王道を行くサッカー青春映画「GOAL!」2006年02月22日

Jリーグの開幕も3.4に迫る中、
今度の日曜日はZEPP TOKYOで音楽とサッカーのコラボ・イベント!
倖田來未他のライブやゲスト参加の浦和レッズ岡野・鈴木両選手etc、
内容はかなり期待してもらってよさそうです。
前売り完売も、当日券を少し出せそうなのでチェック!

と、サッカーの話題豊富なJ-WAVEだが、
FIFAが公認した映画「GOAL!」は面白い!!

主人公はロサンゼルスで家族と暮す不法入国メキシコ人青年。
彼のサッカーテクが英国人サッカー関係者の目に留まり、
夢の実現に向けて多くの困難を乗り越えストーリーはバンバン進んでいく・・・・
という超判りやすく、展開が読める作品なのだが、とってもよく出来ている。

物語自体は主にイングランド・プレミア・リーグの名門
ニューカッスル・ユナイテッドを舞台にしていて、
実際のスタジアムや練習場での本気な試合や練習風景を大フィーチャー。
さらに本物の有名選手達も多数出演しているのだが、
中でも90年代のイングランド代表の中心選手で
Mr.ニューカッスルのアラン・シアラー!
これがわかって嬉しい人達にはかなり満足できるレベルの本格的サッカー映画だ。

ちなみにこの「GOAL!」は3作目まで今年中に作られるそうで、
3作目はドイツ・ワールド・カップで撮影するそうだ。

STAFF| 07:47 | カテゴリー:

明るいオタク兄弟話「間宮兄弟」2006年02月15日

江國香織/原作、森田芳光/脚本・監督。
これで強い興味を持って見たのだが、普通に面白かった。
この「普通に面白い」というのは、この手の作品については絶賛に近いかなあ。

まったく性格の違う、しかし揃ってオタクな2人兄弟が主人公のこの映画。
兄は佐々木蔵之介、弟はドランクドラゴンの塚地武雅という配役。
キャラ設定が2人とも普通にオタクで純朴というモノだが、
これがハマッていてホンワカと良い味を出している。
そして田舎に住む母親役がなんと中島みゆき!出番は少ないがこれは名演だ?!

さて東京で2人暮らしの、とっても仲が良くて何をするのも一緒な兄弟。
オタクなだけに勿論女性には奥手で、しかしお気に入りの女性と何とかしたくてホーム・カレーパーティやら浴衣モノポリー・パーティ?を企てるのだが、そこで登場する女優陣が美しくカワユイ人揃いで、おっさんの僕はニンマリだ。ホント美人揃いの女優達!これは監督の主張なのだろうか・・・うれしい。

基本的にはコメディで、ストーリーは普通の人達の普通の日常での何気ない出来事を色々と重ねていくのだが、見ている側も一緒に日向ぼっこをしているような温かみを感じられて心地よいし、ほっとする。
用意されている笑いの壺は決して大技ではなく、人それぞれの受け取り方ができるものだから、試写室での笑い声も色々な場面で散発的に起こっていた。

以前も書いたように、最近重苦しい作品が多いので、こういったタイプの映画は大事だなあ。
公開は5月らしいです

STAFF| 05:09 | カテゴリー:

秀作「トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男」2006年02月14日

これはとてもコアな音楽ファン向け、しかし重要人物をドキュメントした作品だ。

トム・ダウドは既に02年に他界しているアメリカの音楽プロデューサー。
元々はレコーディング・エンジニアとして40年代から60年代にかけて数多くの名作に係っていた人で、ディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク、レイ・チャールズ、ジョン・コルトレーン等それは音楽史に名を残す大物多数!
アーティスト達との信頼関係から、その輪はオーティス・レディング、アレサ・フランクリンとドンドン広がり、役割もエンジニアからプロデューサー的なものになっていく。

クリームの大ヒット曲「サンシャイン・ラブ」のリズム・パターンを生み出したり、ウィルソン・ピケット、ベンEキングらのヒット曲も手掛けたりと、扱うジャンルも無限に広く、裏方ながら音楽界の重鎮としての地位を高めていったトム・ダウド。
そんな彼が70年代に入り彼がプロデュースしたのが、
エリック・クラプトン(正確にはデレク&ザ・ドミノスというバンド)の
不朽の名曲であり名アルバム「いとしのレイラ」だった。

