音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
アムステルダムで野村訓市に近づいてきた老人の正体

アムステルダムで野村訓市に近づいてきた老人の正体

J-WAVE日曜20時からの番組「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」(ナビゲーター:野村訓市)。8月14日のオンエアでは、世界中を約50カ国旅した野村が「旅のトラブル」をテーマに、アムステルダムで遭遇したトラブルのエピソードを披露しました。

仕事でアムステルダムを訪れた時、野村が友人と歩いていると1人の老人が「駅で両替したら、同額の紙幣なのにデザインが違う。これが偽札かどうか見てもらえないか?」と困った様子で近づいてきたそうです。野村は怪しく思ったそうですが、一緒にいた友人は親切心から老人の紙幣を見比べ「これは新札と旧札の違いですよ」と教えてあげました。

すると、背の高い男2人が突然現れ「警察だ。違法取引、もしくは違法両替は犯罪だ。身分証と財布を見せなさい」と言ってきたそうです。男のうちの1人は、野村曰く、映画「ビッグ・リボウスキ」に出てくるような巨漢の男で、渋々その指示に従うことに…。

野村は財布を持っておらず、むき出しの小銭とパスポートを提示したところ、その警察は一瞥しただけ。一方、友人は財布とパスポートを出すと財布の中身のチェックをされ「これは何?」「お守りです」というやりとりまであったそうです。警察は一通り財布を確認して、特に怪しいものも見つからずに帰って行きました。

そして、2人が「一体何だったんだ…?」と振り返ると、先ほどまでいたはずの老人が見当たりません。そこで友人がハッと気がついて財布を確認すると、入っていた500ユーロ紙幣が1ユーロにすり替えられていました。

実は、老人と警察を名乗る2人組はグル。お守りかどうかを聞かれ、一瞬視線を外したすきに盗まれたそうです。しかし「やられた!」と叫んだ時には、すでに遅し…。

すぐ警察に行きましたが、当時流行っていたニセ警官で、「こればっかりは騙された君たちがしょうがない」と言われてしまったそう。

当時を振り返って野村は、「彼らが見せた警察バッヂには、オランダのはずなのに保安官のようなバッヂに英語で“Special Police”と書いてありました(笑)。そんなポリス、いませんよね。必ずディテールをよく見ないといけません。親切心は大事ですが、相手が2人組だったりする時は本当に気をつけてください」と呼びかけました。

海外旅行にはトラブルがつきもの。事前に情報をよく調べ、注意して行動することが必要ですね! 次回の「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」は8月21日(日)の20時から。リスナーの皆さんからお寄せいただいた旅のエピソードとその旅に紐づいた曲をオンエアします。ぜひ、この夏の旅のエピソードを番組までお寄せください♪

【関連サイト】
「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/travelling/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。