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ヴィヴィアン・ウエストウッド、「バッグ作りの仕事」を提供しケニアの女性を支援! 活動を辿る展覧会が原宿で開催中

ヴィヴィアン・ウエストウッド、「バッグ作りの仕事」を提供しケニアの女性を支援! 活動を辿る展覧会が原宿で開催中

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。10月30日(火)のオンエアでは、11月2日(金)から11月18日(日)までラフォーレ原宿で開催の、ヴィヴィアン・ウエストウッドの展覧会『GET A LIFE!』をピックアップしました。


■デザイナーでありながら、環境、貧困問題にも取り組む

ヴィヴィアン・ウエストウッドはイギリスを代表するファッションデザイナーで、現在77歳。1983年のパリコレでデビュー、2006年にはファッションデザイナーとしてイギリス人で初めて、エリザベス女王から「Dame」の称号を授与されました。パンクバンド「セックス・ピストルズ」をプロデュースした人物でもあり、1970年代、彼女のブティックの常連だったジョニー・ロットンやシド・ヴィシャスに彼女がデザインした過激な服を着せて、世に送り出しました。若者の間に起きたパンクブームの立役者です。

今回の展覧会は、40周年を迎えるラフォーレ原宿の記念イベント。ファッションを楽しむ原宿っ子にはヴィヴィアン・ウエストウッドは憧れのブランドです。30年に渡るこれまでのコレクションから最新の2019年春夏コレクションまでの洋服の数々と、時代ごとに彼女が発信してきたメッセージや活動を紹介しています。

ブランドPR担当者:ヴィヴィアンはいちデザイナーでありながら、環境、貧困など、デザイナーとしての枠を超えアクティビストとしても活動しています。なかなか日本だとそういう部分を知ってもらえないので、今回の展覧会は来場者が彼女の作品や活動を見て、こんなきっかけがあればこんな取り組みができるんだと感じてもらえたらと思います。

ヴィヴィアンはケニアの女性たちに、バッグ作りの仕事を提供しています。

ブランドPR担当者:アフリカバッグシリーズです。ケニアの女性たちに、刺繍やプリントなど、ヴィヴィアンがバッグ作りの仕事を提供することで、女性たちの生活が豊かになるという活動です。このバッグが80点以上ディスプレイされます。中央に置いた廃材の木材を使って作ったツリーオブライフにこれらのアフリカバッグを飾っています。

参加型のプロジェクトである、ボトルキャップアートも行われます。会場に赤白緑のペットボトルのキャップを持って行き、壁にかかっているマップにはめていくと、ヴィヴィアンによるアートワークが完成します。これは、気温が5度上昇すると、赤い地域では人が住めなくなることをヴィヴィアンが示した世界地図。集まったボトルキャップは再資源化され、その収益で世界の子どもたちのワクチンにつながります。その他、いらなくなった衣類を回収するプロジェクトも行います。

「私たちが持ちうる最大の武器は世論です。
アートギャラリーに行き、自らがどんな世界に生きているかを知っていください。
それが、より良い世界のために戦う一歩となるのです。」(ヴィヴィアン・ウエストウッド)


『GET A LIFE!』はラフォーレ原宿にて、11月2日(金)から11月18日(日)までです。入場料は無料なので、気になる方はぜひ訪れて見てください。

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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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