2012年09月13日

アーティストが知りたい“音楽のヒミツ”ASIAN KUNG-FU GENERATION編

「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」…
古今東西、人々に愛される曲、
メロディーの裏にはいったいどんなストーリーがあるのか?
そして、その曲が愛されるのには、どんな秘密があるのか?
毎日音楽と向き合っている、亀田誠治が解き明かしていきます!

第92回目のテーマは…

「アーティストが知りたい“音楽のヒミツ」

はい、この番組「BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA」では
ラジオの前のアナタから、「音楽に関するギモン」を募集していますが、
アーティストからも、質問をいただいています。
今日質問してくれたのはASIAN KUNG-GENERATION!

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フェスで一緒になったり、スタジオが隣同士だったり
共通のミュージシャンがたくさんいたり、
何よりも、僕自身がアジカンの音楽が大好きなんです!
それでは… 【アジカンの皆さん】から届いた音楽の疑問、
紹介しましょう。

<ASIAN KUNG-FU GENERATIONの質問>
 ぶっちゃけてね…。
 「プロデューサーってどういう仕事ですか!?」
 という疑問があります。
 僕、後藤も最近、プロデューサーみたいな仕事を頂くのですが、
 イマイチその役割が、難しいというか…。僕がやっているのは、
 ほぼディレクターの役割で、良いテイクを選んだり、
 「ちょっとここを整理したほうが良いよ」とか言う構成というか…。
 もちろんバンドやアーティストによってやり方は違いますが…。
 亀田さんは、それぞれの人によって違うとは思いますが、
 一般化すると、どういう役割で
 どういうことをしているのかを知りたいです。
 うちのバンドのベースの山田貴洋も以前、
 プロデューサーをやりましたけど、
 僕、後藤よりもアレンジャーなニュアンスでやってたよね。
 僕も自分でプロデューサーって名乗っていいのかという迷いもありつつ、
 僕は人にプロデューサーだよね!?
 と言われると「ディレクション」という言葉で
 濁しちゃうんですけど…。
 その辺のお話を聞かせていただけると嬉しいです。

プロデューサーって、ぶっちゃけ何ですか?
これはラジオの向こうのみなさんも
きっと知りたがっていることじゃないかな?

突っ込んで・・・お答えしましょう!

◆プロデューサーはチームリーダーです。
 作品をよくするために、選ばれたリーダー。
 作品をよくするためなら、なんだってやるリーダー。
 あ、別に怖くなくてもいいんです(笑)
 業界用語知らなくってもいいんです(笑)
 都度都度、方向性を見ながら、
 アーティストの背中を押すのがプロデューサーです。

◆そして、プロデューサーはアイディアマンです。
 この曲をこんなアレンジにしよう。
 こんなテーマを歌った歌詞にしよう。
 この歌詞にこのサウンドはちょっと軽すぎないか?とか、
 あのアーティストとコラボしてみれば!?とか。
 ジャケットのデザインはあの人に頼もうとか、、

 などなど、作品を良くするために、
 自分から、どんどんアイディアを出します。
 アイディアも絶対的権限みたいな堅苦しいものじゃなく、
 根っこにある方向性がブレなければ
 どんでん返し系の事件が起こっても、柔軟に対応すると
 頼れるプロデューサーだなぁ。
 
 あ、僕もよくあるんだけど(笑)
 自分のアイディアが却下されたときも(ガーン)
 違うパターンを提案したり
 また、人のアイディアのいいところを
 素直に受け入れられる
 無邪気さも大切ですね。

アイディアといえば、アレンジもプロデュースの重要な要素です。
楽曲という生まれたての、赤ちゃんに
どんな衣装を着せようか、、
楽曲というとれたての素材に
どんな味付けをしようか、、
とても大切な仕事ですね。
でも、プロデューサーは
アレンジ自体を自分でやらなくてもいいんですよ。
得意分野の人を呼んで
トラックを作ってもらってもいい。
そんなプロデューサーの方も沢山います。
とにかく大事なのは
アイディアを出し、
作品の方向性を見据えて
最初から最後まで、どんなときも
作品と一緒に歩んでくれる
コーチになるということなんですね。

たとえば、スタジオで、いろんなアイディアが出た時
その中から、みんなで共有できる
一番いいアイディアを選び出す。
「これでいこう!」
「これはイマイチ!」って
判断できることが大切です。
だからプロデューサーがいると
レコーディングがはかどります。
レコーディングが楽しくなります。

◆あ、それから、プロデューサーは応援団長です。
 たとえば、『アジカンの後藤正史プロデュース』って聴くと
 なんとなくその曲の「サウンド像」が見えるでしょ。
 これが大切ですね。
 その人自身の積み重ねてきた音楽が
 言葉じゃなく、音そのもので
 アーティストの背中を押して、
 その音楽を輝かせれば
 それは、間違いなく、一流のプロデューサーです!

さあ、今日は
プロデューサー&ギタリストのナイル・ロジャースが
(バーナード・エドワーズ、トニー・トンプソンという)
CHICのメンバーと一緒に作り上げた、
痛快でファンキーなこの曲を聴いて
プロデューサーのパワーを感じとってください。

M. I’m coming out  / Diana Ross  

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(曲ジメ〜)
このギターのカッティング、いきいきとした演奏、
のびのび歌うダイアナ・ロス!
新しい時代に飛び込んでいった、
ダイアナ・ロスの背中を押す
素晴らしいプロデュースですね。
ナイル・ロジャースは天下一品の応援団長です!

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世の中のベーシストの皆さんにスポットライトがあたる
素敵なお知らせです!

第1回亀田杯ベース選手権大会を開催します!
明日のベース界をしょって立つ
全国のスゴ腕ベーシストを集めたコンテストです。
僕、亀田誠治の愛ある審査基準により、グランプリを決定します!

グランプリを取ると
最終審査であなたがプレイした自由曲のベースラインを
僕がプロデュース!
そして、僕のオフィシャルホームページ「亀の恩返し」で配信します!!

審査は課題曲と自由曲の2段階。
詳細はWeb「亀の恩返し」をチェックしてくださいね。

課題曲の〆切は2012年9月24日(月)。
あなたのご自慢のプレーを僕に聴かせてください!
待ってます!

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亀田誠治オフィシャルサイト『亀の恩返し』では、
動画やリリース情報などなど最新情報が載っていますので、ぜひチェックを!

STAFF| 13:33 | カテゴリー:BEHIND THE MELODY 〜FM KAMEDA