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2008年02月06日
「アメリカン・ギャングスター」★★★★★

私の大好きな俳優の一人、デンゼル・ワシントン。多くの人が彼に抱くイメージは「上品」「知的」「紳士」「正義」そして「演技派」、こんなところでしょうか。もちろん、私も彼のそんなところが好き。けれども、彼が悪徳刑事を演じオスカーを受賞した「トレーニング・デイ」に出会ってからは、「正義の人」を演じるよりも「悪い奴」を演じるデンゼルこそ魅力的だと思うようになりました。

私のような“悪役を演じるデンゼル”に魅せられた人、必見の映画が「アメリカン・ギャングスター」です。デンゼル・ワシントンが演じるのは実在した暗黒街のカリスマ、フランク・ルーカス。ハーレムのボスの運転手として仕えた男が、ボスの死後、誰かに使われる人生から抜け出そうと決意し、全く新しい麻薬流通のビジネス・モデルを生み出します。これによって、ルーカスはマフィアが100年かかっても出来なかったことを、たった一人で成し遂げてしまう。

新興の麻薬王というと派手なイメージを抱きがちですが、このフランク・ルーカスはいつも上品なスーツに身を包んだ、クールなビジネスマンという趣き。常に目立った行動を控え、家族を愛する一方、時折、容赦のない冷酷さと残酷さを見せつけます。そんな人物をデンゼル・ワシントンが演じているわけですが、それはもうゾクゾクするほど魅力的。とにかくカッコいい。ルーカスのやったことは、正直褒められることではないけれど、もしも彼がその人生観や才能を全く違った環境で発揮していたのなら、間違いなく大物になっていたのだろう、と思わせてしまうほどなのです。

一方、ルーカスを追い詰める熱血刑事リッチー・ロバーツを演じるのはラッセル・クロウ。腐敗がはびこる警察内で、根っからの正義漢だったロバーツは孤立しながらも新しい麻薬ルートの解明に乗り出します。とはいっても、元妻との親権争いに加え、女癖の悪さ。この辺にロバーツの人間臭さを感じます。モサッとした風体も味があって良い。

共にオスカー受賞俳優。さて、この2人がどんな化学反応を見せるのか。期待に胸は膨らみますが、2人が対峙するシーンはなかなか登場しません。というのも、まったく存在を臭わせないルーカスと、その存在を知らないまま捜査を進めるロバーツ。全く別の道を歩いていた者同士が、どのきっかけで出会うのか。それが、この映画の一番の見所。2人がどんどん、近づいて行く様は最高にスリリングで、2時間37分、息つく暇もありません。

ルーカスにもロバーツにも邪魔な存在となる悪徳刑事トルーポを演じたジョシュ・ブローリンの演技も印象的。最近では賞を総ナメにしている「ノー・カントリー」にも主演し、やっと彼の時代がやってきたという感じですね。

1970年代初頭を舞台に、確固たるスタイルを持つ男たちの生き様。そして、コインの表と裏のような、ロバーツとルーカスの関係を、無駄を省いた緻密な演出でクールに仕上げたのは名匠リドリー・スコット監督

2人のオスカー俳優が見せる男の渋さに酔いしれてください。

そして、映画を見た後はこの一本…
もちろん「トレイニング・デイ」と言いたい所だけど、ここはあえてワシントン&クロウが初共演した95年製作のSFアクション「バーチュオシティ」を。こちらは凶悪犯をクロウが演じています。メッチャ悪そうな顔してます(笑)。

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