このドキュメントはこのレイラをハイライトに、
彼の数え切れない偉業の数々を生前の本人やクラプトン、オールマン・ブラザーズ他の証言をちりばめながら進んでいく。

こんなドキュメントを作っていたという事実が凄いし、日本公開されるのも凄い!
正直、万人には薦めないが、洋楽ファンで彼の名前を知っている人は
気にしてくれるとうれしいです。

今週はレミオロメンNHKホール2DAYS!の
J-WAVEのヒロシでした。

STAFF| 03:33 | カテゴリー:

硬派な放送ジャーナリズム映画『グッドナイト&グッドラック』2006年02月09日

第78回アカデミー賞で主要6部門ノミネートと、俄然注目を集めている
『グッドナイト&グッドラック』を見た。

物語は1950年代のアメリカCBSテレビでの実話を基に作られていて、
主役はひとりのニュースキャスター、そして彼と共に闘った報道番組製作者達。
当時いわゆる‘赤狩り’で全米は震撼していたのだが、言われなき疑惑で職を解かれようとしていた空軍兵士問題を彼らは番組で真っ向から取り上げ、空軍司令官・CBS上層部からの圧力にも屈せず真実の追究にジャーナリスト生命を賭けたのだった。
結果としてスポンサーは番組から降板し、ライバル・メディアからは濡れ衣を着せられ・・・と散々な目にあうのだが、男たちは怯まず突き進む。

これはジョージ・クルーニーの監督第2作。
父がニュースキャスターだったクルーニーにとって、この実話は特別な意味をもっていたようで、制作費を捻出するために自宅を抵当に入れようとした程、さらに自身の出演作「シリアナ」の撮影での負傷がいえぬ間に撮影に突入したほど、彼はこの作品に入れ込んでいたそうだ。

全編モノクロで、当時の実際のニュース映像をふんだんに使った本作は確かに緊張感にあふれている。 
そして正義とは何か?ジャーナリズムとは何か?という簡単ではない問いを観客に投げかける。
難しい・・・答えはなかなか見つからない・・・しかし普遍的に放送人たちが悩むこのテーマを是非共有して欲しいと僕は思った。

ノミネートは以下。発表は日本時間で3月6日だ。
★作品賞★監督賞(ジョージ・クルーニー)
★主演男優賞(デヴィッド・ストラザーン)
★脚本賞(ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ)
★撮影賞★美術賞


公開は5月 ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズほかだそうです。

STAFF| 11:04 | カテゴリー:

ヴィム・ヴェンダースとジム・ジャームッシュ2006年02月07日

週末、広島までレミオロメンのツアーを追っかけたJ-WAVEのヒロシです。

その楽屋のスタッフ・ルームに何気なく飾られていたのが、
ヴィム・ヴェンダースの新作「アメリカ、家族のいる風景」のフライヤー。
飾りたくなるのが判る秀逸なデザインで、マスコミ向け招待状などの宣材物も
抜群にセンスが良い。

ストーリーは〜
主人公の初老男性が自分に二十歳過ぎの息子がいることを知り、
その子供探しに出かける・・・というもの。
その子の母親役のジェシカ・ラングがとても印象に残った秀作だ。

そして時を同じくして公開されるジム・ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」。
ストーリーは〜
中年男の主人公が、彼が知らない19歳の息子がいることを告げられる。
その存在を確かめに20年前に付き合っていた5人の女性達に会うため
渋々旅に出る・・・というもの。
その5人の内の一人を、やはりジェシカ・ラングが演じている。

偶然とはいえ、コアな映画ファンから絶大な人気の二人の監督の新作の
導入部分のモチーフと助演女優がいっしょなのに驚いた。
勿論作品としては全然違うものに仕上がっているけどね。

僕は正直この2名の旧作もちゃんと見ていない素人映画ファンなのだが、
2本とも雰囲気ある作品で、クリエイター系の人達からは高い評価をされるだろう。
気になった人は是非チェックを!

STAFF| 05:12 | カテゴリー:

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