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2007年05月17日
「主人公は僕だった」★★★★☆

070518.jpg去年、NY行きの飛行機の中でメチャクチャ面白い映画を見ました。タイトルは“Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby”。主演はサタデーナイト・ライブ出身で、アダム・サンドラーと並び今や稼げるコメディアン俳優No.1のウィル・フェレル。NASCARを舞台に繰り広げられるこのアクションコメディは、本国で興行収入175億円を記録した大ヒット作品。機内で2回も見てしまったほど面白かったけど、日本では劇場公開されないだろうなぁ、と思っていたら…。やっと「タラデガ・ナイト−オーバルの狼−」というタイトルで6月にDVDが出るらしい。ニコール・キッドマン共演作「奥様は魔女」や「プロデューサーズ」などの準主役作品は劇場公開されるのに、なぜか主演作はDVD直行となってしまうウィル・フェレル。難しいアメリカンジョークに加え、あの風貌がいかんのか!?(笑)。でも、遂に主演作が日本で劇場公開されます、それも心温まる作品で。タイトルは「主人公は僕だった」。

国税庁の会計捜査官として退屈で平凡な毎日を送っていたハロルド・クリック(ウィル・フェレル)に、ある日突然、“女性の声”が聞こえてきます。自分の考えや行動を、シンクロするように描写していくその声は、自分にしか聞こえない。しかも、突然やってくる。周りからは変な目で見られ、混乱するハロルド。そこへこんなフレーズが飛び込んできたのです。

「この些細な行為が死を招こうとは、彼は知る由もなかった…」

小説を読むとありますよね、こんなフレーズ。これから起こることを暗示するこの言葉。読む側は面白い。でも、書かれている側にすれば、冗談じゃないっ!どうも“書かれている側らしい”と気づいたハロルドは、よくわからないけれど“死ぬことになるらしい”自分の運命を突き止めるため立ち上がります。

冒頭から奇抜なアイデアに心奪われました。なぜ、ハロルドに声が聞こえるのか。どうしてハロルドが小説の主人公になり得るのか。ここで「ありえない!」と思ってしまったら、残念だけどこの映画は楽しめません。でも、心を少し広げれば、この映画が最後にもたらす幸せな気持ちを味わうことができるはず。

ハロルドはダスティン・ホフマン演じる大学教授ジュールズに相談をします。この教授が紐解く小説作法の数々がなかなか面白く、それを一つ一つ真面目に受け入れる堅物なハロルドとのやりとりはクスッとさせます。なんとか結末を変えるため、ハロルドは教授のアドバイス通り「敵対する相手=ケーキ屋のアナ」に恋をしたり、子供の頃の夢を取り戻したり。すると、今まで平凡だったハロルドの人生がイキイキと変化しくんですね。ちょっぴりパンクなアナ役のマギー・ギレンホールがとってもチャーミング。誰もが虜になるアナの手作りクッキーも美味しいそうでした。

一方、彼の姿と平行して描かれていくのが、10年振りの新作を書くというプレッシャーに苛まれ、どん底状態の作家カレン・アイフル。演技派エマ・トンプソンが悲壮感たっぷりに演じていて、この人こそフィクションの住人かと思わせるほど。主人公が死ぬストーリーばかりを書き続けてきた悲劇作家の産みの苦しみが伝わってきます。

最悪のフレーズがきっかけとなり、生きる喜びを知ったハロルド。果たして彼は声の主に会い、小説の結末を変えることが出来るのか。

平凡な毎日も、自分の心持ち次第でバラ色に変わる。大好きな人やモノがあれば、小さな幸せも大きな喜びになる。シュールなストーリーでありながら、見終わると暖かい気持ちにさせてくれる秀作。監督は「チョコレート」「ネバーランド」のマーク・フォースター

ちなみに、ウィル・フェレル最新作はフィギュア・スケート男子ペア(!?)を描いた「Blades of Glory」。うわっ、めっちゃ見たい(笑)。

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| 17:10 | カテゴリー:映画
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