2012年12月09日

「今」、福島で感じたこと

数日前、福島に行ってきました。
実はこれが初の福島。これまで訪れた宮城などの被災地と比べると
目に見えるような、分かりやすい惨状は少なかったのですが、
その代わり、「放射能」という目に見えないモノと
暮らしている現地の人たちの話をいろいろ伺う事ができました。

震災から1年9ヶ月が経過した今も尚、ホットスポットといわれるような
放射線量が高いところが、民家のすぐ脇や公園などに、本当にあって・・・
自分の目でみて、計測してきましたが、信じ難い現実でした。

もともとは、福島市街地から1時間も行けば、
海遊び・山遊びができる環境でしたが、
福島第一原発事故以降は、海や山林が放射能に汚染され、
子どもたちも外で気軽に遊べない、大人もそれを制限しなければいけない
そんな環境となってしまいました。

そこで、立ち上がったのが、
地元のサーファーやスノーボーダー、スケーター…
いわゆる「横乗り系」の方が中心とした「インドア・パーク」の建設です。

屋内なので、ダイナミックな自然を感じることはできないけど、
スポーツをすることで、身体を動かす事の楽しみを取り戻し、
子どもの成長の促進やストレスの軽減を目指して、いま、動き始めています。

こうした取り組みは、きっと、子どものみならず大人にとって健康維持、
体力向上などの身体的な効果があるだけでなく、
壊れてしまった人とのつながりを取り戻し、
コミュニティの再生という、精神的な拠り所になるように思います。

子どもたちが外で自由に遊べないという現実。
それを私たちはどう捉えるべきなのか?

明確な答え、これだ!という
全ての人が納得するような解決策は、ないかなぁと、いつも思ってしまいます。
でも、それでも、「いま」を生きて、明日につながるような、
いい何かを残していかなければいけない!

地元の方が、こうおっしゃっていました。
「もうね、震災があって、毎日、毎日、みんな泣いていたよ。
でも、もう泣いたって仕方がない。
楽しいこと、嬉しいことを夢みて、毎日をいきていきたい」


みなさんは、どんな明日を夢見て、毎日をいきていますか?

LOHAS SUNDAYスタッフ| 06:10 | コメント(0) | カテゴリー:今日のロハトピ

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