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2019年01月12日

BOOK STAND 三省堂書店神保町本店の新井見枝香さんが登場!

WEB本の雑誌とのコラボ企画『BOOK STAND』。

今週は三省堂書店神保町本店の新井見枝香さんが登場。

"本屋の新井"という講談社から出ている本が話題!

「本屋の新井」は書店員が書いた本屋にまつわるエッセイということで、
本好きにはたまらない話が満載です。
BOOKSTANDでは新井さんが最近気になった本を3冊紹介してくれます。
今夜はその2冊目です。


気がつかされる1冊
今夜ご紹介するのは、ヤマシタトモコ 違国日記です。
これは漫画で3刊まで出ていて完結はしていない。
中学生の女の子の朝がある日突然両親を事故で無くしてしまう。
そこで誰が朝を引き取るかとなった時に、やっぱり面倒な事は避けたいから可哀想と言いつつ誰も引き取らなかった。
そこに朝の母親の姉妹が槙生という小説家。結婚もしていなく子供もいない。
しかし一定の収入があるので朝を引き取る事に。

そして朝が高校生になった時に、クラスメイトに聞かれる前に自分自身から亡くなった事を話してしまう。そして今一緒に小説家の叔母と一緒に住んでいる事も同時に話してしまう。
これは本当は話さなくてもいいこと。しかし朝は小説家と住んでいるということが凄い、少しでも注目して欲しいという思いで話してしまう。

そして家に帰って槙生に学校での出来事を話す。
すると槙生は、"一緒に住んでいる人とかそばにいる人が目立っているからと言って、自分が目立っている事ではないよ"という。
人に良く思われたいから他人を使うとか、自分の皆んなに言った事に対して言葉の裏にある恥ずかしい感情など気がつかされるような事を槙生は度々言う。
読んでいるとどこか心に刺さるような事も多いが、
すごく為になる事が多い1冊。

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BOOK BAR staff| 22:24 | カテゴリー:BOOK STAND


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