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ELLEGARDENが人気絶頂から突然の活動休止を発表した理由【特集】

ELLEGARDENが人気絶頂から突然の活動休止を発表した理由【特集】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。8月1日(水)のオンエアでは、Licaxxxとのコンビでお送りしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は10年ぶりに活動を再開したELLEGARDENを特集! 今回は、人気絶頂から突然の活動休止までを紐解きます。

【1回目】10年ぶり再始動のELLEGARDEN、バンド名には別案があった!
【2回目】 ELLEGARDEN・細美、ステージで歌えなくなり…そのときファンは?

■海外でのライブを成功、新たな一歩を踏み出す

アルバムのヒットによる状況の変化によって生まれた不信感と戦ってきたELLEGARDEN。信用できると思う自分たちのファンの存在を再確認し、新たな一歩を踏み出します。

2005年11月には、シングル『Space Sonic』をリリース。この曲のミュージックビデオは「海外のテレビショーでライブパフォーマンスをする」という設定でした。その「海外でのライブ」は翌年に実現します。

2006年3月にはアメリカ・オースティンでおこなわれた『SXSW (サウス・バイ・サウスウエスト)2006 Music Festival』に出演。そのライブと一緒にPE'Zをはじめとする日本のバンドとアメリカ7都市をまわる『ジャパン・ナイト USツアー2006』をおこない、海外でのライブを成功させます。同じ年、4枚目のアルバム『RIOT ON THE GRILL』がアメリカでリリース。これまでと違い海外での活動も増え、9月には韓国のフェスにも出演しました。

さまざまな場所で触れた音楽や経験を経て、8月にシングル『Salamander』をリリース。

この夏、ELLEGARDENはそれまでの活動のなかで最多と言えるほどの夏フェスに出演、日本全国を飛び回りながらアルバム制作も並行しておこないました。


■5枚目のアルバムはオリコン初登場首位を記録

2006年11月には5枚目となるフルアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』をリリース。

このアルバムはオリコン1位を記録する大ヒット。インディーズのアーティストが初登場首位を獲得するのは、HY、ロードオブメジャー、Def Techに続く4番目の快挙で、当時話題となりました。

人気の高さはツアー会場の規模にも表れていきます。『ELEVEN FIRE CRACKERS』が発売される前からスタートした、ツアー『ELEVEN FIRE CRACKERS TOUR 06-07』は年をまたいで全国でおこなわれ、ツアーファイナルは幕張メッセで開催。2007年夏には再びツアーをおこない、当時最もチケットを取るのが難しいバンドのひとつと言われるほどの人気を誇りました。


■2008年、突然の活動休止を発表

しかし、2008年5月2日、オフィシャルサイトで突然、活動休止を発表します。理由は「新しい作品を作るということに対するモチベーションにメンバー間で差が出てきたため」。

活動休止発表後もフェスやイベントに出演していましたが、大阪と東京でそれぞれ2日間おこなわれたライブを最後にELLEGARDENは無期限の活動休止に入ることになりました。

このライブはELLEGARDENが活動休止前の最後のライブとあって、チケットは入手困難を極めます。ライブ当日はチケットを持っていない多くのファンも会場に駆けつけることになりました。主催者側の粋な計らいにより、新木場・Studio Coastでは外の扉を解放し、集まった多くの人がライブの音漏れを聴くことができたそうです。

次回の記事では、そんなELLEGARDENが活動再開したことを掘り下げていきます。お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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