自由が丘で2014年09月29日

最初に言っておくが
東横線の自由が丘ではない。

韓国・ソウルの架空のCAFÉ「JIYUGAOKA」を
舞台のひとつに描かれた「自由が丘で」。
そうだ、決して舞台の中心ではないのだ。

主演は加瀬亮だが、
監督・出演陣そして製作陣全て韓国人という韓国映画。
加瀬亮は韓国語をしゃべれない日本人の設定で
劇中は韓国人達と英語でコミュニケーションを取る。
勿論日本語の台詞は無いに等しく、
一風変わった恋愛映画だ。


熱愛・片思いの韓国人女性「クォン」に会いに、
韓国に降り立った主人公「モリ」。
留守がちの「クォン」に渡った
「モリ」の長文日記のような手紙は
彼女が誤って落してしまって、拾ったときは
ページの順番がバラバラになってしまうのだが、
映画はその順不同になった手紙と同じく
ストーリーが順不同で描かれる。

といっても決して難解なエピソードは無く、
一途な主人公のソウルでの日々を淡々と映し出す。


本作は67分という、
映画としては中途半端に短い作品なのだが、
そのなかで充分に主人公の心象描写がされているから
物足りなさは無い。
そして映画が進むうちに
劇中に同化していく自分に気付く不思議な作風に
僕はハマった。
なんか癖になる映画だった。

自由が丘で
12月13日公開です。

staff| 16:48 | カテゴリー:

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