2014年09月30日

音楽プロデューサーとしての寺岡呼人(GUEST : 寺岡 呼人)

こんにちは!亀田誠治です。
BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA
この番組は、人々に愛される曲、
メロディの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、
どんな秘密があるのか?
毎日、レコーディングやライブで
音楽に接している、僕、亀田誠治が解き明かそう!
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリー。
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!


第489回目のテーマは…

音楽プロデューサーとしての寺岡呼人(GUEST : 寺岡 呼人)

====================

さぁ今日は、昨日に引き続きこの方をお迎えしております。
寺岡さんです!

寺岡:
よろしくお願いします。寺岡です。

亀田:
今日もよろしくお願いします。
昨日約束した通り、今日は音楽プロデューサー寺岡呼人を掘り下げていこうと思います。
ゆず、それから植村花菜ちゃんの「トイレの神様」など様々なアーティスト、
そして楽曲のプロデュース。
日本を代表する楽曲を手がけられていて、
僕たち出会って10年くらい経つけれども、
その間にも一作品が日本中を暖かく包んでいく様を何回も見ていて、
僕自身も嬉しい気持ちなんですけれども。
この質問は俺もよくされるんだけど、
プロデューサーの時の寺岡呼人というのはミュージシャンの時の寺岡呼人と違うもの?

寺岡:
ベーシストの時はたぶん全然違うんじゃないかなと思います。
これたぶん亀田さんと僕は大きく分けて似てるような気がする。
つまり、俺印にアーティストをはめる人と、
あなた印に花を添えるようにサポートする2つに別れると思うんですけれども。

亀田:
僕たちはあなた印?(笑)


寺岡:
そうですね(笑)もうちょっと花添えますよっていう。
僕もそのタイプかなと思うんですけどね。

亀田:
どういうキッカケでプロデューサーになった?

寺岡:
これはもう「ゆず
をデビュー前から紹介してもらって
デビュー作品が僕のプロデュースデビューみたいな感じだったんですけれども。

亀田:
その時はプロデューサーとして関わってくれっていうオファーだったの?

寺岡:
そうなんだ。

亀田:
僕はなかなかプロデューサーという肩書きがもらえなくて、自分で言ってましたよ。
プロデュースさせてください、とか。弱っちかったので。

寺岡:
昨日のベースの話で、
「はいお前じゃあベースやれ」っていうメジャーデビューの苦労も何もせず、
一ヶ月後にはレコーディングしてたじゃないですか。そういう意味では同じ(笑)
「はいこの二人組のプロデュースどう?」っていう感じで、
割とお膳立てされたかもしれないですね。

亀田:
たとえばしんどい時なんていうのはどうしてます?プロデューサーとして。

寺岡:
亀田さんもそうかも知れないですけど、
10年20年やってるとその対処の仕方も変わってきません?
基本的には平和主義(笑)

亀田:
ミートゥー!ミートゥー!ミートゥー!

寺岡:
どうしたいのかを僕らはサポートする側なので、
「一回原点に帰ろう、どうしたいんだっけ!?」ていう所をなるべく尊重するかなぁ。

亀田:
それは僕は呼人君と一緒にライブやイベントを作ったこともあったけど
そういう時に打ち合わせしてても呼人君はそういう話し方をしてきますよね
「こうしましょう!」じゃなくて「こうしませんか?」とか

寺岡:
そうですね、それが生きる術というか(笑)

亀田:
(笑)
すごいね!しなやか!

寺岡:
そうなんですよね、だから結構大物の方とイベントやる時も、
なるべく素晴らしいバンマスを1人見つけて全部お任せするという(笑)
こういうやり方ってうまくいく場合とうまくいかない場合も同じくらいあるというか、
俺印のほうが実は安定してるなって思うんですよね。

亀田:
そうかもね。

寺岡:
これは男女のように相性だと思います。
でもそれが音楽のまた一つの魅力だし。

亀田:
毎回同じようにはいかない、と。
なんだか今日お話してると合わせ鏡を見ているようで、
自分に向き合う時間になってきましたよ僕は。
亀田:
そんな呼人君がリスペクトしているプロデューサー、
またはキッカケを与えてくれたプロデューサーはどなたですか?

寺岡:
まず最近思うのは、この時代コンピューターで雰囲気はいくらでも作れるじゃないですか
だからよりその人がバンとレコーディングスタジオの扉開けて入った瞬間に
空気が変わるような、人間力の方が大事な気がするんです。
「モノ作る空気になった」みたいな。
それぐらい、テクニックから人の力みたいになってきたと思うんです。
そういうキッカケは、実は松任谷正隆さん。
JUN SKY WAKERの三年目くらいの時に、二曲プロデュースしてもらったんです。
その時に松任谷さんが僕らの曲を聞いて、最初に僕らに行った一言が
「この曲は何色かな?」って言ったんです。
それまで音楽に色って気にしたことなくて、
でもそれを聞いた時に僕の好きなユーミンは、
全部確かに色や風景があったなと思ったんです。
ドローイングじゃないですけど、この曲はこんな朝焼けのちょっと藍色かもしれない
というような、音を色としてイメージする。
そこから僕はすごく変わったような気がして。
「ゆず」やるときもそうですけど、色だったりとかその時の気温だったりとかを
すごい意識するようになりましたね。
特にユーミンのPEARL PIERCEっていうアルバムがあって、

亀田:
素晴らしいアルバム!一曲目から泣くぜー?

寺岡:
この時代一年で二枚出してますからね。すごくないですか?
でツアーもやってたわけじゃないですか。
そこでこの名作ができるっていうのが音楽のマジックだと思うんですけど。
捨て曲が一曲もない。
迷ったんですけれども、最後の曲に「忘れないでね」っていう曲があって、
真夜中に元カレかなんかに電話をしちゃうんだけど、
この真夜中の雰囲気が出ちゃうんですよね!

亀田:
コールするだけで出ないんだっけ?

寺岡:
コールするだけで切っちゃうんです。

亀田:
ストーカーだ!

寺岡:
ストーカーなんですよ。
で「3回鳴らして切ったら私からのサインよ」っていう、ストーカーなんですけど(笑)
これがシンプルなアレンジなのに、真夜中の空気を出してしまう。
これがある意味で僕にとっての最高のプロデュースなのかなっていう感じがしますね。

亀田:
なるほど、それでは聞いてみましょう。

M. 忘れないでね / 松任谷由実

20140930_yuming.jpg

亀田:
お聞きいただいたのは、松任谷由実で「忘れないでね」
そして呼人君も大尊敬するプロデューサー、松任谷正隆さんの作品ですね。

そんな、寺岡さん、4年振りのニューアルバム『Baton』を先週水曜日にリリースしました!
プロデューサーであり、ベーシストであり、そして歌も歌う寺岡さんがソロ作品を作る時、
プロデューサー目線ではどんな感じで作るんですか?

寺岡:
プロデューサーとしては、壊しにかかるというか
いくらでも遊べるじゃないですか。ある意味自分のワガママが通せる。
なるべく、壊すというイメージというか。やんちゃでいたいなっていう。
このアルバムで自分がどれだけやんちゃでいられるかどうかっていうバロメーターにしてるんです。
「なんか守ってるかな?ちゃんと遊んでるかな?」っていう。

亀田:
それは良い話だなぁ…
そして、寺岡呼人さん11月にライヴが決定しています!
東京は11月16日(日)Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
さらに12月からは全国を弾き語りで回るツアーも予定されています。
そして、今週の土曜日にタワーレコード渋谷店でトーク&ミニライブ!
握手会&チェキ撮影会!

寺岡:
やばい顔修正しないと(笑)

亀田:
すごいよコレ!
18:30から渋谷のタワーレコードで。

これからもお互い頑張っていきましょう!
末永くよろしくお願いします。
寺岡呼人さん!ありがとうございました!


寺岡:
ありがとうございました!

寺岡呼人

20140930_yohitoteraoka.jpg


♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪

亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど
最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 18:28 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA