2009年04月12日

京都小旅行

今回の旅の一番の目的は桜を見ることでしたが、京都といえば食!ということで、京の台所「錦市場」に行ってきました。錦市場は、京都市外のほぼ中央にある商店街で魚や野菜といった生鮮食品から乾物・漬物やおばんざいなどの加工食品まで老舗や専門店が軒を連ねています。朝の9時頃に行ったんですが京都の食材がほとんど揃うとあって、飲食業の方はもちろん一般の主婦のかたや観光客ですでに賑わっていました。

「錦市場」に行くといつも立ち寄る八百屋さんで、京野菜についてお話をうかがったところ・・「都があったころ、京都にはたくさんの食材が集まってきた。野菜や野菜の種も全国から集まり、地元の農家で栽培されていた。たくさんの品種の野菜が長い時間をかけて淘汰されて、京都の気候や風土に合ったものが残り、京都の伝統野菜、京野菜として確立された。ただ、戦後日本人の食生活ががごはんや野菜、豆、海藻を中心とした伝統的な和食からパンや肉を多く食べるように変化すると、日本中どこでも同じような食事をするようになり、地方の食文化がだんだん失われて、個性のある京野菜もあまり作られなくなった」そうなんです。

それを受けて、京都の伝統野菜を守ろうと、20年以上前に府が京の伝統野菜34種を決めて、その維持と復活に取り組むようになったとのこと。京野菜と言えば全国ブランドです。「錦市場」には賀茂茄子、聖護院かぶ、九条ねぎ、京竹の子など、朝掘りのものがたくさん並んでいました。

京野菜の他にも加賀野菜、難波野菜など日本では古くからその地域独特の野菜が育てられ、食べられてきました。ブランド化されていなくても、規模が小さくても、その地域で種を採って栽培されつづけてきた野菜は立派な伝統野菜。東京でも練馬大根や小松菜をずっと作り続けている農家さんがいらっしゃいます。全国から食材が集まる東京だからこそ、京都の人が京野菜を大切にするように、意識して地元で作られた野菜を食べるようにして、東京の食文化を守っていきたいものです。

LOHAS SUNDAYスタッフ| 06:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリー:王理恵

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

http://www.j-wave.co.jp/cgi-bin/blog/mt-tb2.cgi/33238

コメント

■コメントはこちらへ


保存しますか?
(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)