2014年09月17日

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 2)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第482回目のテーマは…

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 2)

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音楽の新しい聞き方、サイコーの楽しみ方? 「ハイレゾ音源」。
昨日は、「ハイレゾ音源」とは何か? という基本を勉強しました。
簡単に復讐をしておくと、ハイレゾ音源とは、
僕達アーティストがスタジオでレコーディングした時の、
その時の、音楽全体が隅々まで聞こえてくる、
素晴らしいサウンドだと、昨日は勉強しました!

今日もこの方にお話をうかがいます。
サウンド&レコーディング・マガジンの國崎さんです。

國崎:
よろしくお願いしまーす。

亀田:
今日は僕達、作り手にとってハイレゾ音源とはどんな意味があるのか、
國崎さんとお話していきたいと思います。
まず、アーティストがハイレゾ音源で自作をリリースする利点は
どういうところにあるんでしょう?

國崎:
「ホントはこういう音で作ったんだよ」っていう録れたての音を
リスナーに届けられることだと思います。

亀田:
ハイレゾ音源を提供するために、
アーティストにとって作る工程は変わるんですか?

國崎:
実は、これまでもずーっとアーティストの方は
ハイレゾで音楽を作っているんです。

亀田:
はい、そうなんです。
わかっているのに、聞いてしまったんですけど…。
僕はずーっと 96kHzサンプリング/24bitで収録しています。

國崎:
謎の単語ですが、要するに数字が大きれば大きいほど良い音で録れる。
数字が上がると細かい音が録れるんです。

亀田:
細かい音が録れて、全体の容量が大きくなる。

國崎:
ザルっていうと変ですが、編みが細かくて漏れない感じ。
編みが荒いと色んな物が逃げていっちゃうじゃないですか?
数字が上がると「全部すくい取れてるよ!」って。

亀田:
僕もかなり早い段階から96/24でレコーディングをしていて…
ちなみに東京事変では192kHzサンプリングで収録していました。
でも、これってミュージシャンにとっては試練で、
容量が大きいとコンピュータに負荷がかかるので
何トラックも用意できない。
アーティストにも演奏スキル、緊張感が求められます。

國崎:
僕、それはとても良いことだと思います。
最近のレコーディング機材は、何トラックも無制限に用意されている。
一回一回の演奏にかける集中力も落ちる。
ただ、トラック数が限られるとなると、一撃必殺!

亀田:
安心材料があって、リラックスした中で良い物が生まれることもありますが、
瞬間瞬間にしか生まれない音楽の素晴らしさを
アーティストは伝えなきゃいけないし、
これが出来るのは音楽のマジックだと思うんですよね。

國崎:
時代を、時間を超越していきますよね。

亀田:
昔の作品がハイレゾ音源になるじゃないですか?
これはどうして、こういう傾向が?

國崎:
CDというメディアが出来る前の時代に作られた音源であって、
CDをターゲットに作ってないんです。
アナログレコードがターゲットだったんですが、
その頃の録音って、CDよりもハイレゾリューションで録れていたんです。

亀田:
そうなんです。
アナログテープでレコーディングするときは
ザルの編み目が無いんですよ。
全体を隙間のないタライですくい上げることが出来るんです。

國崎:
その時代に作られたものって、物凄く良い音なんです。
それを今のハイレゾの方式でもう一度ディストリビューションしているのが
旧譜のハイレゾ化です。
でも、それだけじゃつまらないので、今の人達に頑張って良い音で、
良い音楽を作って欲しいなと思ってます。

M. LOVE IS BLIND / 平井堅(「Ken's Bar 鶚」より)

20140917_ken.jpg

國崎:
素敵ですね、これ!

亀田:
この空間、生の一発録りですが、ハイレゾならではの解像度で、
自分の弾いてた指の動き、平井堅さんの喉の動き…
「良い音で聴けるって素晴らしいなと思いましたね」
ハイレゾ音源の、これからの課題ってありますか?

國崎:
色んなフォーマットがあります。
あと、ファイルの形式も統一されていません。
多様性という面もありますが、
USB DACKを買ったとしても、フォーマットに対応しているのか。
そこは難しいですね。

亀田:
「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、
昨日と今日の2日間に渡り「ハイレゾ音源」というテーマでお送りしました。
教えていただいたのは、
サウンド&レコーディング・マガジンの國崎さん! ありがとうございました!

國崎:
ありがとうございました!

20140917_KUNISAKI.jpg

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さて…この番組「BEHIND THE MELODY」では
ラジオの前のアナタから、音楽に関するギモンを引き続きお待ちしています。
どんなに基本的なギモンでもOKです!
僕に聞きたいギモンは、この番組「BEHIND THE MELODY」のホームページから
送ってください!僕でわからない場合は今回のようにゲストを呼んじゃいます!

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『BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA』。
明日は… 来日公演直前! BOYZ II MENの魅力に迫ります。

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STAFF| 13:35 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA