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ポケモンGOで火がついたVRとARの未来とは?

ポケモンGOで火がついたVRとARの未来とは?

J-WAVEが、いま注目するさまざまなトピックをお届けする日曜夜22時からの番組「J-WAVE SELECTION」。毎月、最終日曜はベンチャー企業や起業を志すイノベーターを支援する「INNOVATION WORLD」(ナビゲーター:VERBAL)をお届けしています。

7月31日(日)のオンエアには、写真家であり、3Dやバーチャルリアリティ・コンテンツをクリエイトする桐島ローランドさんが登場。今回は“VRとARの未来”について語り合いました。

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VERBAL:まずは、一番旬なテーマとも言えますが、ここに来て再びAR(拡張現実)が注目されていますね。

桐島:ですよね。まさにポケモンGO様の。まさか、あそこまで話題になるとはね。

VERBAL:毎回、すごいですよね! テレビでチカチカ現象とか昔ありましたけど。毎回毎回、そのテクノロジーが進化したり、何か出るたびに現象を起こしていますよね。

桐島:ただ、ARはそういう意味では、10年くらい前から言われていたんだけども。なかなか火がつかなくて、僕自身も2年くらい前からAR関係の仕事にいろいろ関わって「なんだかブレイクしねーなー」と思ってたら、ポケモンGOさんがやってくれましたよね(笑)。

VERBAL:そうなんですよ。例えばファッションのお店に行ったら、AR使って着てるふうに見えるとか…いろいろありましたけど。何かピンとこなかったですね。

桐島:まあ、ポケモンGOはよくできてるし、あれで火がついてくれたおかげで実は、僕にも問い合わせが一気に増えていて。あと、今年はAR元年と言われているんです。特にVR(バーチャルリアリティ)端末でいうOculus(オキュラス)とか、HTC Vine(HTC バイン)がやっと販売されることもありますけど、今回のポケモンGOでやっと本当にVRとARが来たな、っていう。

今まさに、VRとARとミクストリアリティー(MR)というのがありまして、皆さん、サングラスみたいなものをして街を歩いているんだけど、そこでカメラも付いていて、リアルタイムにヘッドアップディスプレイみたいな形で、いろんな映像の情報が入ってきたりとか。昔、トムクルーズの映画であったじゃないですか? 仮想物体を触れるウィンドウズが出てきて、手で操作してそれを閉じたり広げたりと。それがまさに、今マイクロソフトが出してるホロレンズでできるようになっていて。

VERBAL:あっ、「マイノリティ・リポート」ですね。

桐島:そうですね。今やっと現実になったんですよ。そして、かなり先の話ですけど、コンタクトレンズ・レベルにそういう映像が出てくるような時代も来ると思うんですよね。

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今後も、毎月最終日曜の夜は次世代のイノベーターを目指すベンチャー企業家、クリエイターとともにお届けしますが、なんと次回、8月28日(日)のオンエアでは、リスナーの皆さんもラジオの前で参加できる、業界初のラジオ実験を行います! ぜひご参加ください♪

【関連サイト】
「INNOVATION WORLD」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

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