音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
松室政哉、切なさを絞り出すように…横浜アリーナでバラードを歌い上げる

松室政哉、切なさを絞り出すように…横浜アリーナでバラードを歌い上げる

J-WAVE主催のライブイベント「J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2018 supported by antenna*」が7月16日(月・祝)、横浜アリーナで開催。音楽シーンの最前線で活躍するJ-WAVEと縁の深い全20組のアーティストが、14日、15日、16日の3日間にわたってステージを繰り広げました。ここでは最終日のオープニングアクトに登場した松室政哉のライブの模様をお届けします!

2013年にオフィスオーガスタに見出された松室政哉。インディーズ時代からフェスへの出演などで話題を集め、昨年の11月に『毎秒、君に恋してる』でメジャーデビューを果たした注目のシンガーソングライターです。

松室政哉
「初めまして、松室政哉といいます。よろしくお願いします」と挨拶をして、アルペジオで弾き始めたのは、失恋ソング『きっと愛は不公平』。スローなライブアレンジで、捨てることのできない恋の思い出と、熱が冷めない相手への感情を歌い上げていきます。サビが終わるとキーボードも加わり、夜がおとずれたかのように青く染まるステージ。哀切さを感じさせる松室の伸びやかな美声は、会場のすみずみへと染み込んでいくようでした。

「オープニングアクトとして盛り上げていきたいと思うんですが、次に歌うのもバラードです。すみません」と会場の笑いを誘った松室。次に披露する『海月』が、インディーズから大事にしてきた楽曲であること、9月にリリースされることを告げると、温かい祝福の拍手が起こりました。

松室政哉
静かなピアノイントロに重なる、やさしいギターの音色。自分の小ささを感じながらも、相手の幸せを祈り手を尽くす、恋愛というものの美しさを描き出す楽曲です。松室はぎゅっと目をつむり、全身から“思い”を絞り出すように、切々とした歌声を響かせました。

横浜アリーナという大舞台にも物怖じせず歌いきった松室。「一人ひとりの心に歌を届けたい」という意思が伝わってくる、堂々としたステージでした。

松室政哉
【セットリスト】
1.きっと愛は不公平
2.海月


【出演順】

■7月16日
Opening Act: 松室政哉
Mrs. Green Apple
m-flo
スガ シカオ
Superfly
今市隆二(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)

Photo by Tsukasa Miyoshi(Showcase)

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン