2015年04月08日

バンドスコアの作り方 - Guest : 近藤隆久/岡見高秀(リットーミュージック)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか?
僕と一緒に探っていきましょう!


第591回目のテーマは…

バンドスコアの作り方

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楽器をやっている人、バンドをやっている人ならば、
一度はお世話になったことはあるのではないですか?
「バンドスコア」!

憧れの曲を演奏したい! オレもあのギターソロを弾いてみたい!
そんなキッズたちには欠かせないスコア。
もちろん耳コピする場合もあるけれども、
譜面やタブ譜を見ると
「あぁ、そんな風に弾いていたのか!」と一気に謎が解けたり!
キッズにとっては、参考書のような役割を果たす、バンドスコア!

そんなバンドスコアの作り方、
制作の裏側ってどんなになっているのか?
今日は、その秘密に迫っちゃいます。

…というわけで、スタジオにはゲストをお招きしています。
数多くのバンドスコアを出しているリットーミュージックの
ベース・マガジン編集長、近藤隆久さん
出版部の岡見高秀さんです。
よろしくお願いします!

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近藤:私ベースマガジンの近藤と申します。
岡見:出版部の岡見です。

亀田:今日はなんかむちゃくちゃ音楽の香りのするスタジオになっていますよ。
ぶっちゃけ最近一番人気のあるバンドスコアってだれですか?
どのバンドですか?アーティスト?

近藤:最近も何もないんですけど、リットーミュージックで一番人気のあるのは
椎名林檎さんの無罪モラトリアムなんですよ。
岡見:実はそうなんですよ

亀田:ありゃありゃありゃ?だってもう十五、六?

近藤:99年にリリースされているんで、
岡見:はい。今日ここの手元にもあるんですけれど、

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亀田:あら!懐かしい!

近藤:これはすごく大人気の!
岡見:ずっと、なんていうんですかね?でてから、
近藤:ずーっとこう、時代を超えて愛され続けているスコアというか。それがすごいなんか、
すごく不思議で、バンドスコアのロングセラー
岡見:ロングセラーです。

亀田:他には最近ではどんなアーティストがいるんですか?
近藤:最近だと…バンプオブチキンのスコアも
亀田:あーバンプね!!!あとはあとは?
岡見:最近だとあれじゃないですか?すごいヘビーロックなんかも凄い人気があるので、
まっFACTであったりとか、ロットングラフティ、そのあたりのスコアってのも
出ててその中の一つの理由には、本の中に同期ものの音が入っていたりとか、

亀田:ちょっと待って下さい!バンドスコアって譜面じゃないんですか?楽譜じゃないですか?
近藤:もう最近はプラスアルファーの要素ってのがバンドスコアには求められていて、
亀田:なるほど〜

近藤:録り下ろしの写真であるとか、インタビューであるとか、さっき、
言ったような同期音源で、普段バンドにはいないような、音が流れるので、
より本人達に近い演奏ができるようになるという。
亀田:大サービスですね!今時のCDみたい、特典付きCDみたい
近藤:まさにそうですね
亀田:いろんなものがついてくる。
岡見:はい。
亀田:その演奏は、同期の演奏はCDに入っている物と同じ物?
近藤:ま、ほとんど同じ物ですね
岡見:え、ミュージシャンに直接提供して頂いているので、
亀田:えっ?アーティストに提供していただいている?
岡見:そうなんです。
近藤:ライブをやっている、メンバーになっているつもりで演奏ができる。
亀田:すごい出来ですね。だってこれ、共演出来ませんよね?
近藤:そういう意味では、アーティストさんに協力していただいてともにつくりあげて
いくっていうのは最近の流れなのかな〜ってのがあって
亀田:はあ〜〜〜〜

岡見:バンドスコアにタブ譜といって、ギターとかベースにポジションがのっている
亀田:いわゆる音楽の授業とかでつかうのではなくて、弦の数とフレットの位置で、
どこ押さえればいいってね。
岡見:そういうものがついているんですけれど、どの位置で弾いているかってのを、
ご本人に映像を撮らせていただいて、ポジショニングを確認したりとか、
亀田:はあ〜〜〜〜!
岡見:今そういうこともやっていて、
亀田:っていうことはほぼほぼ、完コピに近い状態
近藤:ですね

亀田:僕あの、非常に忘れっぽくてですね。自分がどう弾いたのかを、
覚えてないみたいな…アーティストさん、結構いらっしゃいません?
近藤:これほんとにいらっしゃってですね、ライブを重ねていると、
レコーディングの時とライブの時と違う物を弾いているから
亀田:そうなんですよね
近藤:自分で自分の曲をコピってから来てくれるみたいな事もあるんですよね

亀田:もう熟成されちゃって、僕なんか自分の演奏するために、皆さんが作ってくれた
バンドスコアを見て、もう一回コピーして、あ、俺こうやって引いてたんだみたいな。
近藤:言ってくれるひといるんですよ。
亀田:ミュージシャン、アーティストにとってバンドスコアってのは、ある意味、
自分のルーツに戻るって言う、ここで戻れる
岡見:あー、確かに、面白いですよね
亀田:なるほどって訳で、今日は久しぶりに椎名林檎さんの無罪モラトリアムの
バンドスコアがあるんですけれども、この中から、一曲聞いてみたいと思います。
なんでも、未だに色んな方がコピーされて引いて下さっている
近藤:大学の文化祭なんかいったら、必ずやってます。
亀田:あらみんな僕のやっているベースソロとかやってくれてるの
かしらっていうことで聞いてみましょう。椎名林檎で幕の内サディスティック。

M. 丸の内サディスティック / 椎名林檎

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それぞれの楽器が、どのように絡み合っているのか
立体的に知ることができる。
自分の楽器のプレイを解剖するのもいいけれど、
アレンジ全体を把握するのにも役立つ。

スコアがあると、思い込みで弾いていたプレイを
客観的に検証できる。

まさにスコアはアドヴァイザー的役割。
新しいバンドメンバーだと思えばいい。

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「無罪モラトリアム」のバンドスコアの中に、若かりし頃の亀田さん発見!

リットーミュージック

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
明日は、「チューボー亀田!」。
音楽とお料理の意外な関係・共通点についてお話します。
料理は作りません、あしからず…。
それでは、また明日!
亀田誠治でした。

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STAFF| 15:17 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA