2014年09月16日

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 1)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第481回目のテーマは…

ハイレゾ音源ってなんだ!?(PART : 1)

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ラジオの前のみなさんは、普段どんな音響機器、スタイルで音楽を楽しんでいるでしょうか? 
そして、今、最高の音質で音楽を楽しむ方法、「ハイレゾ音源」を知っていますか?今日と明日の2日間は、この「ハイレゾ音源」について勉強したいと思います!

そこで、講師には「ハイレゾ音源」に詳しい、この方をお迎えしました。
サウンド&レコーディング・マガジンの國崎さんです。

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亀田 : 國崎さん、巷ではハイレゾハイレゾと言われていますけど。

國崎 : 毎日誰かが言っていますよね?

亀田 : twitterとか見ててもそうですし。電気店でもハイレゾのコーナーがあったりとか…
まず、僕から直球な質問をしてみます。ハイレゾ音源っていったいなんですか?

國崎 : CDよりいい音質の音源と、ざっくりそう捉えていただければ合っていると思います。細かく言えば、「ハイレゾリューション」高解像度ですね。より細かな音が聞ける。

亀田 : レゾリューションというのは解像度ですね?

國崎 : はい。ハイレゾリューションがハイレゾになっています。

亀田 : 解像度が高いとどうなるんですか?

國崎 : 余韻とかが綺麗に聞こえる。

亀田 : 写真とか映像に置き換えるとわかりやすいですね。

國崎 : そうですね。デジカメでよく画素数って言ってたじゃないですか。あの画素数が大きくなったのと同じような感じです。

亀田 : 細かいところまで分解された音源が聞けるということですね。

國崎 : はい。

亀田 : そもそも國崎さんがハイレゾに興味を持ったキッカケはどういうところですか?

國崎 : 僕らはよく仕事柄ミュージシャンの方、エンジニアさんの方がスタジオで音楽を作っている現場に行く訳ですけれども、そこでやってるレコーディングっていわばハイレゾのレコーディングなんです。
みなさんCDを出すためにレコーディングしているんですけれども、作っている音そのものはCDよりもとっても良い音で録ってるんですね。そこで聞くと「これすごい良い音!」「これそのまま聞きたい!持って帰りたい!」と思っちゃうんです。

亀田 : 僕ら作り手もこのスタジオで鳴っている音、このままリスナーの皆さんに届けばいいのにっていつも思っています。ところが、今のお話だとCDになっていく過程で何かが失われていくっていうことなんですね?

國崎 : そうなんです。さっきの画素数のお話で言うと、画素数を決まった数まで落とさなくちゃいけないんです。

亀田 : たとえば写真を撮ったとする。それを友達にメールしなきゃってなって、写真のサイズどれくらいにしますかって聞かれますよね。あれの数字の低いほう軽いほうにしなきゃいけないってことですよね。

國崎 : 中くらいですね(笑)中にしてるみたいな感じです。でもみなさん写真撮る時は、そのまま送りたいなぁと思いますよね。でも相手の人に迷惑だったりしますよね。だから「んーじゃあ中で」という感じで送ってるのが今のCDです。

亀田 : CDの音を聞いていてもいい音だと思ってしまいますが、その先にはスタジオで録られたもっときめ細やかな音があるということですね。

國崎 : あります。もっといい音があるんです。

亀田 : このハイレゾ音源を聞くためには具体的にどうすればいいんですか?

國崎 : インターネットを使ってハイレゾ専門のサイトから音源を買うっていうのが一般的です。そうしますとまず音源は自分のコンピューターにダウンロードされます。一番簡単なのはハイレゾ用の外付けUSBを買い足してコンピューターに繋ぐということです。そうしてそのコンピューターにヘッドホンやスピーカーを繋ぐとハイレゾの音源が楽しめます。そういう機械のことを「USB DAC」と呼んでいます。Digital Analog Converterの略です。

亀田 : なるほど!ちなみにこれ価格っていうのは?

國崎 : ピンキリです!安いものは数万円。

亀田 : 安くて数万円!?

國崎 : 安いじゃないですか〜

亀田 : まぁでも、アーティストがスタジオで鳴らしている音がまさに目の前で聞いているような感覚で聞けると思えば、安い投資かもしれない。

國崎 : 一週間で、「あーなんか元取ったー」って気持ちになりますよ。

亀田 : ちょっとみんな聞いたー?じゃあ上の方は?

國崎 : 上の方はちょっと申し上げられません。

亀田 : それはどうしてそんな金額になるんですか?

國崎 : いろいろな匠の技が詰め込まれているんでしょうね。

亀田 : まぁ昔からオーディオの世界ってピンキリだと思うんですよ。まず最低でも数万円のUSB DACと。

國崎 : 安いからって悪い訳じゃあ全然ないんですよ。このデジタルとかハイレゾってアナログのLPの時代と比べるとオーディオ機器の差がそんなには出ない。出ますよ?出ますよ?でも、そんなには出ない。

亀田 : その出ますよ?出ますよ?っていう細かい所行きたい人が、言えない金額のもの買うってことでしょ?

國崎 : そうです。普通の人でしたら数万円でびっくりするくらい良い音です。

亀田 : これは体験してみたいですねー。ということでこのはやる気持ちを抑えられない僕は、國崎さんご推薦のこの曲ハイレゾで聞いたらスゴいよという曲を聞かせて頂きました!

M. Whole Lotta Love / Led Zeppelin

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亀田 : やっぱスゴいですね。当時のマスターテープを顕微鏡でのぞいているような。音の隅々まで聞こえてくる。

國崎 : これがラジオの向こうまで伝わってるといいなぁ。

亀田 : そうなんですよ。このラジオのフォーマットっていうのもあって、さっき言ったCDになる時に切り捨てなきゃいけないものと同じようなことが起きているんですね。
でも元の音が隅々まで聞ける感覚っていうのはラジオの向こうのみんなにも伝わったんじゃないかなと思います。
ちなみに今、Zeppelinの名曲を聞かせて頂きましたけれども、この他にどんなジャンルの音楽がハイレゾ向きですか?

國崎 : ハイレゾ向きっていうのは僕は言いたくはないんですけれども、需要があるのはやっぱりクラシックとかジャズとか綺麗な音楽。余韻感とか空間の感じとかがすごく表現されている音楽作品てありますよね。ああいったものがマッチすると言われていて、ユーザーもそういうものを求めている方が多いので、結構数がありますね。

亀田 : クラシック・ジャズ?その他は?

國崎 : あとは昔のロックですね。アナログでレコーディングされていたもの。それこそこの番組のテーマで往年のヒット曲が流れますけれども、ハイレゾ化されているので、聞くとまた新たな発見があって楽しいです。

亀田 : これは今後の展開が楽しみですね。この話の続きをもうちょっと掘り下げて明日またお伺いしたいと思います。というわけで「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」、今日は「ハイレゾ音源ってなんだ!?」というテーマでサウンド&レコーディング・マガジンの國崎さんにお話をうかがいました。

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STAFF| 14:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA