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Jリーグ副理事、日本人選手の海外放出をどう思う?

Jリーグ副理事、日本人選手の海外放出をどう思う?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の「~JK RADIO~TOKYO UNITED」のワンコーナー「WORDS FROM THE FIELD」(ナビゲーター:GAKU-MC)。9月29日(金)のオンエアは、Jリーグ副理事長、原博実さんに御茶ノ水のJFAハウスでお話を伺いました。

まずはサッカー日本代表のロシアワールドカップ出場の話題から。

「良かったです。W杯最終予選は何が起こるかわからない。日本はオーストラリア戦で勝ったからよかったけど、引き分けで最終戦に行っていたら、本当にどうなっていたかわからないです。Jリーグとしても、本大会に向けて個々のレベルアップをしないといけないだろうなというのはあります」(原さん、以下同)

原さんは、現在Jリーグ副理事長という立場から日本のサッカーをサポートしています。井手口選手や、昌子選手のようなJリーグで伸びてる若手を例に挙げ、「その国のプロリーグが地域に根付き、そこからいい選手が育ち、街も豊かになる」という理想的な構造についても触れました。

「スペインにしてもドイツにしても自国リーグの強いところが、(W杯で)上に行くのは当たり前と思います。Jリーグは54クラブまで増えましたし、Jリーグを目指している今治、八戸、青森などの地元のプロクラブや、スポーツができる施設があることは大事だと思います」

また、スポーツ配信サイトDAZNがJリーグの全試合を中継していることについて、次のような見解を聞かせてくれました。

「J3まで観れるようになって、映像もいろいろなアングルやスローでみることができたり、ハイライトも充実してるんで…日本だけでなく海外のも観れるから時間がいくらあっても足りないですけど、ありがたいことです。放映権料が大きくなればクラブに還元でき、クラブは予算が増えます。育成に投資できたり地域や指導者にまわせたりなど、良い循環になりますので、DAZNさんが入ってくれていい流れにあるんじゃないですかね」

また、日本人選手の海外放出についてはどのようにお考えなのでしょうか。

「それはしょうがないですね。今、お金も市場もヨーロッパに集まっているので、ブラジルでもアルゼンチンでも国内で活躍したら出て行くじゃないですか。それを自国にとどまれといっても…。お金のこともあるし、お金だけじゃなく世界のトップのところで挑戦したいというのはあると思うんですよ。Jリーグである程度結果を出す、できれば1シーズンとか戦って、(海外に)引っ張られたらどんどん出て、またJリーグはいい選手が出てくる…。ヨーロッパで活躍した選手も、最後は自国のリーグに戻って大活躍して終わるのもいいかなと思いますね。それはその人の人生設計もあると思いますけど」

原さんは最後に「海外のサッカーもいいですが、毎週末のJリーグも熱くって激しい試合をやっているので、是非足を運んで、楽しんでもらえれば」とJリーグへの来場を呼びかけました。次回10月6日(金)も引き続きお話を伺います! お聴き逃しなく!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WORDS FROM THE FIELD」
放送日時:毎週金曜 6時30分-6時40分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/archives/words-from-the-field/

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