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話題の「スーツ型作業着」…若者の求人応募が3倍に! 目標はパリコレへの出演

話題の「スーツ型作業着」…若者の求人応募が3倍に! 目標はパリコレへの出演

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。7月3日(火)のオンエアでは、大反響のスーツ型作業着を開発した株式会社オアシススタイルウェア代表取締役、中村有沙さんが登場。ワークウェアから見える社会の課題と解決策について訊きました。


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■人事採用の苦戦から生み出された



スーツ型作業着「WORK WEAR SUIT」は、非常に軽く、通気性やストレッチ性もあります。ポケットも12個ついていて、屈んでも物が落ちないようにジッパーをつけるといったさまざまな工夫がされ、当初の予想を上回る反響を得ています。

中村:今年の3月に販売して、目標の5倍以上の売上げを上げ、法人のお客さまから300件以上の問い合わせてをいただいています。
別所:スーツ型作業着の開発の背景は、人事採用の問題だと聞いたのですが。
中村:もともと弊社は水道工事の事業を行っている会社です、社内にたくさんの職人がいますが、若手の採用に非常に苦戦していました。また、サービス意識の向上も課題でした。会社の10周年ということもあり、社内向けにユニフォームのリニューアルをはじめたのが、「WORK WEAR SUIT」が生まれたきっかけです。
別所:作業着をスーツに替えることで、何が変わったのですか?
中村:新しい取り組みをしている会社ということで、若手の応募が3倍に増えました。また、実際に着て作業している社員の身だしなみもどんどん変わっていったり、「研修をするよりはるかな効果があった」と社内でも言っています。もともとはユニフォームのリニューアルで、作業着を少しでもカッコよくしようと開発していたのですが、正直なところなかなかカッコよくならず……。私を中心とした女性開発チームに「女性が一緒にデートに行きたくなるような作業着をつくってほしい」と代表からオーダーがありまして、最終的にスーツの形をした作業着という発想に至りました。
別所:難しさはどんなところにあったのでしょうか?
中村:スーツの形になったことで作業着としての機能が劣ってしまっては意味がありませんので、毎日洗えて速乾性のある素材や、もともとの作業着よりも少しでも軽く動きやすいものにしようと、素材選びやカッティングなど1年半以上の時間をかけて開発していきました。

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