2014年10月15日

伝説のアイドル、山口百恵!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第497回目のテーマは…

伝説のアイドル、山口百恵!

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きょう10月15日は、山口百恵さんの引退記念日です。
いまから、34年前の1980年のことでした。

1980年10月5日、涙の武道館コンサート。
そこで百恵さんは
「私のわがまま、許してくれてありがとう。幸せになります」
とメッセージとともに深々と一礼して、
マイクをステージの中央に置いたまま、去っていきました…
あのシーンは非常に印象的でしたよね!
その10日後の今日15日、引退会見を行いました。

そして伝説のアイドルは
それから、一度も芸能界に復帰することなく
表舞台から遠ざかっています。

百恵さんが引退したのは21歳(若っ!)の時。
芸能活動はわずか7年半でした。
引退までにシングルは31作、1630万枚、
そしてアルバムは45作の累計で434万枚を売り上げ、
1970年代に、最もレコードを売り上げた歌手だったんですよ。

そんな伝説のアイドル、
山口百恵さんの功績を紹介する前に
1曲お届けしましょう!

キレッキレッのアイドルソングです。
今聴いてもとんがってる!かっこいいぞよ!

M. プレイバック part 2 / 山口百恵

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アイドル山口百恵さんの功績は…
ズバリ!!!

それまで行き来がなく、ねじれの位置にあった
歌謡曲とニューミュージックの接点を
作ったところにあります。

当時のレコード会社のプロデューサー酒井政利さんは
森昌子さん桜田淳子さんと共に
「花の中三トリオ」と呼ばれていた百恵さんが
他の2人に比べの一歩も二歩も
遅れをとっていたことを挽回するために、
思い切った手段に出ます。

百恵さんの歌う楽曲を
「作詞家作曲家」という、いわゆる職業作家から、
人気アーティストからの楽曲提供に方向転換するのです。

13枚目のシングル曲の作曲を
当時人気絶頂のダウンタウン・ブギウギ・バンドの
宇崎竜童さんに依頼。
そして、作詞は、宇崎さん奥様の阿木燿子さんに依頼します。

この意外なコラボが大成功!
清楚なアイドルのイメージから、
背伸びをしたオトナの女性を演じた
「横須賀ストーリー」は、見事にナンバーワンを獲得。
この後百恵さんの快進撃がはじまります。

「秋桜」さだまさし
「いい日旅立ち」谷村新司

といった、フォーク、ニューミュージック畑の
人気アーティストからの楽曲提供を受け、
名実共に、語りつがれるアイドルへと成長してゆきました。

今でこそ、アーティストがアイドルに楽曲を提供することは
当たり前に行われていますが、
作曲家の先生、作詞家の先生に、
作品をお願いすることが主流だった当時としては、
異例のこと。
そして、この方程式は、そっくりそのまま
百恵さんの引退した1980年にデビューした
松田聖子さんに引き継がれ、
今のJ-POPのひな形となっていきます。

つまり、山口百恵さんはアイドルというカタチをとりながら、
その周りを巻き込みながら、
今のJ-POPのひな形を作ったのです。

今、あらためて聴いてみると
百恵さんの楽曲は、
作品として、丁寧にプロデュースされていて
コンセプトが明快!他のアイドルとは、一線を画しています。
しかも素晴らしいボーカルテイクが選ばれています。

山口百恵さんが伝説のアイドルとして、
いまなお語り継がれるのは、
引退後の百恵さんが、
メディアに登場しないだけではなく、
その作品力が、永遠だということの証なんですね!

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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、

明日は、映画音楽を語る「亀田ロードショー」
ウォルトディズニーカンパニー創設の日と言うことで、
トイストーリー3の音楽について紹介します。

お楽しみに!

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STAFF| 23:17 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA