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いきものがかり、“不仲説”の真相を明かす「家まで週刊誌の記者さんが来て…」

いきものがかり、“不仲説”の真相を明かす「家まで週刊誌の記者さんが来て…」

J-WAVEで放送中の番組『AVALON』。金曜の夜を豪華ナビゲーター陣が週替わりでお届けしています。11月2日(金)のオンエアでは、ナビゲーターに音楽活動を再開した、いきものがかりが登場! 吉岡聖恵さん、水野良樹さん、山下穂尊さんをお迎えして、放牧宣言後に出た不仲説や放牧期間中の活動など、たっぷりと語ってもらいました!


■不仲説の真相

放牧宣言後、ネットではメンバーの不仲説が噂になっていました。

吉岡:リーダー(水野さん)が突然「俺とおまえ、仲悪いんだっけ?」って言ってきてね。「え、何それ!?」って言ったら、「ネットで言われてる」って(笑)。
水野:すごく仲悪いですよ。1カ月に1回くらい、ふたりが家にくるくらい(笑)。
山下:この半年はよく行ったよね。
水野:週刊誌の記者さんが、3人でいたときに何回か来たんだよね。
吉岡:びっくりしたよね。まず、私が家に帰ったらスーツを着た人がいて、「こんにちは」って声を掛けられて、いろいろ訊かれたんですよ。ヘラヘラしてたら、すっぴんの顔をカメラで撮られて、気に入ってないんです(笑)。翌々日にはメンバーの家で集まってお茶を飲んでたんですよ。
水野:よく会ってたよね。吉岡がその記者に直撃を受けた話をしてたんだよね。そしたら、インターホンが鳴って、玄関先を見たら吉岡が言っていたような人が立っていて、「この人!」みたいな(笑)。
山下:今、記者さんが聴いていたら「あいつら無視しやがって」って思ってるかも。
水野:不仲説で僕らを追っているんだったら、「3人で出たほうがいいんじゃね?」と思ったけど、さすがに勇気がなかったので出なかったです。記者さん、すみませんでした。

いきものがかり・水野良樹

不仲説も吹き飛ばす、和気あいあいとしたトークを繰り広げる3人。しかし、吉岡さんと水野さんは『AVALON』の生放送終了後に食事をしようと盛り上がっていましたが、山下さんは別の予定を入れてしまっており……。

吉岡:3人で行こうって、前からうっすら言ってたじゃん!
山下:今日は生放送だからカットアウトじゃない。だから時間が押したりしないから予定を入れてたの……。
水野:集牧宣言だから、俺らは「やっぱり肉しかないよね!」って盛り上がってたんです。昨日、マネージャーを含めたLINEグループから「お店はこの時間でいいですか?」って連絡が来たら、山下が急に「僕、予定入ってるんです」って(笑)。
吉岡:“何かある”って思おうよ!
水野:急に仲悪い感じが出てきたね(笑)。でも、ほっち(山下さん)が来ないことを受け入れている俺らがいるっていう話を、J-WAVEに来るタクシーの中で話したよね。
吉岡:たしかにね。

ここで山下さんは、「誕生日にも申し訳ないことをしましたよね」と、こんなエピソードを明かしました。

吉岡:打ち合わせの日がほっちの誕生日で、私が誕生日ケーキを買って「ほっちんぐへ」ってメッセージを入れてたのに、ほっちだけ打ち合わせを忘れてて来ないっていうね(笑)。
山下:打ち合わせが15時で、気づいたのが18時くらいだった(笑)。
吉岡:地元で誕生日祝いしてたんだよね。
山下:すっかり失念していました。その節はすみません。
水野:そういうのが1度や2度じゃないから、俺らも慣れてるんだよね。
吉岡:ほっちのペースをわかってるからね(笑)。準備したケーキはみんなで食べました。
水野:不仲かどうかはみなさんで判断してほしい。
山下:こんな感じの空気で20年やっております。

いきものがかりは11月3日(土)で、結成20年目を迎えます。

水野:山下とは30年くらいの付き合いだよね。
吉岡:何それ……。
水野:知ってたでしょ(笑)。
吉岡:30年って、「何それ」って感じじゃん(笑)。


■放牧中、メンバーは何をしていた?

放牧宣言から約2年。それぞれどんな活動をしていたのでしょうか? 夏休みの日記風に報告してくれました。

水野:放牧期間中に、対談企画で北野 武さんにお会いすることができました。とても優しかったです。『SAKURA』を知ってくださっていて、非常に光栄でした。
吉岡:リーダーは、人にめっちゃ曲を書いたりしていたんだよね。


放牧宣言前の10年間でリリースした曲は120曲。そのうち約60曲は水野さんが作曲を担当しています。さらに、この2年間で書いた曲は70曲ほど。

水野:たくさん書かせていただきました。この2年間はシンガーソングライターとして、毎週課題に取り組むペースを保つことができました。今もまだ発表されてないお知らせがたくさんあります。これからもよろしくお願いします!

続いて吉岡さんの報告です。

吉岡:2017年1月15日(日)、一日中だらだらしていました。2月、グラミー賞を観にロサンゼルスに行きました。エド・シーランのパフォーマンスを生で観ました。ピコ太郎さんに会って写真を12枚撮ってもらいました。3月、ハワイの牧場で馬に乗りました。怖かったです。2018年9月、スイスに旅行し、本場の放牧を見ました。癒やされました。2018年10月24日(水)、ソロカバーアルバム『うたいろ』をリリースしました。NOW ON SALE!

最後に山下さんの報告です。

山下:放牧期間中にキャンピングカーを買って北海道に行きました。放牧宣言しているから、牛は見ないといけないなと思いました。
水野:不思議なんだけど、山下くんが話すと時間がゆっくりになる。
吉岡:“ほっちんぐタイム”ね。
山下:曲も書いていました。JUNNAさんのアルバムの曲を書いたり、フェスのナビゲーターもしました。
水野:あとは山小屋を作ったりしたんだよね。建築資材に詳しくなったよね。
山下:最近は“マイ斧”がブームでして……。
水野:ラジオでマイブームを訊くことは多いんだけど、斧って言う人はなかなかいないわ(笑)。

いきものがかり・山下穂尊

放牧中の2年間、それぞれ自由に、楽しく過ごしていたようです。


■MVのコスプレ…次は何をする?

ここから、いきものがかりの活動に話が移ります。いままで、いきものがかりのミュージックビデオでは、3人がさまざまなコスプレに挑戦しました。

吉岡:水戸黄門、忍者、十二単、うさぎの着ぐるみ、レスキュー隊、看護師……。
水野:看護師の服は、本当に病院にいそうだったよね。
吉岡:キャラが浮き出てこなかったね。素通りされそうな感じ。
水野:執事やニュースキャスターもやったな。
山下:かぼちゃパンツも履きました。
吉岡:王子様役ね。
水野:「今後のコスプレ、何しようか」っていう壁にぶち当たっていくと思う。

吉岡さんは、コスプレで寿司屋の大将やりたかったそうで……。

吉岡:『気まぐれロマンティック』のミュージックビデオのサビで、リズムに合わせて寿司を出したり引っ込めたりしたいって言ったの。
水野:それは叶ってないよね。
山下:俺は地元のテレビ局で番組を持っていて、リアルで寿司を握ったよ。でもそれはコスプレではないんだよね。
水野:コスプレというか職業体験だよね。
山下:俺がやっちゃったから他のにしないと。
水野:寿司職人以外でやりたいのはないの?
吉岡:……陶芸師。
水野:どんなコスプレか想像できないよ!
吉岡:逆に何をしたらいいか迷走中だよ。
水野:ここまできたら、カワウソするしかないよ。
吉岡:友人からある日、「まじウケるんですけど」って一言添えて、カワウソの画像とカワウソにそっくりな自分の画像が、5枚並べられたものが送られてきたの。
水野:「吉岡聖恵とカワウソ」で検索してきたら出てきます。
山下:カワウソ業界では、その写真が超有名らしいよ。
水野:カワウソ業界(笑)。
吉岡:けっこう気に入ってるんだよね(笑)。

いきものがかり・吉岡聖恵

■いきものがかりのテーマは「楽しむ」

3人で決めた、いきものがかりのテーマは「楽しむ」です。水野さんは、路上ライブからスタートした当時のことを振り返りました。

水野:路上ライブは部活動の延長線上みたいで楽しかったよね。あれからはじまって、いろんな出会いがあって多くの人に支えられて運がよかったと思うんです。どんどん背負っていって、もちろん楽しんでたんだけど、勇気を持って“放牧”したんです。これに意味はあったのかな?
吉岡:めちゃくちゃあると思うよ。3人だけでいきものがかりをやっていて、運よく人の前で歌ったりリリースができたりして、小さな三角が大きな三角になっていった中で、放牧期間は今までより3人で集まって、「さらに楽しむためにはどうする?」ってリーダーのスタジオでできた時期だったからね。
水野:意思や勇気を持って楽しもうとすることが、応援してくださる方にとっての楽しみに繋がる。それが嬉しいんじゃないかって何度も話し合いましたよね。
山下:受験の頃、一旦活動を止めたことがあったんだけど、大学生ぐらいで復帰して、手売りでチケット300枚売ったりしてたでしょ。今考えるとすごく大変だったけど、すごく楽しかった。放牧期間のときにそのことを考えたわ。
水野:あの熱量は健全だったよね。
吉岡:無邪気な気持ちで始めたよね。
山下:怖いものなかったね。壊れるものもない。
水野:3人とも気を遣うタイプで、お互いに迷惑をかけたくない気持ちが強いんだよね。だからこそ、自分の持ち場は頑張りますってね。吉岡は舞台上で頑張る気持ちを俺らにこぼさないし、俺らも曲を作る大変さをこぼさない。頑張ってきた上で、さらに心を広げるところが、放牧期間でいっぱいあったと思う。
吉岡:放牧前に、ひとりひとりがちゃんと立っていたからこそ、ここまでこられた。そこからさらにひらいていく感じなのかな。
水野:いきものがかりを、いい意味で大きくさせたい気持ちがある。山下:俺は基本、変わらない立ち位置です。
吉岡:このバランスだと思うよ。リーダーがグググッと引っ張っていって、私は好きなことを言う。ほっちは変わらずマイナスイオンを出し続ける(笑)。
水野:この放牧期間を認めてくれて支えてくれた人がたくさんいて、覚えていてくれた人もたくさんいたことは、俺らにとっては幸福なことだったと思うんです。改めて、ありがとうございます。

この日は、新曲『太陽』をフルオンエア! さらに、松岡修造さん、バカリズムさん、秦 基博さんなど、豪華な方々から熱いコメントが届きました。ぜひradikoで聴いてみてください。活動を再開した、いきものがかり。さらなる活躍が楽しみです!

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『AVALON』
放送日時:毎週金曜 20時-22時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/avalon/

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