2012年03月26日

J-WAVE TIME TABLE「HEART TO HEART〜WE ARE ONE〜」vol.7

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J-WAVEの被災地支援プロジェクト「Heart to Heart」。
これまでさまざまな形の支援を展開してきましたが
2011年8月から、その一環として番組ガイド「TIME TABLE」でも
ナビゲーターが被災地に赴き、現地で感じた希望を伝えていく企画
「HEART TO HEART〜WE ARE ONE〜」を連載しています。

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第7回は丹羽順子が郡山へ。
多方面で脱原発アクションを起こしている彼女が現地で感じたこととは?

※この内容は、「TIME TABLE」2012年3月号の内容を転載したものです。

1_120202_005_convert_20120806211134.jpg郡山駅前。寒波の影響により、例年より気温が低く積雪も多い。


2_120202_064_convert_20120806211225.jpgジャーナリストの岩上さんと「百人百話」の取材へ向かう。取材は福島第一原子力発電所からほど近い相双地区の住民が避難している本宮市内の仮設住宅で行われた。


 今回、丹羽順子が郡山を訪れた目的のひとつは、福島県の住民100人に話を聞くプロジェクト「百人百話」を行っているジャーナリスト岩上安身さんの取材に同行すること。
「 実際に『百人百話』の取材に立ち会わせてもらって、福島の方の言葉やエネルギーに圧倒されました。突然故郷を奪われ、住む場所や仕事、生き方の選択を迫られるというなかで、原発とどう向き合っていくのか…。そんな生の声を聴くことができたのは、本当に貴重な体験でした」
 取材の合間に、昨年彼女が取り組んだ被災した親子のための避難プロジェクト「おいでハウス」に参加していた郡山在住の友人とも再会を果たすことができた。
「 いま彼女は葛藤しながらも家族と郡山で暮らしています。小さい子どもがいるなら避難すべき、と言う人もいるでしょう。でも、人それぞれ事情がある。本当に難しい問題だと思います。私はひとりの友だちとして彼女の選択を尊重し、できるかぎりサポートしていきたいです」
 その再会の場となったのは、食品の放射線量測定も行う自然食レストラン「銀河のほとり」。「 以前からお店の存在は知っていましたが、今回訪れることができてよかったです。経営者の有馬克子さんが『免疫力を高めて誰も病気にならないように、あの手この手でおいしく愉しく工夫しながら放射能対策を研究しています』と前向きに仰っていたのは印象的でした。震災以降、番組でも脱原発のことを伝えてきましたが、これからもさまざまな形で発信し続けていくべきだと、あらためて強く思いました」 

3_120202_027_convert_20120806211253.jpg「銀河のほとり」内の「銀河市民放射能測定所」。机の上にある容器に食材を入れ、床に置かれている「ヨウ化ナトリウムシンチレーション検出器」にセットすると、約30分で放射線量を測ることができる。晩ごはんのメニューなど、一食分の放射線量を調べることも可能。


4_120202_008_convert_20120806211349.jpg「銀河のほとり」を経営する有馬さん。NPO「百笑屋敷」代表も務め、食にまつわるワークショップやイベントなど、地域交流のために幅広い活動を行っている。


5_120202_077_convert_20120806211411.jpg「百人百話」取材時の様子。「百人百話」は2012年2月20日現在、39人のインタビューがUSTREAMで配信されている。3月には書籍も発行予定。


福島県郡山市
福島県中通りのほぼ中央に位置する。東日本大震災では、建物の被害は多かったものの人的被害は少なかった。しかし、福島第一原子力発電所からの距離が約60kmということもあり、放射線量が比較的高いといわれている。そのため、県外への移住や避難という選択をした人も多い。


写真/玉井幹郎


Heart to Heart STAFF| 21:09 | カテゴリー:TIME TABLE