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本仮屋ユイカ、松居大悟をベタ褒め「遠くからずっと手を振っていたんですよ」

本仮屋ユイカ、松居大悟をベタ褒め「遠くからずっと手を振っていたんですよ」

J-WAVEで放送中の番組『JUMP OVER』(ナビゲーター:松居大悟)。7月15日(日)の放送では、女優の本仮屋ユイカさんがゲストに登場。主演を務める番組発の舞台『みみばしる(仮題)』について語りました。

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■本仮屋、9歳から歌手を目指すも…

本仮屋さんはドラマ『3年B組金八先生』(TBS)、映画『スウィングガールズ』などに出演、NHK朝の連続テレビ小説『ファイト』では主演を務め、『王様のブランチ』(TBS)のメインMCを担当するなど、多方面で活躍中です。

松居:タレント活動とか、何歳からやってるんですか?
本仮屋:9歳からはじめました。もともと安室奈美恵さんに憧れて「歌手になる」と言っていたんですけど、親から「向いてないよ」と言われて、「将来どうしよう」ってなったときに、「女優だったら適正的にできると思う」って言われて。女優はテレビに出てこういうこと(お芝居など)をしている人と知って、やってみたいって、児童劇団の応募用紙を書いて、オーディションを受けて、今に至ります。
松居:小学生ですよ、9歳って。そのときにやりたいことがハッキリしていたんですか?
本仮屋:はい。
松居:俺なんて、サッカーしていて「サッカー選手になりたい」とかでしたよ。
本仮屋:同じです。私も同じレベルで、それが運よく繋がって、ここまでこられたという。本当にラッキーでした。
松居:でも、やっぱり歌手活動とかも野望としてはある?
本仮屋:ふふっ(笑)。そうですね、いつかあるといいなぁ。
松居:先週放送で発表になったとおり、来年上映する舞台の主演を務めていただけるということで、よろしくお願いします。上演期間は2019年2月7日(木)~17日(日)まで。下北沢・本多劇場、主演は本仮屋ユイカさん、音楽・石崎ひゅーい、演出・松居ということで、地方公演も調整中です。
本仮屋:いろんなところに行けるといいですね。
松居:全都市行こうと思ってますね。
本仮屋:わーい!(拍手)
松居:こういうこと、よくないですね。カッコつけてしまいました。


■「ゴールを一緒に目指してみたい」

松居: J-WAVE30周年で、本仮屋さんと同い年ということで、本仮屋ユイカさんのイメージを壊すみたいなことも、すごくやってみたいなと。ラジオや舞台など、いろいろなものがシンクロしてて、「絶対に一緒にやりたいな」と思ってオファーはしたんですけど、どうして引き受けてくださったんですか?
本仮屋:女優という仕事は、最後に参加する職種だなと常々思っていて。演出家さんとか脚本家さんとかが書いたものをもとに、スタッフさんが打ち合わせを重ねて、全て用意されたところに乗っていくという。だから、チームでありつつ、私も「最初からその世界を見てみたい」という気持ちはずっとあって、それが叶うっていうのと、どこかわからないゴールを一緒に目指してみたいと思ったからです。
松居:それは素晴らしいですね。映画やドラマはやはり台本があって、確かにそういう目指すべきところが……。
本仮屋:ゴールを「一緒に決めていいの?」というのが楽しそうで。あと、「ショートショートフィルムフェステイバル」で私が審査員をして、松居さんも登壇されてて、その佇まいがすごく素敵だったんですよね!
松居:はいはい。それ、詳しく聞きましょう。「えー」ってブースから聞こえてきたけど、ちょっと静かにしてくれ(笑)。
本仮屋:舞台に立つときって、ちょっとカッコつけたいとか、私はなっちゃう。逆にあがっちゃったりとか、いつもの自分が遠くになってしまう瞬間なんですけど、松居さんは、プライベートはわからないですけど、そのままスーッといらっしゃって、とても楽に映画祭のステージの上に立たれていたんです。他のキャストの方が話されることとか、自分で話すことを、柔らかく楽しんでいて、「松居大悟さんって、オファーをくださった方と同じ。えっ!」って、運命も感じたんですよね。真ん前でお話されているのを見て、「なんて素敵な出会い」って。
松居:オファーしてすぐに「あれ? ショートショートにいる」と思って、いきなり行くのもあれかなと思って。
本仮屋:私は遠くからずっと手を振っていたんですよ。
松居:僕は僕の後ろの誰かに手を振ってるんだと……。
本仮屋:すごく目は合ってるのに振り返してくれない(笑)。
松居:まさかと思ったので(笑)。
本仮屋:ご縁を強く感じました。逆に質問していいですか? リリースのときのコメントで「舞台愛、ラジオ愛がすごくある」と評してくれましたが、なんでそれをご存知だったんですか?
松居:それは、一回会って話したじゃないですか。それを聞いて、「バッチリだ」というか。もともと作品を観たり、外側のレベルのことしか知らないから、ご本人と話したときに、自分のお願いした選択は、間違いなかったどころか、確信に変わった感じがありました。
本仮屋:うわー。よかった! ありがとうございます。
松居:むしろ、これからどうやってものを作っていくかですので、お互い気を使わずに。僕もすぐカッコつけようとしちゃうので。
本仮屋:(笑)。もう一個、質問していいですか? 先週、仮タイトルとして発表された『みみばしる(仮題)』は、どういう意味を込めたんですか?
松居:あれは、すごく悩んだんですよ。リリースを出すときに、タイトルを出したいからっていうので、けっこう考えて。先週も募集をかけて、リスナーさんとも話し合ったんですけど、「みみ」はつけたいなと。ラジオ番組で舞台を作っていって、自分のなかでは受信者から発信者になっていく物語になったときに、この耳で聴くじゃないですか。でも耳って、手とか口と違って、発信できないんですよね。耳から発信するような物語にしたいなと思って、それを表す言葉がないかなって。「口走る」みたいな、理性の前に、本能的な聴覚からの行動を「耳走る」って漢字で書いたら、ものすごく重たい舞台みたいな、固いと思って、ひらがなにしたら、可愛いらしいと思ったので、こうつけてみましたね。
本仮屋:すごくいいと思いました。おっしゃったとおり「ほとばしる」とか、自分で制御しきれないものが溢れちゃったという感じがしますよね。
松居:いろんなリスナーたちの物語が、耳から……。耳がはしる感じもいいなと思って。そういうふうに考えました。


■ラジオの魅力は…「安心感があって好き」

松居:本仮屋さんは、7年ほどニッポン放送でパーソナリティをやられたということで。
本仮屋:ラジオ大好きなんですよね。
松居:そのときは発信する側として、どんな感じでやっていたんですか?
本仮屋:すごく短い番組で、その季節に行われるイベントとか私のブームとか、日常のちょっとしたことをしゃべるので、とにかくゆるく聴ける。ゆるく、明るく、ホッとするというテーマでやっていたんです。ラジオって毎日決まった時間に決まった人がしゃべってくれるその安心感がすごく好きなんですよね。だから自分もホッとできる時間の一端になれたらなと思ってやっていたんです。
松居:リスナーとしてラジオは聴くほうですか?
本仮屋:すごく聴きますね。距離が近く感じるんですよね。声からその方を知ると、テレビとか映画で観ていた以上に、その人を応援したくなる。電話してるような気持ちになって。
松居:届く距離がすごく近い。ちなみに、リスナーの立場から、ラジオの魅力は?
本仮屋:近さと、同じときを生きている、今を共有できる一体感だと思います。リスナーさんからのメッセージがすぐに番組に反映されているのも「同じときに同じものをみて感じているよね」っていうのが、すごく好きです。

そんな本仮屋さんに、オンエア後半では各コーナーに参加いただきました。ぜひradikoでぜひチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『JUMP OVER』
放送日時:毎週日曜 23時-23時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/

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