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2006年03月30日
「リトル・イタリーの恋」★★★☆☆
イタリア人が好きなものと言えば、エスプレッソ。以前、とあるTV番組で“ちょいワルオヤジ”ジローラモさんが、来日した時、大切に持ってきたエスプレッソメーカーの話をしていた。イタリア時代から使い続けているというエスプレッソメーカーで、毎朝、自分でエスプレッソを作って飲まないと一日が始まらないのだという。そんなことを「リトル・イタリーの恋」を見て思い出した。オーストラリアのリトル・イタリーを舞台に描かれるこの物語の中で、極めて印象的なシーンが、カフェにエスプレッソ・マシンが導入される場面。村の長老が(神父様を差し置いて)最初の一杯を飲み干し、「これぞ、コーヒーだ!」と叫んだ後、次々に小さなカップを手にした村人たちはお祭り騒ぎ。1950年代当時、オーストラリアに渡って来たイタリア移民たちの故郷へ思いが、エスプレッソの如く、ギュッと濃縮されたシーンである。

その頃の“リトル・イタリー”にはイタリア人女性が少なかった為、当時は写真と手紙でお互いを知り合い結婚する、というのが一般的なお見合い方法だった。そんな中、プロポーズにことごとく失敗してきた青年アンジェロ。原因は自分の容姿だと思いこんでいる。ある日、アンジェロはイタリアに住む美しい女性ロゼッタを紹介される。しかし、アンジェロはきっとまた断られると消極的になっていた。そんな兄に、弟ジーノは熱心に手紙を書くことを薦め、ついにアンジェロは「花嫁になって欲しい」と綴った手紙を送る。弟ジーノの写真を添えて・・・。

本人に会うことなく結婚を決意する。今の時代では考えられないことだけれど、リトル・イタリーのみならず、昔はそうやって嫁いだ女性がたくさんいたのだと思う。ましてやこの映画のヒロイン、ロゼッタは国を離れて見も知らぬ国オーストラリアに嫁ぐのだから、家族を離れる寂しさや新たな地への不安感は募るばかり。それを払拭する為に、彼女は夫となる人とのストーリーを、想像の中で作り上げていく。愛しいアンジェロ・・・しかし、彼女のストーリーに登場するのはジーノである。間違いだったという言葉だけでは消えることのないジーノへの想いが、ロゼッタの心を一杯にし、彼女の美しさに惹かれながらも、ジーノは兄の為に彼女の思いを拒む。ジーノの本当の気持ちは?そしてアンジェロが選ぶ道とは?

アンジェロを演じるのは、神経質そうな表情が役柄にぴったりのジョバンニ・リビシ。楽天的な弟ジーノ役は、若かりし頃のジョン・トラボルタを彷彿とさせるアダム・ガルシア。ロゼッタが脳裏から消せないというのも納得のイケメンである。そしてロゼッタ役のアメリア・ワーナー。レトロな雰囲気にあった美しさが印象的な彼女だが、最近では「イーオン・フラックス」にも出ているそう。
監督はこれが初メガホンとなる「きみに読む物語」の脚本家ジャン・サルディ。「リトル・イタリーの恋」は、イタリアをルーツに持ち、オーストラリアのリトル・イタリー、カールトンで育ったサルディ監督ならではの作品である。

始まりはコミカルながら、ちょっぴり苦い物語。でも、映画を見終わった後には、暖かい気持ちになる。小粒ながら、あなたの心を桜色に染めてくれる作品です。

| 15:31 | カテゴリー:映画
2006年03月30日
釜山日誌…宿泊先は?
サイン入りです
右の写真がホテルの入口


私が宿泊したクラウン・ホテル。イ・ビョンホン主演の「甘い人生」の撮影が行われた場所でした。ロビーにはサイン入りのポスターが張ってあったり、フロントデスクには、映画のシーンの写真が。しかも、毎日夜9時過ぎからは、1階の喫茶店で「甘い人生」の上映会が行われていました。といっても、私は見ていないんですけどね。さぞや日本の観光客が訪れているんでしょう。フロントの人、皆、日本語がお上手でした。

| 15:19 | カテゴリー:韓国情報
2006年03月30日
釜山日誌…映画を見る
チョン・ウソン…あぁ、ステキ

3月18日から20日まで、取材で釜山へ。1日目はちょっと時間が空いたので、映画を見ることにしました。まずは、先日、チョン・ジヒョン、チョン・ウソンがPRで来日した映画「デイジー」。私の好きなチョン・ウソン主演で、監督がこれまら私の好きな「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウということもあって、期待は膨らむばかり。スナイパーと絵描きの女性、そしてインターポールの捜査官が繰り広げる、なんとも切ないラブ・ストーリー。さすがに男たちの戦いを描くことに長けているアンドリュー・ラウ、映画のクライマックスはゾクゾクします。チョン・ウソンがカッコいい…。私の隣に座っていた女学生2人は、チョン・ウソンが何かするたび、ため息ついてました(笑)。噂によると、韓国版はチョン・ウソンの視点、これから公開される日本版はチョン・ジヒョンの視点で描かれているらしい。日本での試写会に行って、確認しなくちゃ。

また見たい「王の男」
2本目は韓国史上観客動員数NO.1を打ち立てた映画「王の男」。公開が昨年末だから、いくらなんでも上映はしていないかも、と思っていたんだけど、やっぱり上映していました。さすがに、シネコンのかなでも小さいほうのスクリーンに移っていましたけど。夜10時、もう一度見たいという韓国の親友と一緒に劇場へ入ってみると…劇場封切りされたばかりの「デイジー」よりも観客数が多い!親友によると、リピーターの数が半端じゃないそうです。「王の男」は、そんなに凄いのか!?ちょっと意地悪な気持ちを持ちつつ、映画開始から約2時間…。大量の涙を拭おうとした私を、劇場の明かりが襲いました。明かりつけるのが早いんだよぅ。余韻ってものがないのかよぅ。観客があっと言う間に劇場を去る中、それでも座席に座っていると、掃除のおばさんたちが「早く、出なさいよっ!」と言わんばかりの鋭い視線。私達はあっさりと負けを認め、そそくさと出て行ったのでした…。

「王の男」、めちゃくちゃ面白いです。韓国では暴君で有名な王とそれを取り巻く人々、そしてひょんなことから王の前で芸を披露すことになった芸人二人のお話。そのうちの1人、女形を演じる若者に王は心奪われ、そのことによって芸人二人の関係が崩れ始める。さらに、王の心を奪った若者をおとしめる女の陰謀がからみ…と、色んな見方が出来るので、リピーターが多いのも納得。芸人を演じるカム・ウソンはカッコいいし、女形を演じるイ・ジュンギは、「御法度」で初めて見た松田龍平のような衝撃でした。日本公開は来年くらい、とのことですが、大いに期待してほしい作品です。

| 14:37 | カテゴリー:韓国情報
2006年03月23日
Birthday Lady
いい女、3人集まりましたっ
3月23日は私の○○回目の誕生日でした。NYから一時帰国中の小林紀美嬢と、元e−stationのAD伊原ちゃんとランチをしてガールズ・トーク。気の合う友人とのひと時は楽しいものです。

さあ、これから1年。いい女目指して、さらにがんばるのだっ!

| 17:42 | カテゴリー:PRIVATE
2006年03月23日
「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」★★★★★

映画「チキンラン」が日本で公開された頃に、新宿高島屋で行われていた「アードマン展」を見に行ったことがあります。イギリスが誇るクレイ・アニメーション殿堂、アードマン・アニメーションズの製作風景や、今まで手掛けてきた作品の数々が展示されていて、会場は超満員。会場のスペースはさほど広くはなかったのに、気がつけば1時間半以上もそこにいた私。楽しさと驚きが一杯で、死ぬまでに一度はアードマンのスタジオを見学したいと思いました。1秒間で24コマ。3秒のセリフ一つを撮影するのに丸一日かかるクレイ・アニメーション。手、足、口、目をちょっといじったくらいじゃ、その変化はわからないけれど、根気と緻密な作業の積み重ねで、キャラクター達に命が吹き込まれ、映像からは、しっかりと人の温もりが伝わってくる。まさに、職人芸です。

さて、世界中の人々を魅了してやまないアードマン作品の中でも、一番人気がウォレスとグルミット。1986年に製作された短編映画「チーズホリデー」からスタートしたシリーズがなんと長編映画デビュー。しかもオスカーまで受賞してしまった作品が「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」です。上映時間は85分。普通ならば映画の中でも短い方だけど、クレイ・アニメーションです。1週間で作れる映像は5秒分くらいです。85分だなんて、もう、気の遠くなるような作業です。考えただけで、頭がクラクラしていまいます。

今回、発明家ウォレスと相棒グルミットは、プロの害獣駆除隊「アンチ・ペスト」として活躍します。年に一度の巨大野菜コンテストが間近に迫っている中、町の住民たちが育てた巨大野菜を食べつくす畑荒らしのウサギを、ウサギ吸引マシーンBV6000で捕獲するのです。しかし、捕獲したウサギは増える一方。困ったウォレスは、以前発明したココロ・コントローラーを使ってウサギを野菜嫌いにしようとするも、失敗。そんなある夜、今までにないほど畑が荒らされる事件が起こり、巨大ウサギの仕業だという噂が流れるのですが…。

日本語のサブタイトルは「野菜畑で大ピンチ!」。でも原題は“THE CURSE OF THE WERE-RABBIT”=「ウェア・ラビットの呪い」。映画はホラー風なタイトルロゴでスタートし、ストーリーにもホラーの要素が散りばめられています(まったく怖くありませんが)。「サンダーバード」を彷彿とさせる「アンチ・ペスト」の出動シーンや、吸引マシーンに浮遊するたくさんのウサギ。クライマックスのアクションシーンと見所一杯。そして、ディテールの細かさに感動し、ウィットに富んだセリフの数々に大笑い。

映画館では、メチャクチャかわいい5歳くらいの外国人少年が、楽しそうに見ていました。もちろん、その他大勢の大人の方々も。そして見終わった後は、皆、幸せ顔

ちなみに私は、「グルミットが欲しい〜。豚のような鼻をしたブスかわいいウサギも欲しい〜。」と駄々をこねていたのでした。

| 17:35 | カテゴリー:映画
2006年03月16日
みんしるお薦めPODCAST

いつも番組内のe-groove Loungeで映画紹介をしていますが、今週はスペシャルなので私も映画関連のPODCASTを紹介することになりました。でも、映画関連のPODCASTって海外まで入れるととっても多い…。一生懸命、聞きまくったんだけど、殆どがアメリカかUKで作られたものでして、正直、日本語ものはまだ充実していない感じでした。もちろん、オフィシャルものはちゃんと作られているんだけど。

そんな中、私が面白いと思ったのはユニカイエさんの「名作映画コメンタリー」。30年代〜50年代のクラッシック映画を見ながらコメントするというもので、いくつか聞いてみたけど、メインのキャラクターが登場するまでを語っているようです。喋っている男性は声の印象も良く、映画が好きなんだなぁ、と思わせるタイプの人。愛があるから、ハンフリー・ボガードを「バッタの顔みたいだ」って言えるんだと思うよ。

海外ものは映像付きの番組が多く、その中でも「WireImage Hpllywood PODCAST」はお薦め。最新映画のインタビューはもちろん、スターの特集、オスカーやグラミーのファッションチェックも出来ます。「Bollywood Report from WhaIndia」は、ボリウッド=インド映画の紹介をしてくれる番組。バックに流れるポップなインド音楽がどこかキッチュな感じです。

| 14:33 | カテゴリー:
2006年03月16日
「ラストデイズ」★★★★☆
1994年に自ら命を絶ったカート・コバーン。グランジの立役者として、ニルヴァーナのフロントマンとして活躍した彼が名声と引き換えに自分自身を失い、彼のいないグランジは、その後、急激に失速していった。カート・コバーン亡き後、周りの人間がどんなに多くを語っても、彼の本当の思いは決してわからないけれど、「ラストデイズ」を見て、彼に少し近づいたような気がした。彼が纏っていた空気に触れた、そんな感じ。

リハビリ施設を抜け出し、薄汚れたパジャマで森をさまよう男がたどり着いたのは、仲間たちが居候している彼の屋敷だった。セールスマンや勧誘と、絶えず色んな人がやってくる。でも、男は誰にも心を開かない。ぶつぶつと独り言を言いながら、屋敷と森の中を彷徨い続ける・・・。

前作「エレファント」で、コロンバイン高校射殺事件が起きるまでの校内を繊細な映像で切り取ったガス・ヴァン・サント監督は、今回も、同じようなアプローチでロックスターの最後の日々を描いていく。登場人物それぞれの目線で描かれるのは、ストーリーではなく風景。セリフはとことんまでそぎ落とし、男の苦悩や孤独感を映像で捉えていく。男が通り過ぎた森や、風に揺れる木々の枝までが、何かを物語っているようである。ちなみに、映画の主人公の名はブレイク。「カート・コバーンの死にインスパイアされた架空の物語」ということだけれど、マイケル・ピット演じるブレイクは、カート・コバーンの以外の何者でもない。歩き方や喋り方、タバコを吸う仕草まで、カートが乗り移っているかのよう。ここまでくると「演技をした」というよりも、「役に入り込んだ」というほうが適切かもしれない。

自らの人生を問うかのように歌う“Death to Birth”。そして、神々しく感じられる最後のシーンは、死を選ぶことで解放された彼の魂が癒されますようにという願いが込められているようだった。

ニルヴァーナにどっぷりはまった人も、駆け足で通り過ぎた人も、必見の映画です。

| 14:29 | カテゴリー:映画
2006年03月16日
「ジキル&ハイド」と「オイスター」な夜。。。
ジキル&ハイドのポスター
生牡蠣大好き!
笑いが止まらん…
先日、韓国版ミュージカル「ジキル&ハイド」を鑑賞してきました〜。実は去年の暮れに日本公演に関する記者会見がありまして、司会をさせていただいたんです。そんな縁で、今回、舞台を見ることができたんですけど、これ、韓国じゃチケットが取れないと言われる超人気のミュージカル。私も何度か韓国の友人にチケットを取ってもらおうとしたけど、惨敗でした。だって、主役を演じているのが映画「マラソン」などでお馴染みの俳優チョ・スンウだもの。そうやってあきらめていたミュージカルを、遂に見ることができたのです。

それにしてもチョ・スンウは凄かった。伸びのある歌声に演技力、そして存在感。ベースはミュージカル俳優というだけあって、映画では見られない生のパフォーマンスに釘付けでした。ルーシー役のキム・ソニョンの歌声も最高だった。舞台のセットもシンプルかつ効果的な演出がなされていて、面白かったしね。今度はチョ・スンウが演じる「ヘドウィグ」(映画「ヘドウィグ&アングリー・インチ」のミュージカル版)をぜひ、見たいものです。

その帰り。。。母が夕食をご馳走してくれるということで、ずっと行ってみたかった品川のグランド・セントラル・オイスター・バー&レストランへ。うまいです〜生牡蠣。最高です!生牡蠣。しかも、ここのオリジナル・ブラッディー・マリーが、めちゃうま〜でした。満足、満足。

| 05:22 | カテゴリー:PRIVATE
2006年03月09日
「マンダレイ」★★★★☆

マンダレイ」の試写会を見に行った後、配給会社の知人から「映画どうだった?」と電話があった。なかなか面白かったと感想を伝え、「私、ラース・フォン・トリアー大好きなのよね〜」と言ったら、「変わってるねぇ」と笑っていた。うん、変わってる…かも。だって、見る側の好き嫌いが、これほどはっきりとわかれる監督も珍しいものね。一度見れば、もう当分はいいかなって思うほど後味悪いし、人間の本性と闇の部分をシニカルに描くラース・フォン・トリアー監督は、嫌悪感を抱く観客を楽しんでいるのでは?と思う時もある。だけど…見るのを止められない。心が悲鳴を上げるのに、どうしてだろう、引き込まれていく。

「マンダレイ」は、彼が今、手掛けているアメリカ3部作の2作目で、ニコール・キッドマンが主人公グレースを演じた映画「ドッグヴィル」の続編でもある。床に建物や道の見取り図が描かれた、部屋の壁もドアもない特殊な空間で描かれた「ドッグヴィル」。今回も、その独創的な手法で撮影されているから、前作を見ていれば驚きは少ないはず。大きな特徴は、主人公グレースをニコール・キッドマンに代わって「ヴィレッジ」のブライス・ダラス・ハワードが演じていること。オスカー女優さえも演じるのが大変だったはずのグレースを、24歳の新進女優がどのように演じるのか。

「こんな街さえなければ、世の中はもう少しましになる」と言い捨て、ドッグヴィルを後にしたグレースが、立ち寄った南部アラバマの大農園マンダレイ。なんとそこでは70年も前に廃止されていたはずの奴隷制度が存在していた。理想主義者であるグレースは、奴隷達に身体的、そして精神的自由を与えるため、農園に留まり彼らを改革しようとする。しかし、全てはグレースの思惑とは違う方向へと向かっていく…。

いやぁ、これまた問題作です。今までアメリカに一度も行ったことがないラース・フォン・トリアー監督が描く今回のアメリカ、どう見てもブッシュ大統領のことを考えざるを得ない。ずっと奴隷として暮らしてきた黒人たちに、自由とは何か、民主主義とは何かと教えようと奮闘するグレース。彼らの幸せの為に自分は良いことをしているんだと信じて疑わないグレース(しかし、当の奴隷達は困惑気味)。そして何より、権力を行使したいグレース。周りを見ずに、自分自身を過信して行動してしまうことほど恐ろしいことないのではないか。政治レベルだけではなく、私達の生活レベルでも起こりうること。噛み砕いて言えば、「お節介もほどほどに!」ということでしょうか。

女優として出来上がった感のあるニコール・キッドマンに比べ、ブライス・ダラス・ハワードは若さの強みか堂々と、そしてチャレンジ精神旺盛にグレースという役に挑んでいる。終盤の彼女は、この後、立ち直れたのだろうかと心配してしまうほどの体当たり演技。名監督である父ロン・ハワードの七光りは、全く無用な女優さんである。

現在、Gya0で「マンダレイ」制作ドキュメンタリー映像が配信されているので、映画と併せればもっと深く楽しめます。もちろん「マンダレイ」の前に、必ず「ドッグヴィル」を見ることをお薦めします。

次回作は「ワシントン」だそうで。ラース・フォン・トリアー監督とグレースのアメリカの旅はどのような結末を迎えるのか。今から楽しみです。

| 15:25 | カテゴリー:映画
2006年03月05日
コレクター魂。
真ん中にペンダントが!
色も鮮やかでしょ?

久しぶりに買ってしまった。どうしようか迷ったんだけど、結局、買ってしまった…ヴィジョネア#48MAGIC。ふらっと立ち寄った伊勢丹で出会ってしまったんです。今回はヴァン・クリーフ&アーペル100周年を記念したスペシャル・エディション。表紙にはアルハンブラのペンダントがはめ込まれていて、清楚でラグジュアリーな感じです。

でも、私が惹かれたのは、ペンダントよりも中身。有名アーティスト、デザイナー、映画監督が手掛けた24枚のチェンジング・カード(角度を変えると絵が変わるやつ)が入っていて、これが面白い。ちなみに私の好きなのはこの3枚。ペネロペ・クルスが料理しているペドロ・アルモドバル作品と、ジェイソン・シュワルツマンが切なげに花火を見上げるスパイク・ジョーンズ作品。そしてソフィア・コッポラのマリー・アントワネット。クリステン・ダンストの微笑みが美しい。映画、早く見たいよぅ。

ちなみにこれ、3000部限定です。欲しい方はお早めに!でもAmazonで調べたところ…伊勢丹よりも安い価格で売ってた。ちょっと、ショック。
                                                        

| 06:00 | カテゴリー:PRIVATE
2006年03月02日
「ブロークバック・マウンテン」★★★★☆

派手さはないけれど、見応えのある作品が集まった今年のアカデミー賞。中でも最多8部門にノミネートされた「ブロークバック・マウンテン」の評判がすこぶる良い。主な映画賞で受賞しなかったという例はないんじゃないか、と思うくらい。海外のレビューを見ても、びっくりするくらい多くの人が絶賛しているから、私の期待も高まるばかり。台湾出身のアン・リー監督が描く、カウボーイ同士の「純愛」映画って、一体…?

「 …なんて静かな映画なんだろう。」
エンドロールに流れるウィリー・ネルソンの“He was a friend of mine”を聞きながら思った。というのも、保守的な西部を舞台にした男同士の禁断の愛を、刺激的・破滅的に描いているはず、と思っていたから。もちろん、この映画にも激しく切ない思いが溢れている。だけど、描かれ方が、今までにあった同ジャンルの映画とは明らかに違う。そこが、画期的なんです。淡々と進むから、期待外れという人もいるでしょう。でも、ちょっとした仕草や視線、表情、セリフを見逃さなければ、一生、心に残る映画になるはず。主人公は男同士だけど、描かれているのは正統派の純愛物語なんです。

二十歳の青年だったイニスジャック。羊の放牧の見張り番として、ブロークバック・マウンテンの大自然の中でひと夏を過ごす2人の友情は、愛情へと変化していく。そして、それぞれ家庭を持った後も人目を忍んで逢引を重ねる。物語は彼らが40歳になるまでの20年間を描いていくのだけれど、アン・リーの演出が本当に上手い。貧しいままのイニスと、リッチになったジャックの身分の差の描き方や、堂々と振舞うことが出来ない2人の抑圧された感情など、すべてが繊細。その積み重ねがあるからこそ、人里離れた思い出の地「ブロークバック・マウンテン」で過ごす時が、2人にとってどれだけかけがえのないものなのかを感じさせるのです。

俳優陣も見事。口数が少なく、感情を押し殺るタイプのイニスを演じるヒース・レジャーはもちろんのこと、視線だけでイニスへの思いを表現してしまうジャック役のジェイク・ギレンホール!二人の演技なくして、この映画は成立しなかっただろうと思わせるほどの熱演です。そして、イニスの妻アルマを演じたミッシェル・ウィリアムスの演技が素晴らしかった。夫の秘密を知ってしまっい悩む姿はとてもリアル。助演女優賞は必ず彼女が獲ると予想します。

雄大で荒々しく、時に神々しいブロークバック・マウンテンの美しさも格別(でも撮影はカナダのカルガリーなんだって!)。その中で育んだイニスとジャックの切ない純愛の行方は…。見終わった後、色んなシーンを思い出しながら、もう一度見たいと思った作品でした。

どんな状況であれ、秘めた愛というものは、激しく、美しく、そして哀しいものなのですね。

| 16:27 | カテゴリー:映画
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