2014年04月24日

世界を舞台に活躍するアーティスト : 松本孝弘(PART 2)

こんにちは!亀田誠治です。
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。

この番組は、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されているのには、
一体どんな秘密があるのか?
毎日レコーディングやライブで音楽に接している、
僕、亀田誠治が解き明かそう! 
そんな番組です。

普段何気なく聞いているアノ曲、
昔から耳にしていたヒット曲の知られざるストーリーは、
今の音楽シーンとどんなつながりがあるのか? 
僕と一緒に探っていきましょう!

第406回目のテーマは…

世界を舞台に活躍するアーティスト : 松本孝弘(PART 2)

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さぁ、昨日に引き続き、スタジオには
4月30日にニュー・アルバム
「New Horizon」をリリースする
松本孝弘さんをお迎えしております!

松本:
こんにちは、松本孝弘です。よろしくお願いします

亀田:
昨日に引き続き、有難うございます!
少し前のお話になりますが…
松本さんは2011年に、
ラリーカールトンと作ったアルバム【TAKE YOUR PICK】で
第53回グラミー賞最優秀ポップインストゥルメンタルアルバムを
受賞されました。
あの出来事は僕達が夢を観させて頂いたような…
当時J-WAVEでもグラミー賞の模様を中継していたんですが、速報で!
「松本さんがグラミー賞を獲ったぞー!」って大騒ぎでした。

松本:
僕は後でテレビのニュースでやっているのは
見せて頂いたんですけど、
その後も、しばらくアメリカに居たので…。

亀田:
日本に帰ってきた時、どうでした?

松本:
翌日から、何も無かったかのように
B'zの新しいアルバムの
レコーディングをしていたので…(笑)

亀田:
(笑) そうなんですね!
【TAKE YOUR PICK】、僕の愛聴盤で…
お二人のギターは、本当によくハモっていて…。
素晴らしいアルバムなんですよね。
なんだか、人間味があるんです。
はみ出るところは出て、盛り上がりはあるし、
そうかと思えば、
相手がソロを取るときはしっかり譲ったり。
音楽のコミュニケーションが成立するんだなぁと。

松本:
これは本当に、ラリーさんの大きな胸を借りて
演奏させていただいたという感じですね。

亀田:
これって、インストゥルメンタルの良さもありますよね。

松本:
そうですね。
僕はよく言っているんですけども、
歌ものが映像だとしたら、
インストゥルメンタルは本、原作というか。
読んで、聞いてイメージしてもらう。
歌詞は、直接的なインパクトにもなるし。
原作というか…、
今は本が映像作品の原作だったりするじゃないですか。
そんか感じかなと思うんですけどね。

亀田:
以前この番組でも、
ラリー・カールトンさんの『ROOM 335』をかけたんです。
僕、ベーシストですが、ギブソンのギター"ES-335"を持ってるんです。
あのセミアコースティックギターの響きが好きで…。
「ハンバッカーと言えば、この曲を聞いてくれ!」
といって、ROOM 335をかけて。
僕はリアルタイムで
クロスオーヴァー・フュージョン小僧だったんです。
松本さんもそうだったんじゃないですか?
ラリーさんは、
クルセイダーズに加入している時から好きで。
高校生くらいの時、自分の楽器を持って、
とにかく上手くなりたくて、
クロスオーヴァーミュージック、
フュージョンミュージックを弾いていました。

松本:
僕も聴いてましたね。
僕は当時、ハードロックばっかり聴いて、
バンドでもやっていたんですけど、
やっぱりラリーさんの当時のアルバムは聴いたり、
コピーしたりしてましたよね。
で、一緒に【TAKE YOUR PICK】を作った時に、
ハモリのニュアンスがよく合うんですよ。
「僕、やっぱり学生時代に相当、ラリーさんに影響受けたんだな」
っていうのを、自分で再認識しましたね。
ビブラートの波とか、
すごく影響受けてるんですよ、きっと。

亀田:
ピッタリ揃いますもんね。
音色自体もハモってる。

松本:
デモを自分で聴いていても、
「あれ?どっちが俺のパートだったっけ?」
って本当に思ったくらい。
ちょっとおこがましいですけど…。
でも、本当にそれくらい影響を受けて、
ラリーさんのニュアンスに合わせていたんですね。

亀田:
音楽の魂が引き継がれる、素晴らしい瞬間ですね。

M. TAKE FIVE / TAK MATSUMOTO

20140424_ThousandWave.jpg

亀田:
TAKE FIVEをお聴きいただきましたが…
フルートとギターのユニゾンがゴキゲンですね!

松本:
ありがとうございます。

亀田:
フルートの響きを良くするために…?

松本:
Eフラットマイナーに、キーを半音下げたんです。
ギターの弦も全部半音下げて。

亀田:
そうやって生まれる、
ちょっと気だるいアンニュイなニュアンスが…!

松本:
そうですね、
ゆるくなる分ね!

亀田:
JAZZのスタンダード、「TAKE FIVE」を
あえてカヴァーしようとした理由はあるんですか?

松本:
実はこのアルバム【NEW HORIZON】を一昨年の11月くらいから、
空いた時間にちょこちょこ録っていたんですね。
オリジナル曲で始めていたんですけども、
自分の行きたいところがよくわからなくなっちゃって。
で、カヴァーをやろうということで何曲かやった中の一曲で。
この曲は、最初に出したソロアルバムで演奏しているんです。
「いま演奏したら、どんな感じかな?」と。

亀田:
自分自身の歩みを辿れるという意味でも、
スタンダード楽曲というのはパワーがありますよね。

松本:
曲としても名曲ですからねぇ。

亀田:
松本さんの関わった曲を聴いていると、
ギター少年の様な松本さんの画が見えるんですよね…。

松本:
本当にそうですね…。
歳はとりましたが、その気持ちは変わらないっていうか、
もっと欲深くなりますね。
もっとやってみたいことが出てきて。

亀田:
ミュージシャンとして、ギターを弾くときの心構えとして、
一番大切なことはなんですか?

松本:
月並みだけど、やっぱり"楽しむ"。
やっていて楽しいことをやった方が良いですよね。
気に入ってないのに、弾いても面白く無いだろうし。
練習とか、あまり堅苦しく考えないで、
「好きだから触っていたい!」
みたいな感じで良いと思いますけどね。

亀田:
素敵ですね…。
必然的に、楽器と一緒に、
友達になっている時間も長くなるし、
楽器も絶対に鳴ってきますもんね…。
すべてのミュージシャンへの
暖かいメッセージになると思います。

というわけで、松本さん!
2日間に渡って素敵なお話をありがとうございました。
僕自身、勇気が湧きました。

松本:
こちらこそ、ありがとうございました。

亀田:
世代も近いので、一緒に何か、
良い音楽を作っていければと思います!

松本:
ぜひ!本当に。

亀田:
「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」。
昨日と今日のこの時間は、松本孝弘さんをお迎えしました。
どうもありがとうございました!

松本:
ありがとうございました!

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STAFF| 13:22 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA