2022年05月09日

アートで地元・大分に大貢献!

大分県立美術館 学芸企画課長 宇都宮壽さんを、
お迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

宇都宮さんは、大分県別府市生まれ、リクルートで
情報誌やネットメディアの制作や運営に携わった後、
武蔵野美術大学 芸術文化学科を卒業。
その後、2012年、大分県庁の美術館準備室に入庁され、
学芸員として、大分県立美術館の立ち上げに取り組まれ、
現在は、学芸企画課長でいらっしゃいます。

大分県立美術館は、坂茂氏が国内で初めて
建築を務めた公立美術館。
愛称は『OPAM(オーパム)』、広さ6800平方メートル
収集資料は約5000点となっています。

宇都宮「大分県立美術館は坂茂さんのコンセプト…
『街に開かれた美術館』ということで、外から丸見え
になっています。壁面はガラス張りで中の様子が
分かりますし、入館も無料ですのでフリーゾーンで
ゆっくりしていただいたり…そんな美術館になって
おります。」

学芸企画課長ということで、展示の企画する立場の
宇都宮さん。この展示企画の決め方というのは
どのようにされているのでしょう?

宇都宮「ウチの美術館では全部で6人の学芸員で企画を
決めて回しています。年間で企画展と呼ばれるものが
5本から6本、常設やコレクションを活用した展示も
年に5、6回ほど行っているので1人あたり2本の
企画を年に出している形です。
展覧会は3、4年先の物を企画して行くものなので、
展示と並行して企画している形になります。」

オリジナルの展示と、巡回展示の頻度では
オリジナルの方が半分より少し多めという宇都宮さん。
地元大分の美術・アーティストを検証するものを
企画しつつ、地元の人々の需要に応え、
有名な美術作品を見たいということで、
巡回展を誘致したりということもあるそうです。

▼大分県立美術館 OPAM HPはこちらから
https://www.opam.jp

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staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク


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