2015年03月11日

被災地域のコミュニケーション

石巻市開成にある、被災地最大の<仮設住宅団地>にお住いの
横山彰子さんにお話伺いました。
災害復興住宅の抽選が始まった仮設住宅の方が、今一番気にしている事とは。

「まず復興させてくれ。住む所きちっと早くして欲しいというのもあるんですけども、そうすれば私たちも動き出せるんですね。だけどなかなかそう世の中うまくいかなくて、復興住宅もなかなか立たない。だけど立たない以上、こっちも動きが取れない。さらに引っ越してから、コミュニケーションをとるのが難しくて、大変なんじゃないのかなっていう心配もあります。仮設も最初の予定では東部と西部を分けて抽選という話は、実際開けてびっくり、違う。だからここの団地も海の人もいれば、山の人もいるし、いろんな所の集まりの人がいるので、なかなかうまくコミュニケーションが取れないというのもあって、厳しいのかなぁって。このごろやっと慣れてきたのに、ここ抽選で当たった人は引っ越してくださいとなると、別な意味でせっかく、みんなが同じ気持ちで、被災したという厳しいのを乗り越えてきた気持ちでね。毎日を暮らして来たのに、また別れがあるというか。温度差がありすぎますよね。またそっちに引っ越しても。それが一番厳しいかなというのがあります。」

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石巻で100年以上続く麹のお店島津麹店
御苦労の末に復活させた佐藤憲光さんには、
地域の温かい繋がりを実感するお話をいただきました。

「去年の11月3日にリニューアルオープンという形でできたんですけれども、 6代目のこだわりで11月3日反対から読むと。復興を3月11日から復活したんだから11月3日でしょうみたいな今風な発想の中で、そこを目標に自分たちが、元に戻ろう、プラス何かを作ろう。なのでリニューアルの時に新聞に出したんですけれども、 皆の打合せが10時オープンだったのに、6代目が書き間違えて、 8時45分オープンて書いてしまって、みんな「朝大変じゃん」ってなりました。前日に気がついて、なんでここ8時45分て書いてあんのって。それでも次の日しょうがないから、予定時間に開けるしかないから、開けようねって、シャッターを開けたら、なんとそこには人が何人も並んでて、「島津さん良かったね」って。「いや、申し訳ない。こんな朝早くから。」って。11月のその季節は、まだここ寒いですからね。シャッター開ける前にいらっしゃってる。ちょっとびっくりするやら、有難いやらで。ああやってよかったなって感じがしましたけどもね。」

Heart to Heart STAFF| 10:51 | カテゴリー:Heart to Heart