2014年04月16日

レコードって本当に音がイイんですか?

こんにちは!亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

第401回目のテーマは…

レコードって本当に音がイイんですか?

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音楽を聴く時、みなさんはどんな方法で聞いていますか?
今はCD、または配信などのダウンロードで手に入れたものを聴くのが
ほとんどではないですか。もちろん僕もそうです。

でも、至るところで音楽通の人が
「やっぱり“音"はCDよりもアナログレコードの方がイイんだよね!

って言ってません?言われ続けてません?
では、「レコード」の本当の音って、どんな音なのか?
僕たちは、その実力をちゃんと聞く事が出来るのか?
その疑問に応えるべく、
今日はゲストの方をお招きして検証していきたいと思います。

株式会社エルプの竹内孝幸さんです。
よろしくお願いします!

竹内:
よろしくお願いします!

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亀田:
竹内さんの会社、エルプでは、レコードに刻み込まれている「本当の音」を
聴く事が出来るレコードプレイヤー、
「レーザーターンテーブル」を発売されているようですね?

竹内:
「本当の音」といいますか…
「レコード盤に刻まれた当時のアーティストたちの息吹」を再生できます。

亀田:
簡単に、レーザーターンテーブルの仕組みを教えてください。

竹内:
レコード自体はレコード針で再生されるように出来ていますが、
針の代わりに光を当てて、5本のレーザーの柱で再生していくんです。

亀田:
すべての信号を光で追っていく仕組み、ということですね。
…ちなみにお値段は?

竹内:
今販売している、EP/LPが再生できるモノで、税別 123万円です。

亀田:
123万円…税別…?

竹内:
安いですね(笑)

亀田
えええぇぇぇえぇ!!!
みんなびっくりしましたよ!123万円の税別!
これは"安い"と感じられる音がそこにあるということですね?

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竹内:
もちろんそうです。
自身を持って、私は言い切ります。

亀田:
竹内さんなりの、ありのままの音…良い音の定義とは?

竹内:
いろんな形で「良い音とはなんぞや」ということで、
最近はハイレゾ音源など言われていますけど、
僕にとって良い音とは作品が作られた当時のアーティスト、スタッフの想いまで
伝わるようなリアルな生々しい、心が動くような音。
それが僕はやっぱり、良い音だと思います。

亀田:
今、竹内さんがおっしゃっていたことって、僕達がスタジオで、
『今鳴っている音、アーティストが歌っている歌、空気感をどれだけ伝えられるか』
という気持ちそのものなんです。
では、実際CDの音と、レーザーターンテーブルで再生したアナログ盤の音は
どれだけの違いがあるのかを聴き比べをしてみよう!ということで、、、
僕が大好きな曲で、BEATLESのジョージ・ハリスンが作った
「Here Comes the Sun」
って曲があるんですけど、この曲を聴き比べてみたいと思います。

まずレーザーターンテーブルを使ったアナログ盤から…

♪(M. Here Comes the Sun / ジョージ・ハリスン)※レーザーターンテーブル


ポール・マッカートニーのベースが活き活きしてますよね。
あと、アコースティックギターの弦にピックが当たる音がよく聞こえてくる。

じゃあ、CDと比べてみましょうか…。

♪(M. Here Comes the Sun / ジョージ・ハリスン)※CD

確かに、レコード盤の「プチプチ」といったノイズは無くてクリアですけど…
レーザーターンテーブルと比べると、
なんだか奥行きが無いというか、コクがない感じがしますよね。

こんなに違いがあるんですね!

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竹内:
今聴いていただいたBEATLESの楽曲は当時、
アナログレコードしかリリースされていませんでしたけれど、
元々CDのフォーマットっていうのは、下は20ヘルツ。
上は2万ヘルツの間で音が放たれているわけなんですけど、
レコードはそれよりもフォーマットが一回り大きいんです。
レーザーターンテーブルは、下は10ヘルツ。
上は2万5000ヘルツまではほぼフラットな状態なんですね。
ですからレーザーターンテーブル側で音をいじることは一切せず、
当時のBEATLESのメンバー、そしてスタッフの方々が吹き込んだ状態のものが
CDよりも大きな周波数特性で出てくる。

亀田:
僕達は20数年前、CDが世の中に出た時に、
「なんてクリアで生々しくて良い音なんだ!」と思ったけれど、
今竹下さんがおっしゃったように、CDに記録されている音源は
人間の耳に聞こえる範囲以外は切り捨てられるんですよね。
例えば、テストで出る重要点を押さえているのが、CDの音源。
でも、今回のレーザーターンテーブルは実際の音源はアナログ盤だけど、
光を当てて拾っていく…。
今僕たちが音楽に必要としてくれている“足りないもの"を
技術が支えてくれているという機械のような気がしますね。

竹内:
まさしく、針は溝に接触して、隙間がないんですね。
レーザーターンテーブルの場合には、何ミクロンかの隙間がありまして、
まさしく「空気を読んでいる」んです。
僕と亀田さんが一緒に吸っている空気を通過して音信号を拾う…
人間らしさというんですかね。同じ音が出ない。

亀田:
まさにタイムカプセルのような再生装置なんですね。
それで、今日僕はラジオの向こうの皆さんに聴いていただきたい曲がありまして。
荒井由実さんの「ひこうき雲」という、
去年 映画「風立ちぬ」で使用されてもう一回脚光を浴びた曲。
大抵の方はCDで聴いていらっしゃると思うんですけど、
今日はアナログ・レコードの音で聴かせていただきたいと思います。

M. ひこうき雲 / 荒井由実
(レーザーターンテーブルでオンエア)

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亀田:
荒井由実さんの喉のヒダの動きが見えるような…
ベースの細野晴臣さんの一拍の間が見えたり…。
僕はこの曲大好きで、何百回も聴いてきてますけど、
今まで聴こえてこなかった…多分その時スタジオでなっていた音が…
本当に、タイムカプセルですね。
素晴らしい音楽を有難うございました!

「自分の持っているレコードライブラリーを良い音で聞いてみたい!」

「レーザーターンテーブルについて知りたい!」と思った方、
竹内さんに相談してみてはいかがでしょうか?

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「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」。
今日は、「レコードって本当に音がイイんですか?」と題して
株式会社エルプの竹内さんにいろいろとお話をうかがいました。
ありがとうございました。

竹内:
ありがとうございました。

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株式会社エルプ

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STAFF| 12:38 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA