2012年11月18日

宮城県女川町で

先日、J-WAVEタイムテーブルの取材で宮城県女川町を訪れました。
女川町は、『311』の時に住宅倒壊率が83%弱。
被災地の中でも被害規模は第一位の市町村です。
家を失い、今でも仮設住宅にお住まいの方が多くいます。

また、1メートルも地盤沈下し、満潮時には道路が冠水するほどで、
現地に行って、復旧には本当に、まだまだ長い時間がかかることが
改めてわかりました。

今回は、安心して勉強できる健全な環境が震災によって
当たり前ではなくなってしまった女川の町で、
夢や進学をあきらめる子どもを出さないことを目指すコラボスクール、
女川向学館」を訪れました。

こちらは、「NPO法人カタリバ」が運営する、
小中学生に向けた「放課後の学習指導」や「心のケア」を行うスペースで、
昨年8月に本開校し、震災で失業した地元の塾講師を迎えるなど、
雇用創出にもつなげている場所です。

現在の生徒数は、
女川町の小中学生の<3割>にものぼる<およそ200人> 。
今年1月には、岩手県大槌町に、2校目も開校したそうです。

大人でさえ、震災後のストレスや
様々な感情と向き合うのが難しいのに、多感な年ごろの子どもたちが、
本当は、胸のうちで何を思い、どう感じているのか。
その感情を押し殺して、我慢して、
「がんばろう、がんばろう!」と、
無理をしている子供も少なくないと聞きました。

でも、『女川向学館』にやってきた子どもたちは、
みんな明るくて本当に元気いっぱい!
この場所で、勉強だけでなく、
講師や全国からやってくるボランティア・スタッフとの
出逢いと交流を通じて、自分の世界観が広がり、人生に希望を見いだして、
前に進むきっかけをつかもうとしていました。

想像を絶するような困難や逆境を乗り越えることができた人は、
人の痛みや悲しみがわかる 強い人になるはず。
全てを失ったと思っていても、明日は明日の風が吹きます。

「生きたい!生きよう!」と思う強いココロ、
学びたいと思う意思、行動するパワーがあれば、
きっと明るい未来がやってくると思います。

LOHAS SUNDAYスタッフ| 06:09 | コメント(0) | カテゴリー:今日のロハトピ

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