2015年11月17日

音楽仕事百科<スタイリスト>GUEST : 飯嶋久美子

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第707回目のテーマは…

音楽仕事百科<スタイリスト>GUEST : 飯嶋久美子

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様々な専門職の方々の力で成り立っている音楽業界。
ラジオ局のスタッフ、レコード会社のスタッフ、
コンサートに関わるスタッフ…様々ですが、
実際はどんな事をやっているのか?その仕事にどんな情熱を傾けているのか?
音楽業界のお仕事を「FM KAMEDA」が紹介する!そんな企画です。

今回注目するお仕事は…『スタイリスト』

僕も、ライブステージ衣装や取材の時など
大変お世話になっていますが、今日はそんな
「スタイリスト」のお仕事に注目します!
…というワケで、いつもお世話になっているこの方にお話を伺いたいと思います。
スタイリストの飯嶋久美子さんです!

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飯島:
こんにちは!

亀田:
飯嶋さんは、雑誌や広告、ファッションショーはもちろんのこと、
椎名林檎、きゃりーぱみゅぱみゅ、ゲスの極み乙女。などなど、
数多くのアーティストの衣装を手がけています。
実は、僕も東京事変の衣装でお世話になって以来、
僕のイベント『亀の恩返し』だったり、
僕が校長先生を務めている『亀田音楽専門学校』だったり!

飯島:
そしてこの間はアーティスト写真まで!

亀田:
そう!つまり僕の男前は飯島さんに支えられているというわけです!
早速ですが、この「スタイリスト」というお仕事…
具体的にどのようなことされているのですか?

飯島:
スタイリストは今、仕事内容が細分化されていて、
ただ基本的には雑誌・広告、ミュージシャンのCDジャケット、PV、
舞台や映画の服をリースしてコーディネートして
スタイリングを組む仕事なんですけど、
私は最近、服のデザインとか、制作することがすごい増えてきました。

亀田:
この仕事に就くことになったキッカケは??

飯島:
ファッションが大好きだったので、文化服装学院にとにかく行く!と決めていて、
行った時に好きなデザイン事務所があって、
18歳の時からアシスタントに行っていました。
その事務所に色んなアーティストやカメラマン、
ヘアメイク、デザイナーとか色んな人が居まして。
私、最初は洋服の設計図を書くパタンナーという科に居たんですけど
どうも向いてなくて…(笑)
で、みんなでつくり上げる世界に惹かれて、
ならばスタイリストを目指そう!と。

亀田:
初めて担当したアーティストさんは、憶えていますか?

飯島:
事務所は2年間通った後辞めてしまって、
その時に出会った大御所のスタイリストの方に
「手伝って」と呼ばれて手伝い始めて、そのままアシスタントになったんですけど
その方は現場にいらっしゃらないで、全部私が行くんですよ。
で、『笑っていいとも』の現場でSMAPをずっと担当していまして、
香取慎吾くんのスタイリングを任されるようになりまして。
私が21歳とかの時ですね。香取くんがまだ19歳とか。
20歳の誕生日とか、撮影ご一緒したりしていたので。

亀田:
じゃあ香取慎吾さんが、一番最初に…

飯島:
自分がスタイリングを組んだ方ですね。
二人で「来週はテーマどうしようか」って考えて。

亀田:
その頃から今の飯島さんのスタイルだね。
アーティストの方と一緒に考えながら作るって。

飯島:
「じゃあ節分だから鬼の格好とかどう?」とかやっていました。
それで、慎吾くんと再会して、すごい喜んでくれていて、感動しました。
グルっと周ってるなと。

亀田:
ここで僕と飯島さんとが仕事現場での出会いになった曲を。

M. 女の子は誰でも / 東京事変

20151117_fm1.jpg

亀田:
いま、飯島さんとお話してたんですけど、
PV撮っている時、朝までかかっちゃって。
しかも、林檎ちゃんご本人や僕らバンドメンバー全員の衣装まで!
当時僕達、自分たちを『PV男優』って呼んでてね。
「PV男優の方も素敵にして差し上げますわ」
なんて飯島さんが仰ってくれて。
あれから5年近くの月日が経っているということで。
「FM KAMEDA」
今日は「音楽仕事百科〜スタイリスト編」をお送りしております。
多くのアーティストの衣装を手がけている、
スタイリスト・コスチュームデザイナーの
飯嶋久美子さんにお話しをうかがっています。

飯嶋さんが仕事をする上で、気をつけていることは?

飯島:
まずは、オファーを頂いた時に色んな固定概念を外して
素直にオファーを聞き入れて、一回持って帰って、
色んな角度の解釈で考えて、
「ちょっと違うんじゃないか」って間違えを提案してみたりして、
常に新しくって戦っています。

亀田:
間違えじゃないけどもいろんな形を提案して種が撒かれているわけだね。
それをアーティストの方が拾ってくれたり。

飯島:
ただ、間違えを正すことも多いんですけど。
とりあえず解釈を、言われたままにしないようにしています。
「白」って言われて「白」持って行っちゃいけない、みたいな
戦いが自分の中にあるんです。

亀田:
これは勉強になった!
僕は「白を作ってください」って言われたらウルトラ純白を作っちゃうタイプ。

飯島:
あと、ちょっとユーモアを入れようと思っています。

亀田:
それはあります!
飯島さんがやってくださるスタイリングって「これマジ?」みたいな感じだけど
自分で着てみると「あ、ありだったんだ」って思わせてくれるんですよね。

飯島:
そう思って頂けたら本当に嬉しいです!

亀田:
スタイリストの仕事をやりたい、という人にアドバイスをいただけますか?

飯島:
スタイリストって会社じゃなくて個人の仕事の方が多いので、
まずアシスタントにならないと、なかなかなれないんですよね。
雑誌がやりたいならば、雑誌をやっている方で好きな人、とか
師匠を見つけて飛び込まないとドアが開かないというか。
自分で「どういう風にやりたいか」を早い段階で見極めた方が良いというか。
で、その扉を開くのも、断られたり、狭き門なんですよ。
色々不規則だったり体力も必要だったり。
ガッツがあって、夢があって、ファッションが好きという想いを
持ち続けられる方じゃないとなれないんです。
でも、夢は叶うんです!必ず!

亀田:
音楽とスタイリングって、そういう意味ではすごく似ている関係というか。
お互い補い合っている。

飯島:
そうですよね!音楽にファッションは欠かせないと思います!

亀田:
ありがとうございます。これからも一緒に色々やっていきましょうね。

飯島:
こちらこそ!よろしくお願いします!

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
今日は、「音楽仕事百科」と題して、
スタイリスト・コスチュームデザイナーとして活躍している
飯嶋久美子さんにお話しをうかがいました。
ありがとうございました!

飯島:
ありがとうございました!

飯嶋久美子

20151117_fm2.jpg

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は…先日「ベースの日」におこなわれたライブイベント、
『ベースロワイヤル』について、ご報告します!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA


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