2011年01月09日

映画「フード・インク」

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今朝は、「フード・インク」という
食にまつわるアメリカのドキュメンタリー映画をご紹介しました。

食べ物について根底からもう一度
しっかり考え直してみる、とても示唆に富む
いい映画でした。

映画のテーマは、極端にまで工業化されてしまっている
今のアメリカの食品産業。

あまりにも一度にたくさんの肉やコーンや大豆、
加工食品など、あらゆる食べ物を作ろうとするあまりに、
いま、アメリカの畜産業や農業がどれほど、
命を命として捉えず、非人道的で、
健康について度外視したビジネスに肥大化してしまったのか、
食株式会社の実体を描いています。

例えば、ケンタッキー州の一般的な養鶏農家さんに
カメラは入り込んでいるんですが、
家畜もそこで働くワーカーたちも、ものすごくストレスをかけられて
虐げられた環境にある、ということがよく見えてきます。

極一握りの経営者に極度に機械化、大型化、
そして科学化されてしまった食ビジネス。
O157などのウィルスの蔓延や、
遺伝子組み換え食品にまつわる不安など
深刻な問題も抱えるに至っています。
そして今の食ビジネスが私たち自身の健康、生死にも直結している、
そんな現状も、鋭い取材の切り口から、伝わってきます。

そんな不健全で倫理観のない食べものを生み出している
今のシステム、変えていけるのかどうなのか?
映画では、「システムを変えるチャンスがあなたにも一日に3回ある」
つまり食べるものをどう選ぶかで、
誰でもがシステムを変えられる、と締めくくっています。

映画は、エリック・シュローサーが
プロデューサーについているんですが
この方、「ファーストフードが世界を食いつくす」という
全米ベストセラーにもなった本の著者で、
これは、Fast Food Nationという映画にもなりましたが、
有名な食ジャーナリストなんです。

なのでこの映画、非常に緻密なリサーチをもとに作られていて、
説得力があるんですが、
これはアメリカの話だけじゃないな、と思いました。

日本の食はどうなのか。
日本もアメリカを始めたくさんの国から食糧を輸入していますし、
それに国産のものだとしても、
肉や野菜はどんな風に作られているのか、
きちんと知った上で食べたいと思いました。

新年早々、今年はどんな風に食と向かって行くのか、
とても考えさせられて、背筋がすっとのびる映画です。

まずはご覧下さい!
Food Inc、
渋谷のシアター・イメージフォーラムにて
1月22日より順次公開されます。
映画の特設サイトでは,予告編が見られるので、感じが伝わるかと思います。
まずはそこから是非、アクションを。

http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/

LOHAS SUNDAYスタッフ| 06:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリー:今日のロハトピ

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