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ポール・マッカートニー作の世界一美しい曲といえば?

ポール・マッカートニー作の世界一美しい曲といえば?

J-WAVE月曜ー木曜14時からの番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)のワンコーナー「3時のポール」。アーティストが日替わりで、ポール・マッカートニーの音楽について語るこのコーナー。6月22日のオンエアでは、アメリカのサーフミュージックシーンを率いるG.Loveさんが登場しました。

9月22日に日本公開予定の、ビートルズのドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years」。世界中で巻き起こった“ビートルマニア現象”を政治的・社会的に検証するこの作品。作中では、ポール・マッカートニーも登場して当時の様子を語っていますが、数々のアーティストたちにとって、ビートルズ、そしてポールとの出会いは衝撃的なものだったようです。

同コーナー初となる海外アーティスト、ブルースやサーフミュージックシーンの先駆者として活躍しているG.Loveさんもその一人。ポールとの出会いや思い出を語ってくれました。

「彼女と自転車に乗って映画に行こうとしていたときに、ボストンのフェンウェイ・パークでポールのライブをやっていたんだ。やっぱりポールのライブが見に行きたくなり、彼女と別れてライブに行ったんだよ。それが初めて見たポールのライブなんだ」

G.Loveさんは、初めて生で見る彼の姿に「コンサートの間中、泣きっぱなしだった」と言います。その理由は「子どもの頃から親しんでいた曲をポールが歌っていた」から。G.Loveさんは13歳の頃にギターの先生からビートルズの曲を教えてもらい、特に「ザ・ビートルズ」、通称“ホワイト・アルバム”を聴き込んでいたのだそう。その11曲目に入っていたのが、最も愛する曲として挙げる「Blackbird」でした。

「(ライブの)最後にポールがアコースティックで『Blackbird』を演奏して、そのときが人生最高の瞬間だったんじゃないかな。その時のことを考えると、今でも泣けちゃうくらい」

1968年の発表から48年が経つ今でも、こうして人々の心に響き続けている「Blackbird」。G.Loveさんにとって、子どもの頃に初めてフィンガーピッキングできるようになった曲であり、「僕が弾ける曲の中で最も美しい曲で、世界にとっても大切な曲」なのだと、思いの丈を熱く語ってくれました。

そしてG.Loveさんのギターには、ポールの影響が表れているといいます。そんなG.Loveさんは、今夏のフジロックフェスティバルに出演が決定。ルーツとなったポールの存在に思いを馳せながら、耳を傾けてはいかがでしょうか。6月23日の「3時のポール」には、Anlyさんが登場します。こちらもお楽しみに!

【関連サイト】
「ACOUSTIC COUNTY」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

74歳のポール・サイモン 実験音楽の楽器を取り入れる(2016年06月21日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/74.html

ハマ・オカモト「ポールに人生を変えられた」(2016年06月09日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1732.html

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