2014年09月10日

社長は歌う!

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第479回目のテーマは…

社長は歌う!

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きのう、9月9日は、弘兼憲史さんの
連載中の大人気漫画「会長・島耕作」の主人公、
島耕作の誕生日!!67歳です!!
すごいですね、FM KAMEDA。
実在しない人物のお誕生日までネタにしています(笑)。

もともとこの作品は、「課長・島耕作」シリーズからスタートし
島耕作は、部長、取締役、常務、専務、社長、
そして現在、会長までに上り詰めています。

そんな島耕作さんにちなんで、
歌う!「社長ミュージシャン」に注目します。
まずは、この方!

JAY-Z!
もともとは、JAY-Zは、ドラッグの売人でした。
このままではやばい…
そんなときJAY-Zは、デイモン・ダッシュと出会い、
ラップを始めるようになります。

JAY-Zとデイモンは、さまざまなレコード会社と契約をしましたが、
どれもうまくゆかず、二人は
「ロッカフェラ・レコード」という会社を立ち上げます。
この、自分で立ち上げるというのがポイントですね。
起業ですよ、起業したんですよ!

ここでの躍進が、デフ・ジャムレーベルの目にとまり、
ロッカ・フェラレコードの株式の半分をデフ・ジャムが購入。
ビジネスっぽい!
その後JAY-Zはビジネスの才能をぐんぐん発揮し、
たったの数年でデフ・ジャムの社長にのぼりつめます。
そして現在の活躍は、みなさんご存知ですね!

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続いては、PUFF DADDYこと、ショーン・コムズです。
現在PUFF DADDYは…

・バッド・ボーイレコードの最高経営責任者、
・映画プロダクションオーナー、
・レストランのチェーンのオーナー、
・ファッションブランド(「ショーン・ジョン(Sean John)」)のオーナー
・音楽ケーブルチャンネル「Revolt TV」のオーナー

などなど
経営者としてもバツグンの活躍。
アメリカのエンターテインメント産業で
最も成功した黒人の一人ですね。

不遇な家庭に育った、ショーンは新聞配達のアルバイトを始め、
13歳で週に約6万円を稼ぐまでになったそうです。
その後、全米屈指の名門黒人大学である
ハワード大学で経営学を専攻します。

ちなみに、ショーン・コムズは、学生時代にも
ダンスパーティーを企画し1,000人を超える人を集めたり、
空港のシャトルサービスまでも、運営していたんですよ!
根っからの商才があるんですね。

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日本にも目を向けてみましょう。

日本のロックンロールの宝!
矢沢永吉さんです

永ちゃんは、EMIミュージック・ジャパンとの契約終了後、
自身の会社「ガルル」
を立ち上げます。
ガルルは、矢沢さん自身の楽曲や、グッズ製作、
販売をおこなう「矢沢の会社」です。

さらに、自身の事務所兼スタジオも作り、
いろいろなアーティストのレコーディングなども、おこなっています。
このスタジオ、僕らもよく使うんですけど、
リハーサルスタジオからレコーディングスタジオまで整っていて
まさに「矢沢音楽村」!
永ちゃんは、「社長」
として、自身のプロデュースだけでなく、
日本の音楽家達にチャンスも与えてくれているんですね。

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さあ、今日は、さまざまな、
日米の社長アーティストを紹介してきましたが…

なぜ、ミュージシャンは「社長」をやるのか!?
音楽だけやっていればいいのにね…
お答しましょう!

社長というのは、ビジネスをまとめ、進行し、
最高の結果を導いていく。
つまり、これって、プロデュースするということなんですね。
そして、数々の人との交流、繋がりの中から
小さなチャンスをみつけて、その小さなチャンスから、
何倍もの大きな結果を生んで行く。

ですから、優秀なアーティストやプロデューサーが
あらたなビジネスを立ち上げ、展開していくことは
とても理にかなっているんです。
彼らは、ミュージシャンという道を選ばなかったとしても
何かの分野で「社長」というプロデュース業を
しっかりとこなしていくに違いありません。

特にこの「歌う社長」が、HIP HOP系に多いのは、
アメリカ白人社会の中で、黒人がどう
のし上がっていくかという点から
自分でレーベルやビジネスを立ち上げ、
自分達の「村」=コミュニティーを作っていく
野心的な、リーダーの存在がかかせないところが大きいでしょう。

また、音楽、特にHIP HOPはファッションと密接に結びついているので
もう一つのビジネスラインとして会社を立ち上げ
表現の幅を広げ、収入の財源の安定感を狙うという考えもありますね。

また、HIP HOPは、コンピューターとターンテーブルがあれば、
Do It Myselfで完成出来る音楽です。
ミュージシャンが「社長」になって、
セルフプロデュース、セルフマネージメントを行いやすい
環境にある音楽であることは間違いないです!

さあ、今日聴くのは、美女と一緒に表舞台に立って
歌って、踊っているこの間にも、
しっかりレーベルの社長をやっているこのお方!

M. Empire State Of mind / Jay-Z feat. Alicia Keys

20140910_kameda.jpg
  
音楽本体からの、著作権収入が大幅に減少している中、
レコーディングバジェットなどもコントロールして、
コンサート収入など、全体をコントロールできる
歌う「社長」の存在が、今の時代を象徴しているのかもしれません!
 
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「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」、
明日は、2001年の9月11日から、13年…
僕、亀田誠治が、9.11について語ります

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STAFF| 13:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA