入れたQueenですが、このアルバムの1曲目『Mustapha』ではアラビア語・ペルシャ語が用いられ、ワールドミュージックの要素が入っています。また、10曲目の『Fun It』はファンクを取り入れた1曲で、ロジャー・テイラーがシンセドラムを導入しています。彼らにとって、より貪欲に音楽的な実験を試みたアルバムとなり、セールスもヒットを記録。アメリカでプラチナディスクに認定されました。

ちなみに、UKロックシーンは当時台頭してきたパンク・ロックやニュー・ウェイブ、ポストパンクへと流れていくなかで、自分たちの実験的なアプローチで存在感を発揮した作品と言えます。

Queenの音楽的な探究は続いていきます。1980年にリリースしたアルバム『The Game』の1曲目『Play The Game』は大胆にシンセサイザーを、5曲目『Crazy Little Thing Called Love』(邦題:愛という名の欲望)ではロカビリーを取り入れています。

藤田:この頃には、どんなジャンルを取り入れてもファンは理解してくれるという自信が感じられます。
Licaxxx:ポップミュージックになったということですね。
藤田:「あれもやろう」「これもやろう」と幅が広がるのも理解できますね。

フレディ・マーキュリーやブライアン・メイだけでなく、特にこのアルバムで突出しているのはベースのジョン・ディーコンが作った曲『Another One Bites The Dust』(邦題:地獄へ道づれ)。ポップチャートのみならず、ソウル部門、ディスコ部門でもチャートインし、さらに幅広くファンを獲得することになりました。

アルバム『The Game』はアメリカで大ヒット。続くデヴィッド・ボウイとの共作『Under Pressure』も大きなヒットを記録しました。


■絶頂期から休止状態へ。解散も噂されるほどに

バンドにとって音楽的にも商業的にも絶頂期となったQueen。しかし、1982年のアルバム『Hot Space』の評判はよくありませんでした。『Another One Bites The Dust』に引っ張られ、ブラックミュージックの色を強めすぎてヒットにはつながらず。実は、アルバム『Jazz』の頃からバンド内で激しく衝突するようになっていきます。

徐々にバンド以外にも興味が湧き、ドラムのロジャー・テイラーが1981年にメンバーで初めてソロアルバムをリリース。アルバム『Hot Space』後は、バンドの不仲もあり一時休止状態。世間でも解散が噂されるようになりました。

1985年4月にボーカルのフレディ・マーキュリーがソロ作品をリリースすると、さらに世間での噂は加速。事実、バンドはバラバラな状態となり、1985年5月におこなわれた日本武道館公演のバックステージでは、「武道館公演もこれで最後かも」とメンバー内で話していたそうです。

藤田:バンドあるあるでもあるのかな。音楽的にも商業的にもピークを迎えていたし。Queenのハイライトとなる曲をメンバーそれぞれが書いていたので、非常に音楽的にも才能のある人たちが集まっていたので、ソロの話がきてもおかしくなかったのかな。
Licaxxx:みんな曲を書けちゃうからね。
藤田:しかも、音楽的にも成功を収めて、ほしかったものは手に入っているわけだからね。バンドとしてはピンチだったんでしょうね。

このままQueenは終わってしまうのか? 最終回となる4日目の11月8日のオンエアは、Queenにとっての伝説のステージ「Live Aid」、そしてフレディ・マーキュリーのパーソナルな部分に迫ります。続きの記事はコチラ。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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