2020年06月09日

明暗を分けた「プロ野球と高校野球」

ノンフィクションライターの黒井克行さんをお迎えしています。

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コロナウイルスの影響で開幕を延期していた
プロ野球がついに開幕します。
黒井「無観客試合が始まりますが、面白い光景が
楽しめるんじゃないかと思うんですよ。
例えば無観客ですから、ベンチからのヤジとか
監督の指示、打球の音など…本来は今まで
聞くことのなかったものを楽しめると思います。」

黒井「スポーツは普通ホームゲームの方が
有利と言われるんですが、再開されている
ヨーロッパサッカーでは、ホームゲームで
意外と勝っていないという結果がでています。
それだけファンの声援が選手を後押ししていた
ということが裏付けられた気がしますね」

一方で高校野球、甲子園は休止になりました。
この影響を黒井さんはどう考えているのでしょうか?
黒井「これは今後の野球界が再編する可能性があります。
というのも甲子園とは高校球児たちの
就活の場所でもあるんです。
その上で、1番大切なのは夏の甲子園。
秋から春にかけて、高校生っていうのは一気に伸びる!
2年生の時によかった選手が大した事なかったり、
逆に無名だった選手が大きく変わる……
それを発揮する場所がないということで、
将来のスターを発掘する場を失ったとも
言えるかもしれません。
(中止は)確かに、かわいそうだと思います。
ずっと野球一筋でやってきてるわけですから。
ほとんどが甲子園に向けて、メジャーリーガーを
目指している子もいる。
そこに野球界の大御所、広岡達朗さんが
『この際、本でも読めよ!野球馬鹿になんな』
と、本を読んで学ぶことはたくさんあるんだと
言っていました。
広岡さん自身も高校の時に決勝で破れて、
甲子園には行けなかったんです。
それで一生懸命勉強して、早稲田に入って
六大学のスターになって、プロで活躍したんですよ。
今の高校生に、自分の人生を
オーバラップさせたんですかね。」

今夜の選曲… IF I NEEDED SOMEONE / MICHAEL HEDGES

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク


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