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「アロハシャツ」のルーツ、実は日本にあった

「アロハシャツ」のルーツ、実は日本にあった

J-WAVE日曜朝9時からの番組「SMILE ON SUNDAY」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「DIANA Shoes ON FASHION」。6月19日のオンエアでは、「VINTAGE ALOHA BOOK:ビンテージアロハのすべて」編集長の牧野森太郎さんをお招きして「アロハシャツ」の魅力を紹介しました。

ハワイで生まれ、今や世界中で愛されているアロハシャツですが、なんとそのルーツは意外にも日本と関わりがありました。

日本からハワイに移住が始まった1868年。移住した日系の人々が、ポルトガル人が持ち込んだパラカと呼ばれる作業着と出会い、それを着物や浴衣で作り直したことがアロハシャツの起源と言われています。のちに、1935年に「ムサシヤ」という洋服メーカーの創業者が、初めて新聞広告にアロハシャツという単語を使い、その名が生まれました。

1930年代からハワイで本格的にアロハシャツが作られるようになりますが、染屋さんは日本の京都にあったそうです。当時は日本の賃金も安く、色を何色も重ねて出す技法が日本にしかなかったため、ハワイのメーカーが日本の職人に委託して作られていました。

また、一般的にビンテージと呼ばれるアロハシャツは、レイヨンを素材とした1930〜1950年代のものを指し、今は丈夫なコットンやポリエステルが主流だそうです。

さらに、アロハシャツといえば、ハワイの果物や植物を描いたネイチャー柄や、美しい風景や歴史を描いたもの、エキゾチックな和のモチーフなど、豊富な柄も魅力の一つです。

中でも牧野さんのオススメは、ハワイの英雄、デューク・カハナモクがデザインした、全体にパイナップルが散らばっているデザインのもの。デューク・カハナモクは、オリンピックのメダリストでありながら、アロハシャツのデザイナーとして最も有名な一人です。

「ただパイナップルが描いてあるだけではなくて、コンビネーションや一つひとつの絵の感じも芸術性を感じる」と、牧野さんは語ります。

柄のバリエーションが豊富で、「着る」「見る」「集める」と、さまざまな魅力が詰まったアロハシャツ。風通しの良いアロハシャツとともに、これからの暑い時期を過ごしてみてはいかがですか?

ほかのコーナーも含め、ハワイ一色でお送りしたこの日の「SMILE ON SUNDAY」。さてさて、次回6月26日のオンエアはどんな4時間に…? レイチェル・チャンがナビゲートする「SMILE ON SUNDAY」は日曜朝9時から!

【関連サイト】
「SMILE ON SUNDAY」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/smileonsunday/

仕事のパフォーマンスをプラスに導く「服選び」の法則(2016年04月03日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1305.html

通勤も会社も1着でいける! 自転車用スーツがスゴい(2016年05月01日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/1-11.html

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